Science/Research

CFRPの曲げ振動発電・蓄電でセンサ情報のワイヤレス送信を実現

June, 21, 2023, 仙台--

東北大学大学院環境科学研究科の成田史生教授(工学部材料科学総合学科兼担)のグループは、英国リーズ大学 のYu Shi教授と共同で、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)電極からなる新しい圧電振動発電デバイスの開発に成功した […]

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風を使って飛行時間を延ばす新しい検査ドローン

June, 20, 2023, Lausanne--

EPFLのスピンオフ、Elythorは、新しいドローンを開発した。その翼形状は、風の条件と飛行位置にリアルタイムで適応できるので、ドローンのエネルギー消費を減らせる。さらに、翼の位置は、可変であるので、そのドローンは垂直 […]

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標高9000m相当の低大気密度を模擬した環境下で羽ばたき翼型飛行ロボット(ロボハチドリ信州)のリフトオフに成功

June, 20, 2023, 仙台--

信州大学、東北大学他の研究グループは、東北大学流体科学研究所所有の火星大気風洞の減圧チャンバーを用いて高高度飛行を模擬した低密度環境を構築し、その環境下においてハチドリ規範型羽ばたき翼型飛行ロボット(ロボハチドリ信州)の […]

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認知障害の早期発見テスト

June, 19, 2023, Minneapolis--

米国神経学会(American Academy of Neurology)Neurology誌に発表された研究によると、思考力や記憶に問題がない人々では、簡単なテストが、後年認知機能障害進行のリスクを予測できるかもしれな […]

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次世代組み込みシステム向けAI処理プロセッサを開発

June, 19, 2023, 東京--

NEDOは「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」に取り組んでおり、その一環として、(株)エヌエスアイテクスは、(株)OTSL、(株)日立製作所、東京工業大学と共同で、エッジコンピュ […]

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フォトニック結晶レーザの高輝度単一モード連続動作の実現

June, 19, 2023, 京都--

京都大学電子工学専攻の野田進 教授、吉田昌宏 同助教、勝野峻平 同博士課程学生、井上卓也 同助教らのグループは、フォトニック結晶レーザ(PCSEL)の連続動作状態での輝度を、CO2レーザ、固体レーザ、ファイバレーザ等の大 […]

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微小医療ロボットが膀胱疾患を治療する日が来る

June, 16, 2023, Boulder--

CU Boulderの研究チームは、新しいタイプの微小、自己推進ロボットを設計した。これは、信じられないようなスピードで液体中を進み、いずれ人体内部の到達しにくい場所に処方薬を投入することさえできるようになる。 研究成果 […]

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ナノワイヤネットワーク、ヒトの脳のように学習し記憶する

June, 16, 2023, Sydney--

シドニー大学の研究者をリーダーとする国際チームは、ナノワイヤネットワークが、ヒトの脳のように短期および長期記憶の両方を示すことを実証した。 研究成果はScience Advancesに発表された。Dr Alon Loef […]

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50kmメトロファイバリンクで光と物質のエンタングルメント実証

June, 16, 2023, Washington--

ICFOの研究者は、メトロファイバリンクを伝播した後のマルチモード量子メモリーとフォトンのエンタングルメントを実証した。この種のリモートな光と物質のエンタングルメントは、完全独立な量子ノードの基礎を築く。これは、高度にセ […]

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鼓動する心臓の血管をイメージング

June, 16, 2023, Paris--

心臓移植を成功させるために、提供心臓の先天性異常をスクリーニングすることが重要である。生体外心臓灌流(ESHP)と言う保存技術により医者は、体外のこれらの心臓のパフォーマンスを観察し、問題があるものを除外することができる […]

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再生可能な接着剤、光で制御

June, 15, 2023, つくば--

物質・材料研究機構 (NIMS) は、接着と剥離を何度でも繰り返すことができ、かつ、必要な時には基材と接着剤を元の状態にリセットできる、再生可能な接着剤を開発した。 環境への配慮と経済成長の両立への意識の高まりの中、複数 […]

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薬物送達のジレンマを解決:光で壊れるリポソームの開発と応用

June, 15, 2023, 岡山--

岡山大学学術研究院医歯薬学域(薬)の須藤雄気教授と同大学院医歯薬学総合研究科・博士前期課程(薬)の恒石泰地氏(令和4年卒)は、北海道大学大学院薬学研究院の山田勇磨教授らと共同で、光受容タンパク質であるロドプシンを利用して […]

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300GHz帯でのビームフォーミングと高速データ伝送に成功

June, 15, 2023, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)と、東京工業大学(「東工大」)工学院 電気電子系の岡田健一教授らは、2030年代の6Gに向けて300GHz帯のフェーズドアレイ送信モジュールを開発し、ビームフォーミングを用いた300GHz帯 […]

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サイバー攻撃統合分析プラットフォーム“NIRVANA改”の横断分析機能を開発

June, 15, 2023, 東京--

情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究室は、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム“NIRVANA改”(ニルヴァーナ・カイ)の新機能として、複数の組織から攻撃情報を収集し、MITRE ATT&CK(マ […]

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ナノマテリアル、焼結なしの3Dプリントガラス

June, 14, 2023, Karlsruhe--

カールスルーエ工科大学(KIT)で開発されたプロセスは、直接半導体チップにプリントできるナノメートルの微細石英ガラス構造体を作る。ハイブリッド有機ー無機ポリマレジンは、二酸化ケイ素の3Dプリンティング出発材として役立つ。 […]

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TRUMPF、AIで製造が効率化することを示す

June, 14, 2023, Ditzingen/Munich--

TRUMPFは、製造をより一層効率的にするレーザのためのAIアプリケーションを開発した。 例えば、電気自動車メーカーは、それを使って、もっと短い時間でより多くの電気モーターを製造できる。また、結果的に、再加工やスクラップ […]

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有機ELより低コストな発光電気化学セルの動作メカニズムを解明

June, 13, 2023, つくば--

発光電気化学セル(LEC)は有機性発光素子の一つ。有機発光ダイオード(OLED)と比べて構造が簡単で柔軟性にも富むことから、印刷技術を活用するなど低コストでの製造が可能。また、OLEDより低い電圧で駆動できることなども利 […]

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ヒトの脳をベースにしたスマートチップ

June, 13, 2023, Eindhoven--

現在のコンピュータシステムは、正確な計算は、非常に得意である。しかし、われわれがますます多くのAIーベースアプリケーションを使用するようになると、同じ精度でリアルタイムにデータを処理できる、より効率的なシステムも必要にな […]

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ある種のデスルホビブリオ菌がパーキンソン病の原因

June, 13, 2023, Saratoga--

ヘルシンキ大学の研究者は、ある種のデスルホビブリオ菌(Desulfovibrio bacteria)がほとんどの場合、パーキンソン病の考えられる原因であることを実証した。その研究により、デスルホビブリオ菌種のキャリアをス […]

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神経変性疾患、パーキンソン病/CWDなどの迅速検出技術

June, 12, 2023, Saratoga--

ミネソタ大学(U of M)の研究チームは、より高速に、正確に神経変性疾患を検出できる画期的な新しい診断技術を開発した。その方法は、アルツハイマー病やパーキンソン病、また慢性消耗性疾患(CWD)など、動物を襲う様々な疾患 […]

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認知症進行を抑える新たな可能性

June, 12, 2023, Helsinki--

ヘルシンキ大学をリーダーとする研究は、特に記憶喪失の原因となる有害なタンパク質の蓄積が、いわゆるPREP阻害剤によって阻止されることを示した。 パーキンソン病と類似のタンパク質蓄積は、アルツハイマー病や他の認知症でも見ら […]

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薬剤送達、炎症検知できる縫合糸を構造設計

June, 9, 2023, Cambridge--

生物由来の「スマート縫合糸」は、腸切開あるいは他の種類の手術の後、患者の治癒に役立つ。 数千年前に開発された縫合糸からヒントを得てMITエンジニアは、“smart”縫合糸を設計した。これは、組織を固定するだけでなく、炎症 […]

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新しい超音波技術で強力な化学療法薬剤を脳腫瘍へ

June, 9, 2023, Evanston--

デバイスは、マイクロバブルを使って血液脳関門を開き、ヒトのグリオブラストーマを処置する。 致命的な脳腫瘍グリオブラストーマ治療の大きな障害は、最も強力な化学療法が、悪性の脳腫瘍に達するために血液脳関門に浸透できないことで […]

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技術進歩により、家庭でOCT眼イメージングが可能になる

June, 9, 2023, Washington--

ウイーン医科大学の研究チームは、一般に通信やLiDARアプリケーションで使用されているVCSELダイオードが、波長掃引型OCT(SS-OCT)の安価な光源になるとことを示した。 この進歩は、眼科医院、家庭でも実際に利用で […]

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シリコン量子ビットのフィードバック型初期化技術を開発

June, 7, 2023, 和光--

理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター 半導体量子情報デバイス研究チームの小林嵩研究員、樽茶清悟 チームリーダーらの研究チームは、シリコン中の電子スピンによる量子ビットを測定結果に基づくフィードバック操作によっ […]

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ハニカム構造フォトニック結晶が起こす光渦の不思議な反転現象

June, 7, 2023, つくば--

物質・材料研究機構(NIMS)は、鏡映対称性と時間反転対称性を有するハニカム構造のフォトニック結晶の中で、光渦光源に誘起された多数の小さな光渦が干渉し合い、その結果光源の周りに逆向きの大きな光渦を形成する不思議な光渦伝搬 […]

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単原子分解能で電荷をイメージング

June, 7, 2023, Cambridge--

新しい走査トネル顕微鏡法が、化合物表面の電子の振る舞いのナゾを解く。 材料は、一般に電気を通すか、絶縁するかであり、したがって実験物理学者、理論物理学者は、電導と絶縁の両方に見えるサマリウムヘキサボライド(SmB6)とい […]

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EPFL、脳の信号をデコードすることでマウスが見るモノを予測

June, 6, 2023, Lausanne--

EPFLの研究チームは、新しいマシンラーニングアルゴリズムを開発した。これは、脳から記録されたデータの隠された構造を明らかにし、マウスが見るものなど、複雑な情報を予測することができる。 脳信号だけに基づいてヒトが見ること […]

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「超解像度」イメージング技術

June, 5, 2023, Columbia--

オクラホマ大学(University of Oklahoma)、Stephensonバイオメディカルエンジニアリング准教授、Stefan Wilhelm, Ph.D.,をリーダーとする研究チームは、 ACS Nanoに、 […]

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マックスプランク研究所、音で3D物体を作製

June, 2, 2023, Tübingen--

マックスプランク研究所(Max Planck Institute)の研究チームは、音波を使って3Dプリンティングで、物質を3D構築する新技術を発表した。 マックスプランク研究所のマイクロ、ナノ、分子システム研究者と、ハイ […]

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