Science/Research

近赤外光を吸収する有機化合物の合成に成功

June, 13, 2017, 豊田市--

愛知工業大学応用化学科の森田靖教授と村田剛志准教授(物性有機合成化学)が、近赤外領域に強い光吸収帯を示す純粋な有機化合物の合成に成功した。  併せて、共同研究者の中井浩巳・早稲田大学理工学術院教授(理論化学)が、独自に開 […]

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球状湾曲CMOSアレイにより画像品質向上

June, 13, 2017, Washington--

Microsoft ResearchとHRL Laboratories LLCは、著しく鮮明な画像、市販のイメージセンサを曲げる実用的なアプローチを実証した。  Microsoft Researchチームのリーダー、Br […]

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グラフェン-CMOS集積センサで波長検出範囲拡大

June, 13, 2017, San Jose--

ICFOのGraphene Flagship研究チームは、グラフェンをCMOS ICに集積できることを示した。  シリコンベースCMOS技術が世界を形作ってきたことは間違いない。コンピュータ、スマートフォン、デジタルカメ […]

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MRIと光学顕微鏡の組合せが脳の研究に有望

June, 12, 2017, West Lafayette--

パデュー大学(Purdue University)の研究チームによると、機能磁気共鳴映像法(f-MRI)は、脳の様々な部分の血中酸素レベルの変化を明らかにするが、そのデータは、脳細胞内および脳細胞間で実際に起こっているこ […]

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UTA研究者、パワースケーリングコンパクト半導体レーザ開発資金獲得

June, 12, 2017, Arlington--

従来のハイパワーレーザは大きくて、可搬プラットフォームで使うのが難しい装置を必要としているが、テキサス大学アーリントン校(University of Texas Arlington)の研究者が、こうした問題に対処する半導 […]

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ドイツ量子イニシアティブQUTEGA、光シングルイオン時計

June, 12, 2017, Munich--

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は、量子技術分野で戦略的プロセスを開始した。BMBFは、ドイツの経済と科学にとってのこの分野の重要性を強調しており、こうした評価は、ヨーロッパと国際的な評価に一致している。戦略プロセスの最 […]

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ETHチューリッヒ、量子支援型周波数計測開発

June, 8, 2017, Wien--

弱い電界、磁界の周波数を正確に計測することは多くのアプリケーションにとって重要である。ETHチューリッヒ(ETH Zurich)の研究チームは、量子センサが振動する磁界の周波数を前例のない精度で計測する手順を開発した。 […]

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M Squared、「スクランブルライト」波長計でブレイクスルー

June, 8, 2017, London--

レーザ計測における画期的なイノベーションにより原子サイズの100万分の1の変化を計測でき、新しい低コスト技術のお陰で量子技術やヘルスケアでの利用に変革を起こす可能性がある。  セントアンドルーズ大学(University […]

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MITスピンアウト、商用自動3Dプリンター

June, 8, 2017, Hannover--

MITスピンアウトNew Valence Robotics (NVBOTS)は、完全自動化商用3Dプリンターを市場に投入した。このプリンターは、クラウドベースのキューイングと自動パーツ移動機能を備えており、プリントは多く […]

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ハンドヘルドスキャナで乾癬患者の脈管化が明らかに

June, 7, 2017, Munich--

新開発の組織スキャナにより、乾癬患者の皮下を見ることができるようになっている。これにより臨床的に意義のある情報が、造影剤や放射線照射なしで得られる、例えば表面薄層の構造や血管などの情報である。ヘルムホルツ・ツェントルムミ […]

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NASA、遠紫外スペクトル領域の光学コーティングを研究

June, 7, 2017, Greenbelt--

NASAの技術者は、遠紫外スペクトル範囲でこれまで報告された中で最高の反射率の望遠鏡ミラーを作製した。  NASAのGoddard Space Flight CenterのManuel Quijadaチームは、赤外、光、 […]

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UCF研究者、ディスプレイの解像度向上技術を開発

June, 6, 2017, Washington--

セントラルフロリダ大学(University of Central Florida)の研究チームは、電圧によって色が変わる、新しい表面チューナブルを開発した。これは、TVs、スマートフォンや他のデバイスの解像度を3倍にす […]

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世界最強のX線レーザビームで「分子ブラックホール」を生成

June, 6, 2017, Newton--

X線が原子の内部から電子を剥がして叩きだすとき、その近隣から奪い取るものも多い。これは、ウイルス、バクテリア、複合材料全体の高解像度イメージングの進歩に寄与する新たな洞察である。  エネルギー省(DOE) SLAC国立加 […]

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EPFL、超安定ペロブスカイト太陽電池を開発

June, 6, 2017, Lausanne--

ペロブスカイト太陽電池は、安価で効率の良い太陽エネルギーを約束し、商用化の可能性は膨大であると見なされている。しかし、22%を超えるのパワー変換効率達成にも関わらず、その運用安定性がまだ市場要件に達していない。製造技術で […]

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超極微量試料の化学構造を決定できる量子センシングNMR

June, 5, 2017, つくば--

筑波大学の研究チームは、他の機関との共同研究により、ダイヤモンドの単一のNVセンタという室温動作・ナノ空間分解能を持つ量子センサを用いた量子センシングNMR(核磁気共鳴)を開発し、20ゼプトリットルの検出体積から、1Hお […]

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手磨き技術を超える液浸顕微鏡用メタレンズ

June, 5, 2017, Cambridge--

工学・応用物理学ハーバードJohn A. Paulson校(SEAS)の研究チームは、液浸顕微鏡向けに初のフラットレンズを開発した。このレンズは、どんな液体向けにも設計できるものであり、コスト効果が高く、造りやすい。高価 […]

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400G信号のマルチバンド大容量伝送向けオールラマン光増幅技術実験

June, 2, 2017, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、西日本電信電話株式会社と協力し、現在広く敷設されている光ファイバケーブルにおいて、伝送路の中継器に「オールラマン光増幅技術」を適切に用いることで、400Gbps信号をマルチバンドで光伝送 […]

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原子1個の内部電場の直接観察に成功

June, 2, 2017, 東京--

東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の柴田直哉准教授、関岳人特任研究員、幾原雄一教授らの研究グループは、0.05nm以下の分解能を有する最先端走査型透過電子顕微鏡(STEM)と独自開発の多分割型検出器を用いることに […]

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放射線照射中の材料のリアルタイムモニタリングを可能にする方法

June, 2, 2017, Washington--

MITの研究チームが開発した方法の新たな進化により、高放射能環境に晒されている物質を連続的、高精度にモニタリングできる。この方法では、材料は極めて長くその場にとどまり続けることができ、予防交換の必要がなくなる。また、こう […]

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経済的で環境にやさしく、高速化された腐食と摩耗防止技術

June, 2, 2017, Aachen--

コンポーネントは、硬質クロムメッキ、溶射、レーザ材料溶着あるいは他の蒸着溶接技術によって腐食や摩耗から守られている。しかし、これらのプロセスには難点がある。  フラウンホーファーILT (Fraunhofer Insti […]

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強いIR光パルスを成形する方法を開発

June, 1, 2017, Ithaca--

コーネル大学(Cornell University)の応用・工学物理学准教授、Jeffrey Mosesの研究チームは、強い中赤外(mid-IR)光パルスを生成し成形するプロセスを開発した。  中赤外波長は、材料科学者、 […]

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量子効果で変わる光波の方向を初めて計測

June, 1, 2017, Wien--

ウィーン工科大学(TU Wien)で、量子化された「磁気電気効果」がトポロジカル絶縁体で初めて実証された。これは、極めて正確な新たな計測法に道を開く。  空間を通して送られる光波は常に同じ方向に振動している。しかしある物 […]

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乳癌手術の繰り返しを減らす顕微鏡技術

May, 31, 2017, Pasadena--

CaltechのLihong Wangをリーダーとする光イメージング研究所のエンジニアは、外科医による乳がんのしこり除去に役立ち、腫瘍全体を除去したと確信できるイメージング技術を開発した。これにより追加の手術の必要性が減 […]

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特定の化学物質を簡便に検出できる高分子ゲルを開発

May, 31, 2017, 東京--

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の佐々木俊輔博士研究員(日本学術振興会特別研究員)、小西玄一准教授らの研究グループは、特定の組成を持つ化学物質を認識し、紫外光(UV)を照射すると蛍光が消光されて分解する、光トリガー […]

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世界最軽量「手のひらサイズ582g」医療用ガンマ線可視化カメラ開発

May, 30, 2017, 東京--

早稲田大学理工学術院の片岡淳教授らの研究チームは、大阪大学、量子科学技術研究開発機構、浜松ホトニクス株式会社と共同で、ガンマ線を可視化する世界最軽量の小型カメラ(重量580グラム)を開発した。さらにこのカメラを用いて、3 […]

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隠れた物性情報を引き出す新しい電子顕微鏡技術の開発

May, 30, 2017, つくば--

NIMSの研究グループ他は、電子ビームを使った顕微鏡において、電子のエネルギーがゼロに近い領域から高エネルギーまでの広いエネルギー範囲でナノ薄膜を一度に計測する新発想の汎用の分光顕微鏡技術を開発し、その有効性を実証した。 […]

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涙一滴を使って痛風診断ストリップ

May, 30, 2017, Seoul--

これまでにない、一滴の涙を使った痛風患者の診断ストリップをKAIST研究チームが発表した。この技術は、涙の生体分子を分析し非侵襲的に診断する。従来必要とされていた診断よりも大幅な時間と費用の節約になる。  バイオ/脳工学 […]

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超解像度顕微鏡で細胞と薬剤耐性細菌との闘いを明らかに

May, 29, 2017, Frankfurt--

ゲーテ大学フランクフルト(Goethe University Frankfurt)のIvan Dikic と Mike Heilemannの研究チームは、新しい抗生物質治療につながる可能性がある炎症シグナリングプラットフ […]

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電界で光を制御する新しい方法を発見

May, 29, 2017, Lincoln--

ノースカロライナ州立大学(NC State University)の研究チームは、電界で光を制御する技術を発見した。  NC State材料科学・工学准教授、Linyhou Caoによると、この方法はコンピュータに計算能 […]

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KAIST、レーザホログラフィック技術で生物細胞の3D挙動を制御

May, 29, 2017, Seoul--

KAIST物理学部研究チームは、光学的操作技術を開発した。これにより複雑な形状の微小サンプルの位置、方向、形状を自由にコントロールすることができる。  従来の光学的操作技術「光ピンセット」は、微小粒子にマイクロスケールの […]

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