Science/Research

レーザベースのシステムで石油/ガス操業から漏洩を連続モニタリング

March, 29, 2018, Washington--

数マイル平方で微量のメタン漏洩箇所を正確に示すことができる、新しいレーザベースシステムのフィールドテストが行われた。この新技術は、いずれ石油やガス製造サイトで、コストがかかり危険なメタン漏洩の連続モニタに使用される。   […]

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ITMO、フォトニックフックでバクテリアを捕まえる方法を開発

March, 28, 2018, St. Petersburg--

国際物理学チームは、新しいタイプの湾曲光ビーム、「フォトニックフック」を発見した。フォトニックフックは、他に類例がなく、その曲率半径は波長の1/2以下である。電磁波のそのような小さな曲率半径が記録されたのは初めてのことで […]

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個人化モデリングを使って心臓弁を置き換える

March, 27, 2018, Columbus--

オハイオ州立大学Wexner Medical Centerの医者は、大動脈弁置換術を受ける患者のケアを改善するために画期的なアプローチをとる。チームは、オハイオ州立大学工学部の生体医用工学チームと協力する。オハイオチーム […]

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赤色/赤外光を使う光マモグラフィで乳ガンを診断

March, 27, 2018, Hollywood--

無害な赤色または赤外光を使う光マモグラフィ(OM)は、多量のイオン化放射を避けなければならない、繰り返しイメージングが求められる場合に、X線と連動して診断またはモニタリングに使用するために開発された。イタリア、ミラノの研 […]

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自然なゆらぎ演出LED技術 社会実装化へ

March, 26, 2018, 大阪--

大阪大学産業科学研究所の神吉輝夫准教授は、兵庫県立大学、ゼロバイゼロ社、株式会社博報堂との共同研究で、世界初のゆらぎシンクロ型演出照明を開発した。  演出型照明は、特に欧米において、日常的に癒し空間を提供する道具であり、 […]

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コンパクト光センサで狭い空間の高感度分析

March, 26, 2018, Washington--

非常に狭いスペーズで様々な化学的、生物学的分析を行うように設計された新しい高感度フレキシブルセンサが開発された。センサの微小サイズは、それが血管内挿入可能であることを示している。さらに開発を進めることで、同センサは特殊な […]

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新しい光モジュールで甲状腺ガン検診改善

March, 23, 2018, Hollywood--

甲状腺ガンの早期診断は患者の回復可能性を向上させることができるが、現在のスクリーニング法は感度の低い機器を使い、不正確な結果を生み出すことになる。その結果、医師は不完全な情報に頼って診断判定を行い、処置を勧めることが少な […]

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Ampower、自動車の積層造形研究を発表

March, 22, 2018, Brussels--

Ampower Insightが発表した”Additive Manufacturing of Automotive Components”(自動車部品の積層造形製造)によると、積層造形法(AM)の […]

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スタンフォード研究者、隠れた物体を見る技術を開発

March, 22, 2018, Stanford--

無人の自動車が曲がりくねった通りを進み、子供のボールが転がった道路に急旋回しようとしている。自動車の誰もそのボールを見ることはできないが、自動車は止まってそれを回避することができる。これは、その自動車が非常に感度のよいレ […]

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フラウンホーファーIWS、接着剤なしのボンディング技術を開発

March, 22, 2018, Dresden--

フラウンホーファーIWS(Fraunhofer-Institut für Werkstoff- und Strahltechnik IWS)は、異なる特性の材料を接続する新しい工程を開発した。  熱直接結合は、レーザ構造 […]

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ラマン分光技術、3時間内に構成物質に対する耐性を特定

March, 20, 2018, Jena--

多耐性病原菌は増大する危険である。抗生物質の不必要な大量使用が頻繁になると、病原菌は薬剤に無感覚になる。これまで簡単に治った感染症が生命を脅かすことになりかねない。新しい迅速テストが、利用可能な抗生物質が具体的な例で、ま […]

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病気に関わる代謝変化を検出するラベルフリー、非破壊ツールを開発

March, 20, 2018, Medford/Somerville--

細胞の代謝変化は、病気の最初期に起こる。ほとんどの場合、その兆候に関して知ることは限界がある。通常、それが著しい損傷を及ぼした後にのみ病気が発見されるからである。  タフツ大工学部、Irene Georgakoudi教授 […]

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大面積配列制御単層カーボンナノチューブ薄膜の特異な光吸収特性を発見

March, 20, 2018, 東京--

首都大学東京の柳和宏教授らは、一方向に配向した単層カーボンナノチューブ(「ナノチューブ」)の大面積薄膜に高密度にキャリア(電子・正孔)を注入制御し、これまで発見されていなかったナノチューブ軸に垂直方向の巨大な光吸収現象を […]

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クロロフィルの誘導体が二つ集まり、円偏光発光(CPL)が発現

March, 19, 2018, 東京--

首都大学東京・杉浦健一教授、近畿大学・今井喜胤准教授、北里大学・長谷川真士講師の共同研究グループは、植物の光合成において重要な役割を果たすクロロフィルが重なり合う特徴的な構造「スペシャルペア」をモデルにした色素を作成して […]

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リチウム内包フラーレンの電子の振る舞いを初めて解明

March, 19, 2018, 東京/つくば--

筑波大学数理物質系の山田洋一講師らは、量子科学技術研究開発機構の境誠司上席研究員、東北大学の權垠相准教授、イデア・インターナショナル株式会社の笠間泰彦らと共同で、次世代材料として期待されるリチウム内包フラーレンの電子状態 […]

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NICT、光格子時計を利用した高精度な時刻標準の生成に成功

March, 16, 2018, 東京--

NICTは、電磁波研究所 時空標準研究室において、光格子時計と水素メーザ原子時計を組み合わせた「光・マイクロ波ハイブリッド方式」を新たに開発し、光格子時計に基づく高精度な時刻信号の発生を世界で初めて半年間継続させることに […]

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マイクロ波光子を吸収せず検出することに成功

March, 15, 2018, 東京--

電磁波のエネルギー最小単位である光子の測定や検出は、次世代のコンピュータとして期待される量子コンピュータの制御に関わる基盤技術として注目されている。東京大学 先端科学技術研究センターの中村泰信教授、東京大学 大学院工学系 […]

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NICT、テラヘルツ帯の精密な高周波電力測定を実現

March, 14, 2018, 東京--

NICTは、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、テラヘルツ帯(220GHz~330GHz)の高周波電力計を較正する 標準器の開発に成功した。  この技術の開発により、国家標準にトレーサブルな精密測定が可能になり、高周波 […]

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光ネットワークの構築・運用管理に必要な光伝送信号パラメータの深層学習を用いた推定技術を開発

March, 13, 2018, 東京--

富士通研究所、Fujitsu Laboratories of America, Inc.と富士通研究開発中心有限公司は、光ネットワークの構築・運用管理を容易にするため、光受信器の入力信号から光伝送信号パラメータを直接推定 […]

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世界初の超高速「モード選択」光源を実現

March, 13, 2018, 福岡--

九州大学大学院総合理工学研究院の浜本貴一教授の研究グループは、戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)の「レーザダイオード及び、光学部材の高精度実装技術開発」の一環として、超高速「モード選択」光源を世界で初めて実現し […]

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シリコン光スイッチの大幅な省電力化に成功

March, 13, 2018, 東京--

東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻の竹中充准教授らは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「超消費電力型光エレクトロニクス実装システム開発」プロジェクトの下、シリコン(Si)光導波路上に化合物半導体を貼 […]

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NYGCの3Dプリント微小流体キットで細胞分析を200倍安価に

March, 12, 2018, NY--

NYの研究チームによると、単一細胞分析は、個別細胞が病気にどのように影響を与え、治療にどのように反応するかの研究に大きな潜在性があるが、コスト効果が優れていて使いやすい機器が難題である。  Nature Communic […]

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3Dプリンティングでプロトタイプ震え抑制グラブ作製

March, 12, 2018, Ontario--

ウエスタン大(Western University)の研究チームは、ウエアラブル震え抑制グラブの新プロトタイプにより、パーキンソン病を患う世界の600万を超える患者にとって本当の変革が進行中であると考えている。  同大学 […]

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量子エニグマ暗号トランシーバを全光ネットワークで検証

March, 9, 2018, 東京--

玉川大量子情報科学研究所の二見史生教授、加藤研太郎教授、谷澤健准教授と、産業技術総合研究所(産総研)データフォトニクスプロジェクトユニットは共同で、量子エニグマ暗号トランシーバをネットワークに応用し、安全性を高めた低遅延 […]

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改良された3Dプリントができる合金がソフトロボットに有望

March, 9, 2018, Corvallis--

オレゴン州立大(OSU)工学部の研究チームは、フレキシブルコンピュータスクリーンや、ソフトロボットを含め、他の伸縮可能デバイスを素早く製造するための重要な一歩を踏み出した。  工学部の共同ロボット工学・インテリジェントシ […]

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JILAチーム、量子の世界を見る新方法を開発

March, 9, 2018, Gaithersburg--

JILAの研究チームは、新しいイメージング技術を開発した。これは、原子時計における量子の振る舞いを迅速かつ正確に、ほぼ瞬時のビジュアルアートの形式で計測する。  同技術は、分光学と高解像度顕微鏡を統合している。分光学は、 […]

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エッジコンピュータを活用した大容量データの通信制御機能実証実験

March, 8, 2018, ふじみ野市--

KDDI総合研究所は、今後普及が想定されるコネクティッドカーからの大容量データの優先度をエッジコンピュータ(MEC)で判断して通信制御する機能を開発し、運転支援に関わる優先度の高いデータをリアルタイムにクラウドへ送信する […]

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アト秒パルスで、原子内殻の電子の運動を観察

March, 8, 2018, Munich--

新開発のレーザ技術により、アト秒物理学研究所の物理学者(LMU Munichとマックスプランク量子オプティクス研究所との協働)は、前例のない強度の高エネルギーフォトンのアト秒バーストを生成できるようになった。  原子内殻 […]

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単一細胞レベルでの免疫細胞活性化を測定する画期的光学システム開発

March, 8, 2018, 大阪--

Nicolas Pavillon助教、Nicholas I. Smith准教授(免疫学フロンティア研究センター生体フォトニクス研究室)らの研究グループは、外部から色素や造影剤を添加せずに免疫細胞の非侵襲的測定を可能にする […]

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従来の100倍明るいX線ビームを作り出すX線ハーモニックセパレータ

March, 6, 2018, 和光--

理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センタービームライン開発チームの井上伊知郎基礎科学特別研究員、ビームライン研究開発グループの矢橋牧名グループディレクター、高輝度光科学研究センター光源基盤部門の後藤俊治部門長らの共同 […]

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