Science/Research

400G信号のマルチバンド大容量伝送向けオールラマン光増幅技術実験

June, 2, 2017, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、西日本電信電話株式会社と協力し、現在広く敷設されている光ファイバケーブルにおいて、伝送路の中継器に「オールラマン光増幅技術」を適切に用いることで、400Gbps信号をマルチバンドで光伝送 […]

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原子1個の内部電場の直接観察に成功

June, 2, 2017, 東京--

東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の柴田直哉准教授、関岳人特任研究員、幾原雄一教授らの研究グループは、0.05nm以下の分解能を有する最先端走査型透過電子顕微鏡(STEM)と独自開発の多分割型検出器を用いることに […]

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放射線照射中の材料のリアルタイムモニタリングを可能にする方法

June, 2, 2017, Washington--

MITの研究チームが開発した方法の新たな進化により、高放射能環境に晒されている物質を連続的、高精度にモニタリングできる。この方法では、材料は極めて長くその場にとどまり続けることができ、予防交換の必要がなくなる。また、こう […]

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経済的で環境にやさしく、高速化された腐食と摩耗防止技術

June, 2, 2017, Aachen--

コンポーネントは、硬質クロムメッキ、溶射、レーザ材料溶着あるいは他の蒸着溶接技術によって腐食や摩耗から守られている。しかし、これらのプロセスには難点がある。  フラウンホーファーILT (Fraunhofer Insti […]

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強いIR光パルスを成形する方法を開発

June, 1, 2017, Ithaca--

コーネル大学(Cornell University)の応用・工学物理学准教授、Jeffrey Mosesの研究チームは、強い中赤外(mid-IR)光パルスを生成し成形するプロセスを開発した。  中赤外波長は、材料科学者、 […]

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量子効果で変わる光波の方向を初めて計測

June, 1, 2017, Wien--

ウィーン工科大学(TU Wien)で、量子化された「磁気電気効果」がトポロジカル絶縁体で初めて実証された。これは、極めて正確な新たな計測法に道を開く。  空間を通して送られる光波は常に同じ方向に振動している。しかしある物 […]

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乳癌手術の繰り返しを減らす顕微鏡技術

May, 31, 2017, Pasadena--

CaltechのLihong Wangをリーダーとする光イメージング研究所のエンジニアは、外科医による乳がんのしこり除去に役立ち、腫瘍全体を除去したと確信できるイメージング技術を開発した。これにより追加の手術の必要性が減 […]

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特定の化学物質を簡便に検出できる高分子ゲルを開発

May, 31, 2017, 東京--

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の佐々木俊輔博士研究員(日本学術振興会特別研究員)、小西玄一准教授らの研究グループは、特定の組成を持つ化学物質を認識し、紫外光(UV)を照射すると蛍光が消光されて分解する、光トリガー […]

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世界最軽量「手のひらサイズ582g」医療用ガンマ線可視化カメラ開発

May, 30, 2017, 東京--

早稲田大学理工学術院の片岡淳教授らの研究チームは、大阪大学、量子科学技術研究開発機構、浜松ホトニクス株式会社と共同で、ガンマ線を可視化する世界最軽量の小型カメラ(重量580グラム)を開発した。さらにこのカメラを用いて、3 […]

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隠れた物性情報を引き出す新しい電子顕微鏡技術の開発

May, 30, 2017, つくば--

NIMSの研究グループ他は、電子ビームを使った顕微鏡において、電子のエネルギーがゼロに近い領域から高エネルギーまでの広いエネルギー範囲でナノ薄膜を一度に計測する新発想の汎用の分光顕微鏡技術を開発し、その有効性を実証した。 […]

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涙一滴を使って痛風診断ストリップ

May, 30, 2017, Seoul--

これまでにない、一滴の涙を使った痛風患者の診断ストリップをKAIST研究チームが発表した。この技術は、涙の生体分子を分析し非侵襲的に診断する。従来必要とされていた診断よりも大幅な時間と費用の節約になる。  バイオ/脳工学 […]

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超解像度顕微鏡で細胞と薬剤耐性細菌との闘いを明らかに

May, 29, 2017, Frankfurt--

ゲーテ大学フランクフルト(Goethe University Frankfurt)のIvan Dikic と Mike Heilemannの研究チームは、新しい抗生物質治療につながる可能性がある炎症シグナリングプラットフ […]

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電界で光を制御する新しい方法を発見

May, 29, 2017, Lincoln--

ノースカロライナ州立大学(NC State University)の研究チームは、電界で光を制御する技術を発見した。  NC State材料科学・工学准教授、Linyhou Caoによると、この方法はコンピュータに計算能 […]

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KAIST、レーザホログラフィック技術で生物細胞の3D挙動を制御

May, 29, 2017, Seoul--

KAIST物理学部研究チームは、光学的操作技術を開発した。これにより複雑な形状の微小サンプルの位置、方向、形状を自由にコントロールすることができる。  従来の光学的操作技術「光ピンセット」は、微小粒子にマイクロスケールの […]

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デチューンドDFBレーザで帯域増

May, 26, 2017, Glasgow--

UKの独立系III-Vオプトエレクトロニック半導体ファウンドリ、CST Globalは、ポルトガル、Faroで開催されるオプティクス&フォトニクス(AOP)会議にリサーチエンジニア、Horacio Cantuが招待された […]

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マイクロヒーター/サーモメタ統合デバイスを作製

May, 26, 2017, Lincoln--

ネブラスカ大学リンカーン校Ming Hanは、最新の研究成果の一つ、レーザ加熱で華氏2000度に達する、シリコンチップ光ファイバデバイスを発表した。室温から300度へは一瞬で上昇する。  デバイスの加熱能力は、グリーンハ […]

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LLNL、レーザで炭素-14を計測する機器を開発

May, 25, 2017, Livermore--

ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)は、炭素-14(放射性炭素)を計測するレーザベース卓上装置を開発した。  生物系では、人や動物で炭素-14は微量の栄養素、毒、治療の追跡をする生物化学追跡子として使用できる。例えば […]

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レーザベースグラフェンで殺菌、生物付着防止

May, 24, 2017, Houston--

ライス大学(Rice University)とネゲヴ・ベン=グリオン大学(BGU)の研究チームは、レーザ誘起グラフェン(LIG)が極めて効果的な防汚材料であり、電気を通すと害虫駆除装置になることを発見した。  LIGはグ […]

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imecとHolst Centre、正確でローコストの眼球運動検出ソリューション

May, 24, 2017, Antwerp--

ImecとHolst Centreは、電気センシングで眼球の動きをリアルタイムで検出するセンシング技術の開発を発表した。これは次世代の眼球追跡技術に道を見らくものであり、imecのソリューションは仮想現実(VR)や拡張現 […]

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デュアル周波数コムで分光学的にガスセンシング

May, 23, 2017, Turich--

チューリッヒ工科大学(ETH)の研究グループは、デュアル周波数コムを以前よりも著しく簡単に安価に作製する方法を開発した。  量子エレクトロニクス研究所のUrsula KellerをリーダーとするETHの研究グループは、今 […]

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ナノファイバで細胞の力を感じ、音を聞く

May, 22, 2017, San Diego--

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の研究チームは、泳ぐバクテリアが生成する力を感じ、細胞の心筋細胞の鼓動を聞くことができる感度を持つ微小デバイスを開発した。  デバイスはナノサイズの光ファイバで、ヘリコバクタピ […]

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大きな期待を担う共役ポリマから生成したナノ粒子

May, 22, 2017, Washington--

共役ポリマの慎重な設計により光蛍光性ナノ粒子を造る方法をKAUSTの研究チームが開発した。  そのような微小ポリマベースの粒子は、医療イメージング用の蛍光タグとして、従来の有機染料や無機半導体量子ドットの代替となる。   […]

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世界最大のX線レーザが初のレーザ発振

May, 22, 2017, Hamburg--

ハンブルク大都市圏にヨーロッパのXFEL、世界最大のX線レーザが、9月の公式オープニングを前にして最後の大きな節目に到達した。3.4km長のファシリティは、そのほとんどが地下トンネルにあり、初めてX線レーザ光を生成した。 […]

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レーザパルスで未来の超伝導を解明

May, 22, 2017, Trieste--

室温超伝導の研究で前進があった。凝縮系物理学と材料科学の最先端の実験で、効率的なエネルギー利用の夢が実現可能であることが明らかにされた。イタリア国際先端研究校(SISSA)、Università Cattolica di […]

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光音響学で小動物の内臓活動を可視化

May, 19, 2017, Billerica--

生物医学エンジニアは、小動物の内部構造全体を生で見ることができる。活動している器官、血流、メラノーマ細胞の循環、神経ネットワークの発火を見ることができる十分な解像度がある。  ”single-impulse […]

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光学「ノイズ」から隠れた対象物を追跡する方法を開発

May, 19, 2017, Washington--

セントラルフロリダ大学(University of Central Florida)の研究チームは、散乱媒体の背後に隠れた対象物を、その動きによって生ずる光「ノイズ」の振動を解析することによつて追跡する新しいソリューショ […]

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「残留光伝導」がバイオエレクトロニクスの新しいツールになる

May, 19, 2017, Raleigh--

ノースカロライナ州立大学(NC State)の研究チームは、半導体材料上で細胞の挙動を操作する新しいアプローチを開発した。このアプローチでは、光を使って材料そのものの伝導性を変える。 「半導体との関連で細胞挙動をコントロ […]

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埋立地の汚染検出を改善する新しいアプローチ

May, 18, 2017, Washington--

ブラジルの企業、Embrapa Instrumentationの研究チームは、LIBS技術の改善を報告し、LIBSが浸出液の水銀を検出できることを確認した。  水銀は、埋立地の浸出液に見つかる最も危険な化学物質の一つ。野 […]

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WiFiを使うホログラフィックプロセスで3D画像を生成

May, 18, 2017, Munich--

ミュンヘン工科大学(TUM)の研究チームは、WiFiトランスミッタの放射を描画して周辺環境の3D画像を生成するホログラフィックイメージングプロセスを開発した。産業設備のオペレータは、これを使って製造現場を動く対象物を追跡 […]

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新開発のハンドヘルドファイバオプティックプローブでガンの内視鏡診断

May, 17, 2017, Washington--

ガンの内視鏡診断への重要ステップで、ハンドヘルドファイバオプティックプローブが開発された。これは、組織染料を用いることなく、多くの非線形イメージング技術アプリケーションで使用できる。新しいマルチモーダルイメージングプロー […]

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