Science/Research

機械的な力を感じてより強く発光する「スマート」ポリマー

January, 31, 2020, 沖縄--

引っ張るほど強く光ることで材料にかかる応力を検出できる「スマート」ポリマーを沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らが開発した。この新たなポリマーはポリマーの性能測定や、エンジニアリングおよび建設業界で使用される材料 […]

全文を読む

ディープラーニング内視鏡診断支援ソフトウェアが医療機器の承認取得

January, 31, 2020, 東京--

昭和大学の工藤進英特任教授らのグループが開発を進めてきた人工知能(AI)内視鏡画像診断支援ソフトウェア(EndoBRAIN(R)-EYE)が、臨床性能試験を経て、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関す […]

全文を読む

量産化可能な塗布プロセスを用いた大面積調光デバイスを開発

January, 30, 2020, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)ナノ材料研究部門ナノ粒子機能設計グループ田嶌 一樹 主任研究員らは、東芝マテリアル株式会社(東芝マテリアル)、東レエンジニアリング株式会社、林テレンプ株式会社(林テレンプ)と共同で、可視光から […]

全文を読む

糖尿病関連失明の処置結果を人工知能(CNN)で予測

January, 30, 2020, Washington--

人工知能(CNN)を使って網膜画像を分析する新しいアプローチが、医者が糖尿病性黄斑浮腫の患者に最良の処置を選択するのに、いずれ役立つ日が来る。この糖尿病合併症は、生産年齢成人の間で失明の主要な原因である。   抗血管内皮 […]

全文を読む

TU Wien、記録破りテラヘルツレーザビーム

January, 29, 2020, Wien--

TU Wien研究チームは、複数の記録を破るテラヘルツ放射源の開発に成功した。光源は、極めて効率的であり、そのスペクトルは、非常に広く、全テラヘルツ域から様々な波長を生成する。これは、非常に高い放射強度で短パルス生成の可 […]

全文を読む

回折限界を破るカラースーパーレンズ

January, 29, 2020, Kazan--

カザン大学、Sergey KharintsevはOptics Lettersに論文を発表した。論文で説明されているメタレンズは、誘電体基板に設置した薄い複合金属誘電体膜で、幅が数10ナノメートル(nm)である。 Khar […]

全文を読む

透明物体と現象をリアルタイム超高速イメージングするカメラ

January, 29, 2020, Pasadena--

1年ほど前にCaltechのLihong Wangは、1秒に10兆の写真を撮れる世界最高速のカメラを開発した。スローモーションで動く光さえも捕らえられるほどに高速である。 しかし、時には速いだけでは十分でないことがある。 […]

全文を読む

光共振ミラーにより化学反応を制御する新技術を開発

January, 28, 2020, 札幌--

北海道大学電子科学研究所の平井健二准教授(科学技術振興機構(JST)さきがけ研究者),雲林院宏教授,メルボルン大学化学科のジェームズ・ハチソン研究員らの研究グループは,光共振器の中で分子の振動状態を変えることで,化学反応 […]

全文を読む

ナノスケール構造体を手で操作できるネットワーク型VR環境を開発

January, 28, 2020, 東京--

NEDOは、「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」に取り組んでおり、NEDOと東京工業大学は、DNAオリガミで構成されるナノスケール構造体を仮想現実(VR)上の仮想分子として表現し、手で操作できるネットワーク型VR環境 […]

全文を読む

2D光波、再書き込み可能光コンポーネント開発

January, 28, 2020, Cambridge--

光の波がある材料で2次元面に閉じ込められると、それはポラリトンとして知られるものになる、つまり光と物質の区別が曖昧な粒子。ポラリトンは、光回路の未来にとって素晴らしい意味を持つ。電子集積回路とは違い、集積オプティクスは、 […]

全文を読む

ディープラーニングで角に隠れた物体をリアルタイムイメージング

January, 28, 2020, Washington--

スタンフォード大学とライス大学、他の研究グループは、ディープラーニングとして知られるタイプの人工知能(AI)の力を利用して、リアルタイムで曲がり角をイメージングできる新しいレーザベースのシステムを実現した。さらに開発が進 […]

全文を読む

ナノサイズの光で金属-半導体ハイブリッド構造を作製

January, 27, 2020, 札幌--

北海道大学電子科学研究所の笹木敬司教授,パン クリストフ助教及び北海学園大学工学部の藤原英樹教授の研究グループは,ワンステップの光照射でナノサイズの金属構造上に選択的に半導体ナノ構造を合成する新技術を開発した。 ナノサイ […]

全文を読む

LED型の小型超広帯域発光素子で200mW以上を達成

January, 24, 2020, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)センシングシステム研究センター、バイオ物質センシング研究チーム 藤巻真研究チーム長、福田隆史主任研究員は、小型ハロゲンランプ(5Wランプの発光強度は100mW程度)をしのぐ明るさ(200mW以 […]

全文を読む

スマートフォンカメラと妊娠テストの原理で尿管E. coli感染を検出

January, 24, 2020, Bath--

University of Bathの生物学エンジニアは、医者が、通常のスマートフォンカメラを使って、尿路感染症(UTIs)を迅速に診断する際に役立つテストを開発した。 妊娠検査に似たそのプロセスは、わずか25分で、尿サ […]

全文を読む

コロイド量子ドットレーザダイオード実現間近

January, 24, 2020, Los Alamos--

ロスアラモス(Los Alamos National Laboratory)の研究者は、慎重に設計したコロイド量子ドットを集積光共振器を含む新しいタイプのLEDsに組み込んだ。これにより、レーザとして機能することになる。 […]

全文を読む

チップベース光センサ、尿に癌バイオマーカーを検出

January, 24, 2020, Wanshington--

トゥエンテ大学(University of Twente)の研究チームは、レーザを集積したチップベースセンサを使って、尿試料に非常に低レベルのガンタンパク質バイオマーカーを検出した。その新技術は、他の設計よりも高感度であ […]

全文を読む

VR、イメージング向け量産、センチメートルスケールメタレンズ開発

January, 23, 2020, Cambridge--

メタレンズは、光を集光させるためにナノ構造を使うフラット表面で、顕微鏡からカメラ、センサ、ディスプレイまであらゆるものを変革すると見られている。しかしこれまでのところ、そのレンズのほとんどは、1個のグリッターのサイズだっ […]

全文を読む

LZHのMOMAレーザ、火星への飛行準備完了

January, 23, 2020, Hannover--

Laser Zentrum Hannover e.V.(LZH)が開発したMOMAレーザは、次に火星で動作することになっている。レーザが組み込まれたExoMars探査機は、フランス、トゥールーズのAirbusで、熱真空試 […]

全文を読む

38コア・3モードの光ファイバ伝送で、容量と周波数利用効率世界記録

January, 23, 2020, 東京--

情報通信研究機構(NICT)ネットワークシステム研究所と住友電気工業株式会社(住友電工)、株式会社オプトクエストは、38コア・3モードファイバを用い毎秒10.66ペタビット伝送実験に成功し、周波数利用効率1158.7ビッ […]

全文を読む

青色光、軽い外傷性脳損傷治癒に役立つ

January, 22, 2020, Tucson--

アリゾナ大学精神医学教授、William “Scott” Killgoreは、青色光を使って、脳震盪から回復しつつある成人の睡眠パタンのリセットを行った。これによって脳構造の回復、接続性や認識能力 […]

全文を読む

われわれが受ける光照射を計測するウエアラブルセンサを開発

January, 22, 2020, Lausanne--

日光は、睡眠、注意力、ホルモン調整において重要な役割を担う。スイス連邦工科大学(EPFL)は、Geneva School of Art and Design (HEAD – Genève)と協力して、個人が触れる光の量、 […]

全文を読む

3Dプリンター技術を応用し、立体造形物に電子透かしを埋め込む

January, 22, 2020, 奈良--

奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 情報科学領域 光メディアインタフェース研究室のArnaud Delmotte氏、向川康博教授、舩冨卓哉准教授、久保尋之助教、田中賢一郎助教のグループは、3Dプリンターで作成し […]

全文を読む

世界初、1枚のシート型イメージセンサで指紋・静脈・脈波を同時計測

January, 22, 2020, 東京--

東京大学大学院工学系研究科 横田知之准教授、染谷隆夫教授らは、株式会社ジャパンディスプレイと共同で高空間解像度と高速読み出しを両立するシート型イメージセンサの開発に成功した。  このシート型イメージセンサは、厚さが15µ […]

全文を読む

能動熱検出が超分解能技術の用途を広げる

January, 21, 2020, South Korea--

韓国の基礎科学研究所(IBS)内Center for Soft and Living Matterの研究チームは、プローブビームによって起こる温度上昇を利用することで物体を検出する信号自体を生成できることを見いだした。 […]

全文を読む

複数のプローブを同時に画像化する「MI-IP」を開発

January, 21, 2020, 和光--

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター健康・病態科学研究チームの福地知則研究員、渡辺恭良チームリーダー、名古屋大学大学院医学系研究科の山本誠一教授らの共同研究グループは、これまで単一のプローブしか解析できなかったベ […]

全文を読む

マルチビームX線タイコグラフィを実証

January, 21, 2020, 和光--

理化学研究所(理研)放射光科学研究センター理研RSC-リガク連携センターイメージングシステム開発チームの高橋幸生チームリーダー(東北大学多元物質科学研究所教授、大阪大学大学院工学研究科招へい教授)、広瀬真研修生(大阪大学 […]

全文を読む

糖尿病診断、網膜症処置用スマートフォトニックコンタクトレンズ

January, 20, 2020, South Korea--

POSATECHの研究チームはスマートLEDコンタクトレンズを開発した。  糖尿病患者は、食事の前後に血液を採取して血糖値を計測する必要がある。また、糖尿病で合併症は容易に起こる。先頃、POSTECHの研究チームは、「ス […]

全文を読む

多重フォトニックセンサ、ミルクの汚染を検出

January, 17, 2020, Dresden--

EU助成プロジェクトMOLOKOで、フラウンホーファーの研究チームは、パートナーとともに、ミルク(牛乳)の安全性と品質パラメータを迅速、オンサイトで分析する新しいオプトプラズモンセンサを開発する。この早期警戒システムは、 […]

全文を読む

グリーンハウスのLED照明は有用だが、基準が必要

January, 17, 2020, New Brunswick--

ラトガース大学の研究によると、LED照明はグリーンハウスの植物成長を促進できるが、最適な光強度や色を決めるために基準が必要である。研究チームは、栽培用照明製品のエネルギー効率改善に役立つ研究を行っている。 多くの照明会社 […]

全文を読む

横浜国立大学、オンチップで光ビームを操作

January, 17, 2020, 横浜--

横浜国立大学の馬場教授らの研究グループは、スローライトと呼ばれる現象を利用して、光ビームを自在に操作する半導体チップを開発した。  従来、使われていた回転ミラーなどを半導体に置き換えることで、小型、軽量、高速、低消費電力 […]

全文を読む

年別アーカイブ

下記にて過去のニュースをご覧いただけます。