Science/Research

ELI、L3-HAPLSレーザシステム始動

July, 11, 2018, Aberdeen--

レーザシステムL3-HAPLSは、新世代のダイオード励起、高エネルギー、高ピークパワーレーザシステム。完成すると世界最高の高強度ダイオード励起ペタワットレーザとなる。同システムは、基礎研究と応用研究の多くの分野で有用であ […]

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IRビジョンとセンシングに複屈折カルコゲナイド-ペロブスカイト材料

July, 10, 2018, Los Angels--

自律走行車の最大の課題の1つは、たとえ霧の中でも、確実に物体を検出、検知できるようにすることである。現在の可視光ベースのカメラと比べると、赤外線カメラは、霧、煙、可視光を散乱させる微粒子を通してでも高い視認性を提供できる […]

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長時間蛍光イメージングを可能にする近赤外蛍光標識剤を開発

July, 10, 2018, 名古屋--

名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)の山口茂弘教授、多喜正泰特任准教授、ガージボウスキー・マレク(Grzybowski Marek)研究員らの研究チームは、理化学研究所 生命機能科学研究センター( […]

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励起子生成効率100%以上を実現するOLEDの原理実証に成功

July, 10, 2018, 福岡--

九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センターの中野谷一准教授、永田亮工学府博士課程学生、安達千波矢センター長らの研究グループは、励起子生成効率100%以上を示す有機EL素子(OLED:Organic Light Em […]

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Menlo Systems開発のAstroCombでVLTの4システムを統合

July, 10, 2018, Aberdeen--

ヨーロッパ南天天文台(ESO)運営VLT望遠鏡を構成する4つの主望遠鏡に入る光を、初めて1つのスペクトログラフに統合することに成功した。星の光の分析は、Munich-Martinsriedのメンロシステム(Menlo S […]

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光ファイバを利用して地震を検知する新方法を開発

July, 9, 2018, Helmholtz--

光ファイバケーブルは、地震やほかの地盤運動の検出に使える。データケーブルは、ハンマーの衝撃、通過する車、海の波動からの地震波信号を拾うこともできる。これは、Nature Communicationsに発表されたドイツ、U […]

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金属酸化物への電子ドープにより光触媒活性が向上

July, 6, 2018, 福岡/東京--

太陽光を利用して水から水素を生成する光触媒は、日本人研究者を中心として研究が進められている。これまでの光触媒開発は主にトライ&エラーによるもので、高性能光触媒を合理的に設計することが難しく、何を制御すれば高性能 […]

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Sandia Labsライトミキサー、11色を同時生成

July, 6, 2018, Albuquerque--

サンディア国立研究所(SNL)で作られた新しい微小合成材料により、ワンボタンクリックでレーザ光を変えられるマルチカラーレーザポインターが可能になる。  新しい光混合メタマテリアルの研究成果は、Nature Communi […]

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非対称プラズモンアンテナ、テラヘルツギャップでフェムト秒パルス

July, 5, 2018, Munich--

ミュンヘン工科大学(TUM)の物理学者、Alexander Holleitnerと Reinhard Kienbergerは、わずか数ナノメートルの金属アンテナを使うチップで超短電気パルス生成に初めて成功した。信号は、表 […]

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「ステルスシート」、赤外線ディテクタから熱体を隠す

July, 5, 2018, Madison--

赤外線カメラは、熱感知の眼であり、ドローンがターゲットを見つけるために役立つ。例え真夜中でも濃霧でも利用できる。  そのようなディテクタから隠れることは、新しい隠れ蓑材料により極めて容易になる。その材料は、対象物を、実質 […]

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大型レーザ結晶、LiDARの活性媒体として機能

July, 5, 2018, Kazan--

ロシア初のCr:LiCaAlF6結晶を量子エレクトロニクス・電波分光学(Quantum Electronics and Radio Spectroscopy Lab)が成長させ、ロシア科学アカデミーの大電流エレクトロニク […]

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レーザの原理で超伝導の機構を解明

July, 4, 2018, 仙台--

東北大学などの研究グループは、有機超伝導体に極めて強い光パルスを照射した瞬間、光が増幅される現象(誘導放出)が起こることを発見した。さらに、この誘導放出は、超伝導の発現の仕組みとも関係していることが明らかになった。今後、 […]

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Prellis Biologics、毛細血管を持つヒト組織を3Dプリンティング

July, 3, 2018, San Francisco--

サンフランシスコの3D組織プリンティング会社、Prellis Biologicsは、生存可能な毛細血管を持つヒト組織のプリントで記録的な速度と分解能を達成し、移植用臓器プリンティング目標を現実に近づけたと発表した。  「 […]

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毛細血管もとらえる小型眼底カメラシステムを開発

July, 3, 2018, 奈良--

奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 物質創成科学領域の太田淳教授らの研究グループと東京大学大学院 情報理工学系研究科 石川正俊教授らの研究グループは共同で、画像処理装置の高速ビジョンと近赤外光を用いることにより […]

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帯域、感度、スピードのトレードオフを改善するフォトディテクタ

July, 3, 2018, Los Angles--

UCLA Samueli工学部の研究チームは、最も用途が広い材料の1つ、グラフェンを使い、新しいタイプのフォトディテクタを開発した。これは、現在最先端のものよりも多種類の光で機能する。同デバイス、優れたセンシング、イメー […]

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名古屋大学、結晶欠陥の3次元分布を可視化

July, 2, 2018--

名古屋大学 大学院工学研究科 宇佐美徳隆教授の研究グループと、同大学 大学院情報学研究科 工藤博章准教授の研究グループは、多数の太陽電池用シリコンウエハーの蛍光画像を収集し、得られた多数の画像に情報処理技術を適用すること […]

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2つの準位から同時にレーザ発振する有機結晶を開発

June, 29, 2018, つくば--

筑波大学などの研究者は、ストラスブール大学との共同研究で、π共役系分子マイクロ結晶からの同時多色レーザ発振注に成功した。  研究グループの辻教授、中村教授らにより2012年に開発された炭素架橋オリゴフェニレンビニレン(C […]

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新しい組織イメージング技術、ガンの進行をリアルタイム診断

June, 29, 2018, Champaign--

イリノイ大学の研究チームが開発した新しい顕微鏡システムは、化学薬品、染料なしで生きた組織をリアルタイム、分子精度で撮像できる。  同システムは、精密調整光パルスを使用して、複数の波長で同時撮像する。これにより、研究者は細 […]

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環境刺激に反応して状態を変える分子を3Dプリント

June, 28, 2018, Nottingham--

ノッティンガム大学(University of Nottingham)の新しい研究は、光などの環境刺激に反応して状態を変える分子を含む先端材料を3Dプリンティングで製造できることを証明した。  この研究成果は、エレクトロ […]

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太陽電池用鉛フリー、効率的なペロブスカイト

June, 27, 2018, Seoul--

KAIST研究チームは、高効率な鉛フリー薄膜太陽電池の潜在的な活性材料として機能するペロブスカイト材料、Cs2Au2I6を提案した。この材料は、これまでに知られていたペロブスカイトの限界、安定性と毒性の問題を克服するため […]

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色を変えるカメレオンに触発されてナノレーザを開発

June, 27, 2018, Evanston--

カメレオンがターコイズから、ピンク、オレンジ、グリーンと色を変えるように、自然のデザイン原理が効果を表す。複雑なナノメカニクスが静かに、楽々と機能し、環境に合致するようにカメレオンの皮膚をカムフラージュする。  自然から […]

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産総研、半導体中のマイクロメートルスケールの電荷分布を可視化

June, 26, 2018, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)と筑波大学の研究チームは、産総研が独自に開発した薄膜トランジスタ(TFT)の電荷を可視化するゲート変調イメージング技術の、空間解像度を810nmから430nmにするとともに、時間分解能を3µs […]

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光による植物遺伝子の新たな発現制御機構を解明

June, 25, 2018, 和光--

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの栗原志夫研究員、蒔田由布子研究員、松井南グループディレクターと、開拓研究本部岩崎RNAシステム生化学研究室の藤田智也大学院生リサーチ・アソシエイト、 […]

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光と物質を相互作用させる新しい方法を考案

June, 22, 2018, Alhambra--

MITとイスラエルのTechnionの研究者が開発した光と物質の相互作用を強める新しい方法は、いずれ、幅広い波長範囲から光を取り込む、より効率的な太陽電池、完全チューナブルな新しい種類のレーザやLEDになる。   この新 […]

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テラヘルツ光で超伝導に隠された新しい物質の状態を発見

June, 22, 2018, Ames--

米国エネルギー省(DOE)、Ames Laboratoryの研究チームは、超高速分光法を使って、超伝導合金の隠れた物質の状態として電子の相互作用を可視化した。  この隠された状態を作動させるには、量子相互作用を原子レベル […]

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光ベース量子暗号と量子コンピューティングにカーボンナノチューブ

June, 22, 2018, Los Alamos--

Los Alamosの研究チームと、独仏のパートナーが、量子情報処理向けにシングルフォトンエミッタとしてのカーボンナノチューブの高い可能性を追求している。研究チームによる、その分野の進歩の分析は、Nature Mater […]

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フォトニクスチップの大規模製造で前進

June, 21, 2018, Enschede--

フォトニクスは、高速でエネルギー効率のよい通信で重要な役割を果たす。光チップは、インターネットデータセンターをより地球にやさしくする。新しい5G標準を可能にし、センシングなどでさまざまなアプリケーションがある。しかし、大 […]

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KAIST、フレキシブル青色垂直microLEDを開発

June, 21, 2018, Soeul--

KAIST研究チームは、microLEDの商用化を促進する重要な光源技術を開発した。  材料科学・工学部のKeon Jae Lee教授のチームは、薄膜青色フレキシブル垂直microLED(f-VLED)の低コスト製造技術 […]

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欧州研究チーム、フォトニック超音波ベースバクテリア検出技術を開発

June, 20, 2018, Engomi--

ヨーロッパの研究チームは、フォトニック-超音波ベースのディテクタを開発している。これは,致死性の細菌をかつてなく迅速に診断することで、間もなくWHOが実施する厳しい飲料水新規制を受けて、水道会社を閉鎖から救うことになる。 […]

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乳ガン検出でマンモグラムに代わるレーザ-ソニックスキャナ

June, 20, 2018, Pasadena--

40過ぎの女性にとってマンモグラフィは、年に1、2回必要だが、苦痛を感じる処置である。その技術は、乳ガン死を減らすために有益ではあるが,理想的ではない。患者をX線照射にさらし、苦痛を感じるほどに乳房をプレートの間に圧縮す […]

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