Science/Research

理論物理の検証が拓いたX線制御の新技術-横滑りX線導波管

October, 14, 2016, 和光--

理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センター放射光イメージング利用システム開発ユニットの武井大客員研究員(立教大学先端科学計測研究センター研究員)、香村芳樹ユニットリーダーらの研究チームは、大型放射光施設「SPring […]

全文を読む

シースルーなプロジェクション型ホログラフィック3D映像技術を開発

October, 14, 2016, 東京--

NICT 電磁波研究所 電磁波応用総合研究室は、独自に開発したホログラムプリンタにより作製した特殊な光学スクリーンと、今回新たに開発したホログラム映像を投影する技術を組み合わせることで、透明なスクリーンにホログラム映像が […]

全文を読む

光計測部品の穴を埋める新デバイス

October, 13, 2016, Washington--

干渉計は、重力波の検出から体内の分子の相互作用の分離まで無数の利用法がある。この計測器は、光遅延を使って光ビームを操作することで、そうした微小な計測を行う。これは一般に、ビームパスの一方を長くし、信号を遅らせることで達成 […]

全文を読む

Bern大学のレーザ高度計で水星の地形を3D計測

October, 13, 2016, Bern--

ベルン大学(University of Bern)のレーザ高度計BELAがテストに成功し、最後のコンポーネントがESAに送られた。惑星飛行向けにヨーロッパで製造される最初のレーザ高度計は、水星へのESA BepiColo […]

全文を読む

量子的アプローチで分子の活動を正確に計測

October, 13, 2016, Sydney--

マッコーリー大学(Macquarie University)とウィーン大学(University of Vienna)の研究チームは、分子の特性を計測する新技術を開発した。これは、望遠鏡のような科学的計測機器改善の基盤と […]

全文を読む

UT、乳がん診察用イメージングデバイス開発に500万ユーロプロジェクト

October, 12, 2016, Enschede--

トゥエンテ大学(University of Twente)が主導する大規模ヨーロッパコンソーシアムは500万ユーロを超える助成金を主にEUから受け取り、乳がん診断用の新しいイメージング機器を開発する。  デバイスのプロト […]

全文を読む

乳がん手術中に悪性組織を発見する新たなイメージングツール

October, 12, 2016, Washington--

マモグラフィ技術の開発が早期乳がんの検出を支援する。その結果、全胸部切除が不要になることがあり、広範囲局所切除、乳房から腫瘍の塊を除去する乳房温存手術の傾向が強まっている。こうした手術では、医師は腫瘍が再発しないように「 […]

全文を読む

光子と人工原子から成る安定な分子状態を発見

October, 12, 2016, 東京--

NICTは、日本電信電話株式会社(NTT)、カタール環境エネルギー研究所(QEERI)と共同で、超伝導人工原子とマイクロ波光子の相互作用の強さを系統的に変え分光実験を行った結果、人工原子に光子がまとわり付いた分子のような […]

全文を読む

チューナブルオプティクスに光流体プラットフォームを使用

October, 11, 2016, Santa Cruz--

電気技術者、Holger Schmidtは、10年以上前から、集積チップベースのプラットフォームでサンプルの光学的解析用デバイスを開発してきた。アプリケーションは、生物学センサ、ウイルス検出、化学分析。同氏のラボからの最 […]

全文を読む

THz無線通信のキーコンポーネント開発

October, 7, 2016, Nijmegen--

GHz周波数の代わりにTHzを使う超高速ワイヤレス通信ネットワークが一歩前進した。  ラドバウド大学(Radboud University)FELIX研究所の研究チームは、既存の光ファイバネットワークを利用してTHz周波 […]

全文を読む

TU Wien、超高エネルギーで超短パルスレーザを生成する技術

October, 6, 2016, Vienna--

ウィーン工科大学(TU Wien)の研究チームは、超高速レーザパルスを圧縮する方法を見出し、ピークパワー1/2テラワットを達成した。これは、数100の原子炉の出力に匹敵する。  TU Wienフォトニクス研究所の研究チー […]

全文を読む

「光熱効果」を利用して生きた細胞を見るイメージング

October, 6, 2016, West Lafayette--

新しいタイプのイメージング技術が、生きた細胞や生命体を可視化するために使うのはスペクトルの中赤外部分と「熱レンズ」。これは、薬剤送達やガンの処置を見ることができるイノベーション。  赤外分光イメージングは、研究や乾いた組 […]

全文を読む

回転グレーティング・マイクロ内視鏡で焦点ズレ光を除去

October, 5, 2016, Houston--

ライス大学(Rice University)の研究チームは、先進的な侵襲性の少ない光ファイバ顕微鏡に焦点ズレをなくす回転グレーティングを加えた。内視鏡は手術に先立って、腫瘍学者や外科医が、ガン腫瘍を拡大して見るために用い […]

全文を読む

世界で初めての透明強磁性体の開発に成功―新しい磁気光学効果の発見

October, 4, 2016, 仙台--

東北大学などの研究グループは、全く新しい発想による透明強磁性体の開発に世界で初めて成功した。開発した材料は、ナノグラニュラー材料と呼ばれる、ナノメートルサイズの磁性金属粒子を誘電相中に分散させた金属と絶縁体(誘電体)の2 […]

全文を読む

ウメオ大学、スウェーデンにアト秒レーザ研究所を移設

October, 3, 2016, Clichy--

ウメオ大学(Umeå University)国立科学棟の地下に、László Veiszは超高速プロセス実験室を設置した。同氏の研究は、現在、原子、分子、電離プラズマの電子の動きを記録する驚くべき時間スケールに達している […]

全文を読む

Osramレーザが新たなラボ記録を達成

October, 3, 2016, Regensburg--

オスラム(Osram Opto Semiconductors GmbH)は、実験室で側面輝度最高4.8W/ mm*mradのブロードエリアダイオードレーザを実現した。  輝度が増せば増すほど、ファイバレーザへの光入力がま […]

全文を読む

PTSD治療に光を使うコンセプトを実証

September, 30, 2016, Arlington--

テキサス大学バイオエンジニア研究チームは、心的外傷ストレス障害(PTSD)や脳疾患のある退役軍人に対する近赤外(NIR)光照射効果を長年研究した後、脳疾患の効果的な長期治療に関する画期的な研究成果をScientific […]

全文を読む

皮膚を通して蛍光色素を計測できるウェアラブル顕微鏡を設計

September, 30, 2016, Los Angles--

UCLAの研究チームは、皮膚内部の蛍光バイオマーカーを高感度に検出、モニタできるモバイル顕微鏡を設計した。これは、医療診断や治療で様々な生物化学反応を追跡する重要なツールになる。  この新しいシステムの重量は1ポンドの1 […]

全文を読む

超精密集積で新たな機能性材料に成功―発光体やセンサ、医薬材料に期待

September, 29, 2016, 東京--

東京工業大学 科学技術創成研究院 ハイブリッドマテリアル研究ユニットおよび化学生命科学研究所の山元公寿教授、神戸徹也助教らは、発光体を1つの分子内に最大60個まで導入した新たな発光体の開発に成功した。  発光体は集積中に […]

全文を読む

清掃細胞が筋繊維を修復するプロセスを解明

September, 29, 2016, Karlsruhe--

筋線維細胞膜の微小な裂傷で焼けつくような痛みを感じることはよく知られている。細胞外皮のこのような穴は可能な限り早急に閉じなければならない、そうでなければ筋細胞が次々に死んでいく。  カールスルーエ工科大学(KIT)の研究 […]

全文を読む

水素分子の解離過程を8fsで制御-極端紫外アト秒パルス光によるコヒーレント制御の幕開け

September, 28, 2016, 和光--

水素分子(H2)は、水素原子(H)が2個結び付くことによって構成される最も簡単な構造の分子。したがって、水素分子が水素原子2個に分離する過程(解離)は、最も簡単な化学反応と言える。しかしこの解離過程は1種類ではなく、異な […]

全文を読む

ICFO、最高速で最小の量子乱数生成器を開発

September, 28, 2016, Barcelona--

ICFOは、現状で最高速、最小の量子乱数発生器と科学論文を同時発表した。  ほとんどの乱数発生器(RNGs)は、疑似乱数発生器として知られるコンピュータアルゴリズムに基づいている。これらは高速であるが、真にランダムではな […]

全文を読む

健全性モニタリング向けオールファイバオプティクスシステム

September, 27, 2016, Washington--

構造物健全モニタリングシステムは従来、圧力を電圧に変換する圧電変換器を用いている。これらの変換器は通常、腐食環境や300℃を超す高温下以外では、優れた信頼性を持っている。その制度や有用性は、こうした過酷環境では制限される […]

全文を読む

人と機械の相互作用改善にデータグラスOLEDマイクロディスプレイ

September, 27, 2016, Dresden--

フラウンホーファー研究所、有機エレクトロニクス、電子ビーム、プラズマ技術FEPは、有機半導体をベースにしたOLEDマイクロディスプレイ向けの様々なアプリケーションを開発している。イメージセンサ機能をマイクロディスプレイに […]

全文を読む

高速電子デバイスと信号処理で250Gbpsの短距離光伝送に成功

September, 26, 2016, 東京--

日本電信電話(NTT)は、高速電子デバイスと信号処理を組み合わせた高速信号を生成する新技術を用いて、Ethernet等で使われている光強度変調方式で250Gbpsの短距離光伝送に成功した。  Ethernet等のデータセ […]

全文を読む

富士通とHHI、波長制約のない一括波長変換の新技術で1Tb/s伝送

September, 23, 2016, 東京--

富士通研究所とドイツのフラウンホーファー・ハインリッヒ・ヘルツ研究所(Fraunhofer Heinrich Hertz Institute HHI)は、将来の波長多重光ネットワークの光通信中継ノードで必要とされる、波長 […]

全文を読む

走査型蛍光X線顕微鏡を用いた細胞内脂質イメージング

September, 16, 2016, 東京--

国立国際医療研究センターの志村、進藤らのグループは、脂肪酸に一元素(物質の最小単位、臭素原子)ラベルを行い、これを取り込ませた細胞を走査型蛍光X線顕微鏡※4システム(SXFM、大型放射光施設SPring-8のX線を使用) […]

全文を読む

光で天敵を集め、害虫を減らす技術を開発-紫色光の照射だけで害虫が半減

September, 16, 2016, つくば--

アザミウマはナス、トマト、イチゴなど多くの農作物に害を与える大害虫。近年、農薬が効かなくなりつつあり、大きな問題となっている。  農研機構生物機能利用研究部門、株式会社シグレイ、筑波大学は共同で、農薬を使う代わりに「光を […]

全文を読む

LED照明がコウモリの活動に影響

September, 16, 2016, Berlin--

街路灯の従来の電球を省エネLEDによる置き換えの広がりが、都市の夜のハンター、コウモリに大きな影響を与えている。  日和見種のコウモリは狩猟機会を失い、一方光に敏感な種は利益を得ている。これは、動物園と野生動物研究(IZ […]

全文を読む

LESA、集積マイクロチップで高速VLCを開発

September, 16, 2016, NY--

モバイルワイヤレスサービスの需要が増加し続けており、IoT(Internet of Things)技術導入拡大にともない、可視光通信(VLC)が潜在的なブロードバンド伝送技術として登場しつつある。VLCは、実質的に無限の […]

全文を読む

年別アーカイブ

下記にて過去のニュースをご覧いただけます。