Science/Research

富士通研、量子コンピュータを実用性で超える新アーキテクチャーを開発

October, 21, 2016, 川崎--

富士通研究所はトロント大学と共同で、実社会における様々な課題解決のため、膨大な組合せの中から最適な組合せを探す組合せ最適化問題を解く新しい計算機アーキテクチャを開発した。  このアーキテクチャは従来の半導体技術を用いてお […]

全文を読む

ナノマテリアルで3Dフルカラーホログラフィック画像を作成

October, 21, 2016, Atlanta--

ミズーリ工科大学(Missouri University of Science and Technology)の研究チームは、単層ナノスケール金属膜だけを使用して3Dフルカラーホログラフィック画像構築で新たなアプローチを […]

全文を読む

らせん光と電気を用いた新しい光学活性高分子の合成法を開発

October, 20, 2016, つくば--

筑波大学数理物質系の後藤博正准教授は、世界で初めて、らせん光を用いた「絶対不斉電解重合に成功した。  研究では、触媒にも液晶にもよらず、光と電気で不斉構造を誘導する新しい重合法として、円偏光パルスレーザを照射しながら導電 […]

全文を読む

KIT、電気駆動光源で初の量子フォトニック回路

October, 20, 2016, Karlsruhe--

光量子コンピュータは未来のコンピュータ技術の希望の源である。Nature Photonicsによると、研究者たちは初めて、完全な量子光構造をチップに乗せることに成功した。これは、光量子コンピュータでフォトニック回路を利用 […]

全文を読む

初期認知症診断に爆発物検出技術が利用可能

October, 20, 2016, Adelaide--

簡易爆発物(IED)検出技術が、認知症に関連する血流内のビタミン特定に利用できるようになる。アデレード大学(University of Adelaide)の研究チームは、2014年にIED検出法を開発した。これは爆発物残 […]

全文を読む

UW-Madison 、透明グラフェンセンサの製造工程を明かす

October, 19, 2016, Madison--

ウィスコンシン大学マジソン校(University of Wisconsin-Madison)の研究グループは、トランスペアレントなグラフェン神経電極アレイの作り方と利用法の詳細を明らかにした。  研究グループが脳のイメ […]

全文を読む

固体状態で円偏光を放つCPL発光体を開発

October, 19, 2016, 大阪--

近畿大学理工学部応用化学科准教授の今井喜胤と大学院生の佐藤琢哉らの研究グループが、ビナフチルにケイ素を組み込むことで、固体状態でも円偏光発光する、安定性と実用性の高い発光体の開発に成功した。ビナフチルは、円偏光を溶液状態 […]

全文を読む

スタンフォード物理学者、解像度増強マルチパス顕微鏡を開発

October, 17, 2016, Stanford--

スタンフォード大学の研究チームは、微光顕微鏡画像を鮮明にするために、「マルチパス顕微鏡」を考案した。  光学顕微鏡では、フォトンがディテクタに当たることで像が形成される。研究チームは、個々のフォトンがサンプルと多数回相互 […]

全文を読む

理論物理の検証が拓いたX線制御の新技術-横滑りX線導波管

October, 14, 2016, 和光--

理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センター放射光イメージング利用システム開発ユニットの武井大客員研究員(立教大学先端科学計測研究センター研究員)、香村芳樹ユニットリーダーらの研究チームは、大型放射光施設「SPring […]

全文を読む

シースルーなプロジェクション型ホログラフィック3D映像技術を開発

October, 14, 2016, 東京--

NICT 電磁波研究所 電磁波応用総合研究室は、独自に開発したホログラムプリンタにより作製した特殊な光学スクリーンと、今回新たに開発したホログラム映像を投影する技術を組み合わせることで、透明なスクリーンにホログラム映像が […]

全文を読む

光計測部品の穴を埋める新デバイス

October, 13, 2016, Washington--

干渉計は、重力波の検出から体内の分子の相互作用の分離まで無数の利用法がある。この計測器は、光遅延を使って光ビームを操作することで、そうした微小な計測を行う。これは一般に、ビームパスの一方を長くし、信号を遅らせることで達成 […]

全文を読む

Bern大学のレーザ高度計で水星の地形を3D計測

October, 13, 2016, Bern--

ベルン大学(University of Bern)のレーザ高度計BELAがテストに成功し、最後のコンポーネントがESAに送られた。惑星飛行向けにヨーロッパで製造される最初のレーザ高度計は、水星へのESA BepiColo […]

全文を読む

量子的アプローチで分子の活動を正確に計測

October, 13, 2016, Sydney--

マッコーリー大学(Macquarie University)とウィーン大学(University of Vienna)の研究チームは、分子の特性を計測する新技術を開発した。これは、望遠鏡のような科学的計測機器改善の基盤と […]

全文を読む

UT、乳がん診察用イメージングデバイス開発に500万ユーロプロジェクト

October, 12, 2016, Enschede--

トゥエンテ大学(University of Twente)が主導する大規模ヨーロッパコンソーシアムは500万ユーロを超える助成金を主にEUから受け取り、乳がん診断用の新しいイメージング機器を開発する。  デバイスのプロト […]

全文を読む

乳がん手術中に悪性組織を発見する新たなイメージングツール

October, 12, 2016, Washington--

マモグラフィ技術の開発が早期乳がんの検出を支援する。その結果、全胸部切除が不要になることがあり、広範囲局所切除、乳房から腫瘍の塊を除去する乳房温存手術の傾向が強まっている。こうした手術では、医師は腫瘍が再発しないように「 […]

全文を読む

光子と人工原子から成る安定な分子状態を発見

October, 12, 2016, 東京--

NICTは、日本電信電話株式会社(NTT)、カタール環境エネルギー研究所(QEERI)と共同で、超伝導人工原子とマイクロ波光子の相互作用の強さを系統的に変え分光実験を行った結果、人工原子に光子がまとわり付いた分子のような […]

全文を読む

チューナブルオプティクスに光流体プラットフォームを使用

October, 11, 2016, Santa Cruz--

電気技術者、Holger Schmidtは、10年以上前から、集積チップベースのプラットフォームでサンプルの光学的解析用デバイスを開発してきた。アプリケーションは、生物学センサ、ウイルス検出、化学分析。同氏のラボからの最 […]

全文を読む

THz無線通信のキーコンポーネント開発

October, 7, 2016, Nijmegen--

GHz周波数の代わりにTHzを使う超高速ワイヤレス通信ネットワークが一歩前進した。  ラドバウド大学(Radboud University)FELIX研究所の研究チームは、既存の光ファイバネットワークを利用してTHz周波 […]

全文を読む

TU Wien、超高エネルギーで超短パルスレーザを生成する技術

October, 6, 2016, Vienna--

ウィーン工科大学(TU Wien)の研究チームは、超高速レーザパルスを圧縮する方法を見出し、ピークパワー1/2テラワットを達成した。これは、数100の原子炉の出力に匹敵する。  TU Wienフォトニクス研究所の研究チー […]

全文を読む

「光熱効果」を利用して生きた細胞を見るイメージング

October, 6, 2016, West Lafayette--

新しいタイプのイメージング技術が、生きた細胞や生命体を可視化するために使うのはスペクトルの中赤外部分と「熱レンズ」。これは、薬剤送達やガンの処置を見ることができるイノベーション。  赤外分光イメージングは、研究や乾いた組 […]

全文を読む

回転グレーティング・マイクロ内視鏡で焦点ズレ光を除去

October, 5, 2016, Houston--

ライス大学(Rice University)の研究チームは、先進的な侵襲性の少ない光ファイバ顕微鏡に焦点ズレをなくす回転グレーティングを加えた。内視鏡は手術に先立って、腫瘍学者や外科医が、ガン腫瘍を拡大して見るために用い […]

全文を読む

世界で初めての透明強磁性体の開発に成功―新しい磁気光学効果の発見

October, 4, 2016, 仙台--

東北大学などの研究グループは、全く新しい発想による透明強磁性体の開発に世界で初めて成功した。開発した材料は、ナノグラニュラー材料と呼ばれる、ナノメートルサイズの磁性金属粒子を誘電相中に分散させた金属と絶縁体(誘電体)の2 […]

全文を読む

ウメオ大学、スウェーデンにアト秒レーザ研究所を移設

October, 3, 2016, Clichy--

ウメオ大学(Umeå University)国立科学棟の地下に、László Veiszは超高速プロセス実験室を設置した。同氏の研究は、現在、原子、分子、電離プラズマの電子の動きを記録する驚くべき時間スケールに達している […]

全文を読む

Osramレーザが新たなラボ記録を達成

October, 3, 2016, Regensburg--

オスラム(Osram Opto Semiconductors GmbH)は、実験室で側面輝度最高4.8W/ mm*mradのブロードエリアダイオードレーザを実現した。  輝度が増せば増すほど、ファイバレーザへの光入力がま […]

全文を読む

PTSD治療に光を使うコンセプトを実証

September, 30, 2016, Arlington--

テキサス大学バイオエンジニア研究チームは、心的外傷ストレス障害(PTSD)や脳疾患のある退役軍人に対する近赤外(NIR)光照射効果を長年研究した後、脳疾患の効果的な長期治療に関する画期的な研究成果をScientific […]

全文を読む

皮膚を通して蛍光色素を計測できるウェアラブル顕微鏡を設計

September, 30, 2016, Los Angles--

UCLAの研究チームは、皮膚内部の蛍光バイオマーカーを高感度に検出、モニタできるモバイル顕微鏡を設計した。これは、医療診断や治療で様々な生物化学反応を追跡する重要なツールになる。  この新しいシステムの重量は1ポンドの1 […]

全文を読む

超精密集積で新たな機能性材料に成功―発光体やセンサ、医薬材料に期待

September, 29, 2016, 東京--

東京工業大学 科学技術創成研究院 ハイブリッドマテリアル研究ユニットおよび化学生命科学研究所の山元公寿教授、神戸徹也助教らは、発光体を1つの分子内に最大60個まで導入した新たな発光体の開発に成功した。  発光体は集積中に […]

全文を読む

清掃細胞が筋繊維を修復するプロセスを解明

September, 29, 2016, Karlsruhe--

筋線維細胞膜の微小な裂傷で焼けつくような痛みを感じることはよく知られている。細胞外皮のこのような穴は可能な限り早急に閉じなければならない、そうでなければ筋細胞が次々に死んでいく。  カールスルーエ工科大学(KIT)の研究 […]

全文を読む

水素分子の解離過程を8fsで制御-極端紫外アト秒パルス光によるコヒーレント制御の幕開け

September, 28, 2016, 和光--

水素分子(H2)は、水素原子(H)が2個結び付くことによって構成される最も簡単な構造の分子。したがって、水素分子が水素原子2個に分離する過程(解離)は、最も簡単な化学反応と言える。しかしこの解離過程は1種類ではなく、異な […]

全文を読む

ICFO、最高速で最小の量子乱数生成器を開発

September, 28, 2016, Barcelona--

ICFOは、現状で最高速、最小の量子乱数発生器と科学論文を同時発表した。  ほとんどの乱数発生器(RNGs)は、疑似乱数発生器として知られるコンピュータアルゴリズムに基づいている。これらは高速であるが、真にランダムではな […]

全文を読む

年別アーカイブ

下記にて過去のニュースをご覧いただけます。