Science/Research

ガス検出を「変革」する多波長ファイバレーザ

October, 5, 2017, Sydney--

マッコーリー大学(Macquarie University)をリーダーとする国際的研究グループは、前例のない感度で広範なガスを検出する世界初の光ファイバ技術を開発した。潜在的なアプリケーションは呼気の分析から大気品質モニ […]

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固体中で光の情報を制御する新現象を発見 ―光デバイスの多機能化に期待

October, 4, 2017, 東京--

東京大学大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センターの岩佐義宏教授(理化学研究所創発物性科学研究センター 創発デバイス研究チーム チームリーダー兼任)、同研究科附属量子相エレクトロニクス研究センターの井手上敏 […]

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世界初の有機材料を使った蓄光システムの開発に成功

October, 4, 2017, 福岡--

九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)の嘉部量太 助教、安達千波矢 センター長らは、世界初の有機材料を使った蓄光システムの開発に成功した。この有機蓄光システムは、既存の無機蓄光材料には不可欠なレア […]

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NASA、初の3Dプリントロケットエンジン部品をテスト

October, 4, 2017, Huntsville--

NASAマーシャルスペースフライトセンタ(Marshall Space Flight Center)のエンジニアは、NASA初の3Dプリントロケットエンジンプロトタイプ部品をテストした。プロトタイプ部品は、先進的製造工程 […]

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産総研、シリコンフォトニクスによる新しい光ネットワークの実運用を開始

October, 3, 2017, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)データフォトニクスプロジェクトユニットは、ダイナミック光パスネットワークと呼ばれる新しいネットワーク技術の開発を進め、今回そのテストベッドを東京都内に構築し実運用を開始した。  従来の光ネット […]

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理研、光波長変換による後進テラヘルツ波発振を実現

October, 3, 2017, 和光--

理化学研究所(理研)光量子工学研究領域テラヘルツ光源研究チームの縄田耕二研究員、時実悠研究員、瀧田佑馬基礎科学特別研究員、南出泰亜チームリーダーらの研究チームは、光波長変換に基づく後進波発振の原理の一部を解明し、テラヘル […]

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NICT、53.3 Tbps光信号の高速スイッチング実験に成功

October, 3, 2017, 東京--

NICTネットワークシステム研究所は、光ファイバで伝送されたパケット信号の経路を切り替える光交換技術において、従来の世界記録を4倍以上更新し、毎秒53.3テラビット(Tbps)の光パケット信号のスイッチング実験に成功した […]

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INL、メルトダウンリスク低減3Dプリント核燃料

October, 2, 2017, Warsaw--

アイダホ国立研究所(INL)の研究チームは、信頼性があり、無公害のベースロードエネルギーとし新しい原子力発電所の魅力を高める、最先端の核燃料の画期的な製法で業界パートナーと協力している。  エネルギー省(DOE)加速技術 […]

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オリガミに触発された3DプリントTWISTERロボット

October, 2, 2017, Cleveland--

ケイス・ウエスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)の研究者が、幼少期に楽しんだオリガミを特許申請中のソフトロボットに変えた。これはいずれ、外科あるいは宇宙空間で組み立てライ […]

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可視光・近赤外光照射により自ら水素を高効率生成

September, 29, 2017, 大阪--

大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗教授、藤塚守准教授らの研究グループは、黒リンとグラファイト状窒化炭素(g-C3N4)の二成分からなる複合体を用いた光触媒を開発し、この光触媒を使用すると可視光・近赤外光の照射によっても、水 […]

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サンディアのナノテクチーム、初のテラヘルツ速度偏光光スイッチ

September, 29, 2017, Albuquerque--

サンディア国立研究所(SNL)をリーダーとするチームは、エレクトロニクスではなく光を使ってナノメートル厚の薄膜デバイスを完全なダークから完全な透明、すなわち光に、初めてスイッチした。  Nature Photonicsに […]

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Inrad Optics、X線結晶で100万ドル研究助成金獲得

September, 29, 2017, Northvale--

Inrad Opticsは、エネルギー省(DOE) フェーズⅡ中小企業技術革新制度(SBIR)助成金を獲得し、核融合プラズマ診断で使用される軟X線結晶の開発を続けると発表した。助成金999,926ドルは、フェーズⅠ完了を […]

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HRL、ナノ粒子を使い高強度アルミニウム合金を3Dプリント

September, 29, 2017, Malibu--

HRL Laboratories, LLCは、有名ファシリティの研究者が開発した高強度アルミニウム合金を3Dプリントする技術に成功し、冶金にブレイクスルーを達成した。  このアルミニウム合金には、Al7075 and A […]

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古いエンジンを修理する3Dプリンティング工程を開発

September, 27, 2017, Oak Ridge--

ディーゼルエンジンメーカー、Cummins, Incは、オークリッジナショナルラボラトリ(ORNL)と協働して、ボンネットの下で、100万マイルの極限状態で損傷を受けたヘビーデューティ自動車エンジンの修復材料を開発する。 […]

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LLNL 4Dプリントシリコーン形状記憶材料を開発

September, 26, 2017, Livermore--

ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)の研究チームは、複合シリコーン材料の3Dプリントに初めて成功した。複合シリコーン材料は、柔軟で、伸縮性があり、形状記憶挙動を有する。これは、ヘルメット、靴など、体温で活性化されてぴ […]

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光コムを用いた新しい分光エリプソメトリー法を開発

September, 25, 2017, 徳島--

徳島大学の南川丈夫講師、安井武史教授、および産業技術総合研究所(産総研)の大久保章主任研究員、稲場肇研究グループ長らの研究グループは、高い制御性を持ち、光の波長、強度、位相が精密に定まったレーザ光源(光コム)を用いた新し […]

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超短パルスレーザに誘起された特異な格子振動パターンの理論的予見

September, 25, 2017, つくば--

筑波大学数理物質系 日野健一教授、長谷宗明教授、数理物質科学研究科大学院 渡辺陽平(D3)、計算科学研究センター 前島展也講師は、半導体シリコンに高強度超短パルスレーザを照射した直後におけるプラズモンと縦光学フォノンの共 […]

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超短光パルスで磁性体中に大振幅テラヘルツ・スピン波を励起

September, 25, 2017, 九州--

九州大学大学院理学研究院の佐藤琢哉 准教授は東京大学、立命館大学、京都大学、および海外の研究チームと共同で、フェムト秒光パルスを磁性体に照射することで、従来より高い周波数のテラヘルツ・スピン波を最高効率で励起することに成 […]

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VTT、創部ケアと装飾用に3Dプリンティング材料を開発

September, 22, 2017, Espoo--

セルロースナノファイブリルは、バイオベース3Dプリンティングペーストの特性を改善できる特性を持つ。  フィンランドのVTT Technical Research Centreは、病院での看護で傷の状況をモニタリングするた […]

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LED内部の光を追跡することで効率が向上

September, 21, 2017, Ness Ziona--

トゥエンテ大学(University of Twente)とフィリップスライティング(Philips Lighting)の研究チームは、白色LEDを一段と効率化、強力にすることが可能であることを証明した。研究チームは、吸 […]

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精子の動きを3Dではっきりと見るデバイスを開発

September, 20, 2017, Los Angels--

研究者は、光学顕微鏡が発明されて以来、精子細胞を観察することができるようになっている。しかし、独特の遊泳運動を3Dで捉えることは、驚くほど難しい。健全な精子、また欠陥のある精子の重要な物理的属性の説明に役立つので、その情 […]

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グラフェンベーステラヘルツアブソーバ

September, 20, 2017, Cambridge--

イタリアCNR-Istituto NanoscienzeとUK ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のGraphene Flagship研究者は、液相剥離によって作られ、転写式塗布とインクジ […]

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医学と工学を統合して損傷心臓を修復

September, 19, 2017, Toronto--

フィクションを事実にする、カナダライトソース(CLS)シンクロトロン独自の生物医学イメージングと治療(BMIT)ビームラインとサスカチュワン大学(University of Saskatchewan)の学際的研究を組合せ […]

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多数の光信号を同時に電気信号に変換する高速集積型受光素子を開発

September, 15, 2017, 東京--

NICTネットワークシステム研究所は、早稲田大学理工学術院 川西哲也教授と共同で、多数の光信号を同時に受信し、高速に電気信号に変換する高速集積型受光素子を開発した。  開発した光素子は、約0.1mm2に32個の受光部を集 […]

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Draper、IoT市場向けに3Dプリントエレクトロニクスを開発

September, 15, 2017, Cambridge--

通信製品では、設計からプロトタイプ、試験までが1ヶ月以上かかる。製品開発者は、まず比較的小さなフォームファクタ、比較的短い開発サイクルと柔軟なパッケージングによって特徴づけられた一連の発展的デザイン要件を通過しなければな […]

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ハイブリッド3Dプリンティングでローコストウエラブルを製造

September, 14, 2017, Cambridge--

新しい方法で、伸縮自在伝導インクの精密プリンティングとエレクトロニクスコンポーネントのピック&プレイスを統合して、フレキシブル、ウエアラブルセンサが実現する。  身体の動きを追跡、計測することを目的とするウエア […]

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特注建築物エンベロープを3Dプリント

September, 14, 2017, Munich--

ミュンヘン工科大学(TUM)の研究チームは、3Dプリンターで製造できる多機能、半透明ファサードエレメントを開発した。この技術により、建築設計の完璧な自由度、画期的な設計コンセプトの容易な実現が可能になる。新しいファサード […]

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3Dプリントスマートフォンツールで脳震盪診断

September, 13, 2017, Washington--

ワシントン大学(UW)の研究チームは、フィールドで脳震盪や他の外傷性脳損傷を客観的に検出できる初のスマートフォンアプリを開発している。スポーツゲームのサイドライン、戦場、転倒しがちな高齢者の家庭などで利用される。  Pu […]

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ブラウン大学、必要に応じて分解できる3Dプリント生体材料を開発

September, 12, 2017, Providence--

生体適合化学トリガーによって分解可能な仮設構造物は、刺激に動的に反応する生体材料となり、微小流体素子作製、人工組織のパターニングに有用である。  ブラウン大学の研究チームは、オンデマンドで分解できる3Dプリント生体材料を […]

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3Dプリント”Earable”センサでバイタルサインをモニタ

September, 11, 2017, Berkeley--

フィットネス-トラッキングリストバンドやブレスレットは、ステップカウント、心拍数、生体信号のモニタに主に使用されている。今度は、研究チームは、耳に着け、健康および医療ニーズ目的で深部体温を連続的に追跡する3Dプリントセン […]

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