Science/Research

青色半導体レーザー装置の世界最高出力1kWを達成

January, 30, 2019, 大阪--

NEDOプロジェクトにおいて、島津製作所と大阪大学は、青色半導体レーザ装置の世界最高出力1kWを実現した。これは、同プロジェクトで昨年達成した出力の10倍である。  この高出力化によって、従来の青色半導体レーザ技術では難 […]

全文を読む

NIST、フォトニック放射線センサ、高放射能量で損傷なく存続

January, 28, 2019, Gaithersburg--

NIST研究チームは、有望な種類のセンサが高放射線環境で使えることを示唆する画期的な試験結果を発表した。また、それは重要な医療、産業および研究アプリケーションを前進させるものでもある。  フォトニックセンサは、電流の代わ […]

全文を読む

「ファイバレス神経活動操作」の開発とその応用による長期間のマウス行動制御の達成

January, 25, 2019, 名古屋--

名古屋大学 環境医学研究所の山中章弘 教授、山下貴之准教授らの研究グループは、東北大学大学院生命科学研究科の八尾寛名誉教授、東京工業大学との共同研究で、光ファイバを実験動物に刺入せず、ファイバレスにて神経活動を操作する技 […]

全文を読む

機械学習により世界最高クラスの熱放射多層膜を設計し、その実証に成功

January, 25, 2019, 東京--

NIMSは、東京大学、新潟大学、理化学研究所と共同で、機械学習(ベイズ最適化))と熱放射物性計算(電磁波計算)を組み合わせて、世界最高クラスの狭帯域熱放射を実現する多層膜(メタマテリアルを最適設計し、実験で実証することに […]

全文を読む

低コストで一定面積を持つ太陽電池モジュール、安定性が劇的に増大

January, 25, 2019, 沖縄--

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らは、将来有望な太陽電池技術として知られているペロブスカイト太陽電池(PSC)の根本的弱点を解決した。今回の技術革新により、デバイスの安定性と拡張性が一気に向上したことで、PSC […]

全文を読む

ImecとCARDIS、独自のフォトニックベース医療機器を開発

January, 24, 2019, Leuven--

Imec、ゲント大学(Ghent University)は、Medtronic、および他のCARDISプロジェクトパートナーとともに、シリコンフォトニクスベースのプロトタイプ医療機器を開発した。  これは、動脈硬化のスク […]

全文を読む

Twente大学、完全集積オプトカプラを開発

January, 24, 2019, Twente--

トゥエンテ大学(UT)の研究チームは、オンチップ光リンクを利用してエレクトロニクスチップの2つの部分を接続することに初めて成功した。  光接続は、ハイパワーエレクトロニクスとデジタル制御回路をチップ上で接続する安全な方法 […]

全文を読む

原子時計で光電効果の絶対的タイミングを計測

January, 22, 2019, Vienna--

ウィーン工科大学(Vienna University of Technology)による精緻な実験と計算の助けを借りて、有名な光電効果の時間幅の計測が可能になった。  それは量子物理学では極めて重要な実験の1つであった。 […]

全文を読む

天然材料から実物そっくりの組織を作る3Dバイオプリンティング技術

January, 22, 2019, San Diego--

カリフォルニア大学サンデイエゴ(UCSD)バイオエンジニアは、天然材料を扱え、使いやすい3Dバイオプリンティング技術を開発した。これにより研究者は、実物そっくりの臓器組織モデルを造る専門技術レベルに変化を持たせることがで […]

全文を読む

ストロンチウム光格子時計の実効的魔法条件の決定

January, 22, 2019, 和光--

理化学研究所(理研)開拓研究本部香取量子計測研究室の牛島一朗特別研究員(研究当時、現客員研究員、東京大学大学院工学系研究科助教)、髙本将男専任研究員、香取秀俊主任研究員(東京大学大学院工学系研究科教授)の研究チームは、ス […]

全文を読む

動物実験を減らす多臓器チップを開発

January, 21, 2019, Dresden--

ドレスデンの研究チームは、いわゆる「マルチオーガン(多臓器)チップ」を開発した。フラウンホーファー材料およびビーム技術IWSドレスデン(Institute for Material and Beam Technology […]

全文を読む

ライプニッツ光技術研究所、脳の深部を見る非侵襲内視鏡を開発

January, 21, 2019, Jena--

ライプニッツ光技術研究所(Leibniz IPHT)とエジンバラ大学の研究チームは、ファイバ内視鏡を用いてアクセスが難しい脳の構造を見ることに成功した。研究チームは、生きたマウスの脳深部内の神経構造を初めて高解像度で観察 […]

全文を読む

ミシガン大学、光で3Dプリンティングを100倍高速化

January, 21, 2019, Ann Arbor--

プラスチックフィラメントを層ごとに積み上げるのではなく、新しい3Dプリンティングアプローチは、従来の3Dプリンティングプロセスよりも100倍高速に液体バットから複雑な形状を作製できることをミシガン大学の研究チームは示した […]

全文を読む

MIT CSAIL、機械に3Dで見ることを教える

January, 18, 2019, Cambridge--

MIT CSAILの研究者によると、人間は、1つの方向から見るだけで3D対象を理解する驚くべき能力を持っている。われわれは、ハイウエイで、一瞥するだけで鹿の形状をイメージでき、家具の周りの向こう側に壁が続いていることを理 […]

全文を読む

インプラント可能デバイス、膀胱障害処置に光を利用

January, 18, 2019, Washington--

ワシントン大学、神経科学者とエンジニアのチームは、小型のインプラント可能なデバイスを開発した。これは、膀胱障害の人々が投薬、電子刺激装置の必要性を回避できるようにする機器である。  ワシントン大学とイリノイ大学(Wash […]

全文を読む

トンボ由来の紫外線反射物質を同定

January, 18, 2019, 東京--

産業技術総合研究所(産総研)生物プロセス研究部門生物共生進化機構研究グループ 二橋亮主任研究員他で構成される研究グループは、共同で、トンボ由来の紫外線反射物質を同定した。  日本全国に広く生息するシオカラトンボは、オスが […]

全文を読む

SEAS、チップ上で光をプログラミング

January, 17, 2019, Sunnyvale--

ハーバード・工学/応用科学スクール(SEAS)の研究者は、新しい集積フォトニクスプラットフォームを開発した。これは、光を蓄積し、IC内でその周波数(色)を電気的にコントロールできる。  プラットフォームは、原子系からヒン […]

全文を読む

NEC通信システム、製造現場の資材位置を高い精度で管理する「マーカー測位技術」を開発

January, 17, 2019, 東京--

NEC通信システムは、製造業等の工場内の資材・仕掛品・完成品の保管位置を高精度に測位する「マーカー測位技術」を開発した。  開発技術は「資材監視ソリューション」を強化するものであり、1月16日(水)~18日(金)に開催さ […]

全文を読む

分子の大きさで円偏光発光の回転方向を制御できる環状キラル色素を開発

January, 17, 2019, 東京--

北里大学大学院理学研究科の長谷川真士講師、真崎康博教授と近畿大学理工学部応用化学科の今井喜胤准教授の研究グループは、「ナフタレン分子を環状に規則正しく並べる」という単純な分子設計で、強い円偏光発光(CPL: Circul […]

全文を読む

磁気テープの光アシスト磁化反転と、テラヘルツ光による超高速磁化応答の観察に成功

January, 17, 2019, 東京--

東京大学大学院理学系研究科化学専攻の大越慎一教授、同物理学専攻の宮下精二教授、大阪大学レーザー科学研究所の中嶋誠准教授らの共同研究グループは、イプシロン酸化鉄および金属置換型イプシロン酸化鉄からなる磁性フィルムにおいて、 […]

全文を読む

「電気信号と光信号に演算的に作動する機能性液晶素子」を開発

January, 16, 2019, 東京--

東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻の相田卓三教授(理化学研究所 創発物性科学研究センター 副センター長)、同専攻の伊藤喜光講師、矢野慧一大学院生らの研究グループは、ただ混ぜるだけで、電気信号と光信号に演算的に応答 […]

全文を読む

光セキュリティ向上にホログラフィックカラープリントを利用

January, 16, 2019, Singapore--

シンガポール工科設計大学(SUTD)の研究チームは、新しいタイプの偽造防止デバイスを開発した。これは、IDカード、パスポート、紙幣などの重要な書類の偽造阻止に役立つ。  これは「ホログラフィックカラープリント」と言い、准 […]

全文を読む

渦を巻いて飛行する「光子渦」の量子状態を調べる手法を提案

January, 15, 2019, 東京--

日本大学の丸山智幸教授、量子科学技術研究開発機構の早川岳人上席研究員、国立天文台の梶野敏貴准教授は、通常の光子とは異なる、渦を巻いて飛行する「光子渦」が持つ角運動量の大きさ、節の数などの量子状態を、コンプトン散乱で測定可 […]

全文を読む

TU/e、新タイプ低消費電力ナノスケールポラリトンレーザ

January, 15, 2019, Eindhoven--

アイントホーフェンの研究チームは、全方向に発光する新しいタイプの省エネ、ナノスケールレーザを開発した。その全方向発光へのカギは、ナノテクノロジーでは通常、極めて望ましくないものの導入である。つまり材料の不規則性である。研 […]

全文を読む

新しい光メモリセル、データストレージ密度記録達成

January, 11, 2019, Washington--

オックスフォード、エクセター、ミュンスター大学の研究者が、オールオプティカルデータストレージ新技術をOpticaに発表した。  研究チームは、チップ上の以前可能だったよりも小さなスペースに、より多くの光データを蓄積できる […]

全文を読む

UCSD、ガンの広がり能力を検出・計測するセンサを開発

January, 10, 2019, San Diego--

腫瘍が最初に発生した部位から浸潤性癌細胞が身体の離れた箇所へ広がることは転移としてい知られている。転移は、ガン患者死亡の主因である。UCSD医学部の研究チームは、iScienceに、単一ガン細胞の転移可能性を検出、計測で […]

全文を読む

レーザ駆動の衝撃波を利用して光速に近い陽子線を発生

January, 10, 2019, 東京--

量子科学技術研究開発機構量子ビーム科学研究部門の福田祐仁上席研究員と京都大学の岸本泰明教授のグループは、共同研究により、水素クラスター(マイクロメートルサイズの“球状”固体水素)に高強度のレーザ光を照射して、宇宙線の加速 […]

全文を読む

ライス大学、完全2D回路を滑面に転写する方法を開発

January, 9, 2019, Houston--

モノのセンシングをするセンサが、そのモノの一部だったらどうか。ライス大学(Rice University)のエンジニアは、正にそれを実現する2Dソリューションがあると考えている。  ライス大学の材料科学研究者、Pulic […]

全文を読む

KAIST、超薄型デジタルカメラを開発

January, 9, 2019, Seoul--

Xenos peckii(アシナガバチの内部寄生虫)の視覚系は、ほとんどの昆虫の複眼と異なり、高感度で高解像度という明確な利点を示している。その独特の特徴を利用してKAISTチームは、超薄型デジタルカメラを開発した。これ […]

全文を読む

量子科学技術研究開発機構、世界最短波長「超蛍光」の観測

January, 9, 2019, 東京--

量子科学技術研究開発機構(量研)量子ビーム科学研究部門関西光科学研究所のハリーズ・ジェームズ上席研究員、大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所(分子研)の岩山洋士助教・繁政英治技術課長、理化学研究所(理研)の […]

全文を読む

年別アーカイブ

下記にて過去のニュースをご覧いただけます。