Science/Research

癌幹細胞の遺伝子活動を変える薬剤を送達するナノボム

December, 18, 2015, Ohio--

オハイオ州立大学コンプリフェンシブガンセンター(OSUCCC-James)の研究チームは、近赤外レーザ光を受けて膨らみ破裂するナノ粒子を開発した。  そのような「ナノボム」は、生物学的障壁を克服する可能性がある。そのよう […]

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imec、200nm GaN-on-Si技術、製造間近

December, 18, 2015, Leuven--

imecは、IEEE国際電子デバイス会議2015(International Electron Devices Meeting 2015)で、最適化された低分散バッファデザインを特徴とする3つ新しいAlGaN/GaNスタ […]

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隠れた物体をリアルタイムで追跡するレーザ測距システム

December, 17, 2015, Edinburgh--

ヘリオットワット大学(Heriot-Watt University)のエクストリームライトグループが開発したカメラシステムは、周囲の壁を見て隠れた物体をセンチメートル精度で検出し、その動きを追跡することができる。  同大 […]

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テラヘルツ波でコンクリート鋼橋外ケーブルの被覆PC鋼線を可視化

December, 17, 2015, 仙台--

東北大学大学院工学研究科の小山裕教授の研究グループは、光と電波の特徴を併せ持つ新しい光「テラヘルツ波」の光源を独自に開発し、それを用いて、エクストラドーズド橋等の樹脂被覆された外ケーブル内部の見えないPC(prestre […]

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ギガフォトン、EUV光源で出力108W、24時間の安定発光に成功

December, 17, 2015, 小山--

リソグラフィ光源の主要メーカー、ギガフォトン(Gigaphoton)は、現在開発中のEUVスキャナー用レーザ生成プラズマ(LPP)光源のプロトタイプ機において、エネルギー安定性平均0.5%以下にて、ロジック生産適用可能レ […]

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複屈折ベースの新しい診断法でマラリア、HIVなど素早く検出

December, 16, 2015, Zurich--

Raffaele Mezzengaをリーダーとするチューリッヒ工科大学(ETH)の研究チームは、新しい診断法を開発した。それは、光の偏向状態を変える物質の能力、複屈折をベースにしている。この方法により、世界中の医師は、マ […]

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マイクロLEDを使用したプローブで神経経路をマッピング

December, 16, 2015, Ann Arbor--

ミシガン大学の研究チームは、神経細胞サイズの発光ダイオード(LED)の助けを借りて脳のニューロン経路の秘密を明らかにしようとしている。  研究チームは、最小と考えられるLEDを持つ神経プローブを作製し、マウスでテストした […]

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量子もつれ光を用いた、超高分解能光断層撮影技術を開発

December, 16, 2015, 京都--

京都大学、物質・材料研究機構、名古屋大学の研究グループは、量子もつれ光を用いた2光子干渉により、分解能0.54µmに相当する2光子量子干渉縞を実現、また、群速度分散耐性を実証した。  この研究成果により、光断層撮影技術の […]

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豊橋技工大、魚の鮮度を非破壊センシング

December, 15, 2015, 豊橋--

刺身や寿司など、生魚を食べる日本では、冷凍前に水産品の最初の鮮度を知ることが大きな課題になっている。  魚の鮮度を判断する通常の方法は、ヌクレオチド化合物の化学分析をベースにしたK値計算によるものであるが、この方法は非常 […]

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ファイバベースの干渉計実験に温度の影響を受けないPBF

December, 15, 2015, Ann Arbor--

サザンプトン、オプトエレクトロニクス・リサーチセンター(ORC)のコヒレント光信号とマイクロストラクチャファイバグループは、NPLの時間&周波数グループと共同実験を行った。ここでは、温度変化などの環境変動に非常 […]

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100Gbpsネットワークを高効率利用するTCP通信技術を確立

December, 15, 2015, 東京--

東京大学大学院情報理工学系研究科、平木敬教授らの研究グループ、WIDEプロジェクト、NTTコミュニケーションズと国内外のネットワーク機関による国際共同チームは、超高速科学技術データ通信・利用研究の一環としてTCP通信を超 […]

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NIST、光散乱場技術でコンピュータチップを計測

December, 14, 2015, Gaithersburg--

NISTの研究チームは、標準のレンズを通して見る技術と散乱場イメージングという技術を統合した新しい顕微鏡を使って検査に使用する光波長(450nm)よりも30倍小さなSiウエハ上のパターン化された特徴を正確に計測した。   […]

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市販の深さセンサの解像度を1000倍上げるアルゴリズム

December, 11, 2015, Cambridge--

MITの研究チームは、光の偏向を利用することで従来の3Dイメージングデバイスの解像度が1000倍向上することを示した。  この技術は携帯電話に組み込まれる高品質3Dカメラ、また対象物をスナップショットして3Dプリンタによ […]

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太陽光をエネルギーに変えるカラフルビルディングが可能に

December, 10, 2015, Washington--

太陽光を使えるエネルギーに変えることによって、太陽熱デバイスは持続可能な未来の重要な一部になる。そのために、研究者たちは、どんなデザイン、パタン、色にもなる太陽光吸収面(アブソーバ)を開発した。これは、美観を犠牲にするこ […]

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ウインドファーム建設に向けてLIDARで風を計測

December, 10, 2015, Bremerhaven--

ウインドファームプラント(風力発電施設)の採算性を見積もるためには、まず見込める風を測定しなければならない。フラウンホーファーの研究チームは、必要なデータを供給する高度な精密計測技術を持つ風計測ブイを開発した。  採算性 […]

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Weizmann研究所、シングルフォトン光源開発

December, 10, 2015, Bremerhaven--

ワイツマン科学研究所(Weizmann Institute of Science)の研究チームは、光パルスからシングルフォトンを取り出そうとしてきた。  研究チームは、オンデマンドでフォトンのストリームから唯一つのフォト […]

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imecとConventor、7nm半導体製造プロセス最適化で協力

December, 9, 2015, Leuven/Cary--

imecと半導体プロセス開発ツールのサプライヤーCoventorは、7nm半導体技術でプロセス変動問題を探求するために共同開発プロジェクトを拡張すると発表した。  1年にわたり、共同チームはコンベンタの半導体プロセスモデ […]

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IBS研究者、多機能内視鏡を開発

December, 8, 2015, Daejeon--

基礎化学研究所(IBS)内ナノ粒子研究センタの研究チームは、多機能内視鏡を開発した。この内視鏡では、レーザなどの透明な生体エレクトロニクスとセラノスティックナノ粒子(NPs)が統合されている。セラノスティクス(thera […]

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Mauna Keaの内視鏡、組織のアブレーションをリアルタイム撮像

December, 8, 2015, Chicago--

Mauna Kea Technologiesは、シカゴで開催されたRSNA、放射線医学会議において、介入性放射線処置でニードルベース共焦点レーザ内視鏡(nCLE)を使った世界初の研究成果を発表した。  フランス、ストラス […]

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Letiとパートナー、Siフォトニクス成熟プラットフォーム開発

December, 7, 2015, Grenoble--

CEA-LetiとヨーロッパFP7プロジェクトPLAT4Mのパートナーは、3つのシリコンフォトニクスプラットフォームを作製したと発表した。  2013年にスタートしたこの4年プロジェクトは、シリコンフォトニクスのヨーロッ […]

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ワシントン大学、レーザで液体を冷却

December, 7, 2015, Washington--

ワシントン大学(UW)の研究チームは、実世界の条件でレーザで水や他の液体を冷却する方法を考案した。研究チームは、赤外レーザを使って水を華氏36度まで冷却した。  この技術を使うと、例えばマイクロプロセッサはいずれ、レーザ […]

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強レーザパルスを用いた量子状態の超高速高効率操作に成功

December, 4, 2015, 名古屋--

名古屋大学、理研などの研究チームは、台湾Fu-JenCatholic大学と共向で,超高速2光子ラピ振動の観測に成功した。  レーザ光のようなコヒーレントな光を物質に照射すると,量子状態の「重ね合わせ」が生じ,これを利用し […]

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有機薄膜太陽電池で飛躍的なエネルギー変換効率の向上が可能に

December, 4, 2015, 和光/京都--

理化学研究所創発物性科学研究センターの尾坂格上級研究員、瀧宮和男グループディレクターと京都大学大学院工学研究科の大北英生准教授らの共同研究チームは、新しく開発した半導体ポリマを用いることで、有機薄膜太陽電池(OPV)の光 […]

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計測・分析装置の性能を飛躍的に高める高輝度・細束な電子源を開発

December, 3, 2015, つくば--

物質・材料研究機構 極限計測ユニットのZhang Han主任研究員および先端材料プロセスユニット 一次元ナノ材料グループの唐捷グループリーダーは、電子顕微鏡などの電子源として期待されているランタンホウ化物(LaB6)単結 […]

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フォトンを使って電子からのメッセージを1.2マイル伝送

December, 3, 2015, Corvallis--

1マイル以上の光ケーブルでフォトンを使って2つの電子間で通信することでスタンフォードの研究チームは、量子ネットワークの実行可能性証明に重要な一歩を踏み出した。  スタンフォードの研究チームは、量子物理学における長年の問題 […]

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スタンフォード、「見えないワイヤ」を開発し太陽電池の効率向上

December, 2, 2015, Stanford--

スタンフォード大学の研究チームは、太陽電池上面の電気配線を入射光に対してほぼ見えなくする方法を開発した。配線を隠すためのシリコンナノピラーを使うこの新しい設計によって、太陽電池の効率は著しく向上する。  ほとんどの太陽電 […]

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PTB、将来の宇宙飛行に向けて低温で熱膨張を計測

December, 1, 2015, Braunschweig--

欧州宇宙機関(ESA)の赤外線観測Herschelのような宇宙望遠鏡は、遠赤外放射観測をミッションとしてるが、このような望遠鏡では機器の冷却が極めて重要になる。観測機そのものが妨害赤外放射を放射してはならないからである。 […]

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ツェップラー研究所、記録的な長さの高性能PBFを製造

December, 1, 2015, Southampton--

サウサンプトン大学ツェップラー研究所(Zepler Institute)の研究チームは、低損失、広い伝送帯域、過去最高長11kmの中空フォトニックバンドギャップファイバ(PBF)の製造に成功した。PBFは、これまで数10 […]

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新しいナノツールでレセプタのリガンド結合研究

November, 30, 2015, Frankfurt--

ゲーテ大学フランクフルトのRobert TampéとRalph Wienekeの研究チームが開発した新しい高解像度法により、初めて2つのリガンドと受容体との相互作用を高精度に同時識別し定量化することができる。その新方法は […]

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アリゾナ大学の研究者、アダプティブオプティクスを使って衛星生成を記録

November, 27, 2015, Tucson--

アリゾナ大学の研究者は、LkCa15ディスク(円盤)のギャップに存在する惑星のイメージングを可能にした装置と技術を開発した。  地球とLkCa15との間は450光年ある。LkCa15は若い恒星で、その周囲に旋回するディス […]

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