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Science/Research

自然界で最小の励起エネルギーをもつ原子核状態の人工的生成に成功

September, 17, 2019, つくば--

自然界には約3300種以上の原子核が存在するが、この中で最小の励起エネルギーをもつ原子核がトリウム229。この励起状態(アイソマー状態)は、レーザを用いて励起することができる唯一の原子核励起状態であり、これとレーザを組み […]

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導体原子シートの新たな合成機構を解明

September, 13, 2019, 仙台--

東北大学 大学院工学研究科 電子工学専攻の加藤俊顕准教授と金子俊郎教授らは、原子オーダーの厚みを持つ半導体原子シートである遷移金属ダイカルコゲナイド(Transitional Metal Dichalcodenides: […]

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ナノサーモメタで細胞内温度を計測

September, 13, 2019, Houston--

ライス大学の研究者によって細胞の温度計測が可能になった。ここでは、蛍光ナノ温度計を作るために特別な分子の発光特性を利用した。  ライス研究所化学者、Angel Martíは、Physical Chemistry B論文で […]

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ニュートンのグラスプリズムに取って代わるナノワイヤ

September, 13, 2019, Cambridge--

ケンブリッジ大学の研究チームは、顕微鏡なしで細胞を撮像、スマートフォンカメラ内で化学フィンガープリント分析を可能にする超微小なデバイスを設計した。  そのデバイスは、人の髪の毛よりも1000倍小さく、これまでに設計された […]

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スマートフォンカメラによる科学研究をキャリブレーション法で改善

September, 12, 2019, Bailrigg--

スマートフォンと他のコンシューマカメラが科学アプリケーションにますます使われるようになっているが、様々なデバイスからのデータを比較、統合することは難しい。新しい使いやすい標準方法により、ほとんどだれでも、特殊な装置なしで […]

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スタンフォード研究者、光トラップ、色変更結晶を設計

September, 12, 2019, Auburn Hills--

スタンフォード大学ポスドク研究者、Momchil Minkovは、フォトニック結晶キャビティを使って2つのレーザビームを共存させることを目標にしていた。しかし、既存のフォトニック結晶キャビティは、通常、光の1波長を閉じ込 […]

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マシンラーニングで行動への遺伝的影響をデコード

September, 11, 2019, Salt Lake--

ハツカネズミは餌を漁る間走り回るが、遺伝学がこの蛇行行動をコントロールする見えない手かも知れない。ユタ大学の研究チームは、マシンラーニングを使って、本能の段階的なステップを方向付ける遺伝的制御と学習行動との間のリンクを引 […]

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NTT、暗号化したままディープラーニングの標準的な学習処理

September, 10, 2019, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、データを暗号化したまま一度も元データに戻さずに、ソフトマックス関数やAdam(adaptive moment estimation)と呼ばれる最適化処理を含む標準的なディープラーニングの […]

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超高速の脳マッピングに新しいイメージング技術

September, 10, 2019, 合肥市--

脳の構造と機能は、ライフサイエンス研究では常に重要なテーマの一つである。脳構造の3D顕微イメージングは、脳の働きを理解するための基本的な方法であるが、従来の2Dスライスイメージング技術では、脳構造の再建と分析は耐えがたい […]

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オールオプティカルニューラルネットワーク・ディープラーニング実証

September, 9, 2019, Washington--

パターン認識、リスク管理、その他の同様に複雑なタスクでは、最も強力なコンピュータさえ、まだ人の脳にはかなわない。とはいえ、光ニューラルネットワークの最近の進歩は、人の脳でニューロンが反応する方法を模擬することで、そのギャ […]

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レーザでセラミックスを溶接、炉は不要

September, 6, 2019, San Diego--

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のエンジニアチームは、新しいセラミック溶接技術を開発した。  研究成果は、Scienceに発表された。新しいプロセスでは、超高速パルスレーザを使い、接合面に沿ってセラミック材を […]

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CO2を食べ、環境に優しい燃料を作るナノバグ

September, 6, 2019, Centennial--

CU Boulderの研究チームは、空中の二酸化炭素と窒素を利用して、さまざまなプラスチックや燃料を生成するナノバイオ・ハイブリッド有機体を開発した。これは、ローコストの炭素隔離、環境に優しい化学物質に向けた第一歩として […]

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非侵襲的イメージング法、分子レベルでガンを発見

September, 6, 2019, Washington--

Tufts UniversityとLahey Hospitalの研究チームは初めて、強力な顕微鏡技術と自動画像分析アルゴリズムを統合し、侵襲的な生検や造影剤に頼ることなく、健全な組織と転移性ガン組織とを区別した。  この […]

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徳島文理大学が東西電工と植物栽培用の新型LEDライトを共同開発

September, 6, 2019, 徳島市--

徳島文理大学は、東西電工と共同で植物栽培用の新型LEDライトを開発。これを用いてタデ藍に含まれるインディカンの収量が2倍以上に増加することを実証した。同社は今年度中にLEDライトを製品化し、順次発売していく計画である。 […]

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微小レンズレス内視鏡、細胞より小さな対象の3D画像

September, 5, 2019, Washington--

TUドレスデン(Dresden)の研究チームは、1個の細胞よりも小さな物体の3D画像を生成する新しい自己校正内視鏡を開発した。レンズなし、光学的、電気的、機械的コンポーネントなしで、その内視鏡の先端は、わずか200µm幅 […]

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ナノスケール光操作を製造容易にするスティッカー

September, 5, 2019, West Lafayette--

HIV、気道感染を起こすウイルスなど、人の病原菌は区別が難しい分子フィンガープリントを持っている。これらの病原菌の検出向上のために、診断ツールのセンサはナノスケールで光を操作する必要がある。  しかし、センサに損傷を与え […]

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コンピュータイメージング、OCT解像度を改善

September, 5, 2019, Durham--

デューク大学バイオメディカルエンジニアは、OCTの解像度をあらゆる方向に1µmスケールまで改善する方法を考案した。その新技術は、オプティカルコヒレンス屈折トモグラフィ(OCRT)と言い、数十億ドルの医療分野OCT産業で得 […]

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強い光が心臓の健康を保護する理由を発見

September, 4, 2019, Anschutz--

コロラド大学Anschutz Medical Campusの研究者は、強い光が、血管を増強し、心臓発作から保護する特異遺伝子を増幅することを確認した。  研究成果は、Cell Reportsに発表された。 研究チームは、 […]

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3D対象物追跡を改善する人工複眼

September, 4, 2019, Tianjin--

天津大学の研究チームが開発した、生物模倣の複眼は、昆虫が複眼を使って対象物とその軌跡を高速に知覚する方法を研究者が理解する際に役立つ。複眼は、カメラに利用して、ロボット、自律走行車、無人航空機向けの3D位置計測システムも […]

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目で制御するソフトレンズ、人と機械のインタフェースを開く

September, 3, 2019, San Diego--

UCSDの研究チームは、動きを目でコントロールするソフトロボットレンズを開発した。二度の瞬きはレンズズームインとアウト、右、左、正面、上、下を見るとレンズは追従する。  そのレンズは、人とソフトマシーンの間のインタフェー […]

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3次元量子ドット構造の形成実現によるInGaAsナノ円盤構造

September, 3, 2019, 東京--

東京大学、東北大学、北見工業大学の研究グループは、バイオテンプレート技術と融合して低欠陥のナノサイズの低濃度のインジウムガリウム砒素/ガリウム砒素(InGaAs/GaAs)円盤構造(量子ドット)を有する柱状構造(ナノピラ […]

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レーザプリンティング技術、防水E-繊維を数分で製造

September, 2, 2019, Melbourne--

次世代の防水スマート線維は、数分でレーザプリント製造される。  RMIT大学の研究チームは、コスト効率の優れた、スケーラブルな方法で、エネルギー蓄積デバイスを内蔵した線維を素早く織ることができる方法を開発した。   わず […]

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光触媒反応中の電子と分子の超高速な動きを世界初観測

September, 2, 2019, 東京--

ベトナム物質科学研究所、大阪大学、東京工業大学の研究グループは、人工光合成に用いられる光触媒分子(Re錯体)が還元剤TEOA溶液中において、光照射後しばらくしてRe錯体へ隣のTEOA分子が近づき、電子を渡す様子を、時間分 […]

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製造現場でのロボットの自律的な作業を実現するAI技術を開発

September, 2, 2019, 大阪--

産業技術総合研究所(産総研)人工知能研究センターは、大阪大学(阪大)、中部大学(中部大)と共同で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」プロジェクトにおいて、自動化が困難な […]

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Sonyとヤマハ発動機、エンターテインメント用車両の共同開発

August, 30, 2019, 東京--

ヤマハ発動機株式会社は、ソニー株式会社(ソニー)と新たな低速の移動体験の提供を目的とするSociable Cart(ソーシャブルカート)「SC-1」を共同開発した。  SC-1は、ヤマハ発動機の自動運転技術とソニーのエン […]

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高出力レーザダイオード、3Dプリント部品の残留応力を低減

August, 30, 2019, Livermore--

3Dプリンティングでは、プリンティング工程中に、加熱された材料の膨張と、冷たい材料の収縮のために、残留応力が部品に増大し、部品を歪め、亀裂を起こす力が生まれる。これは、特に金属では部品を脆弱にし、あるいは引き裂くことにな […]

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薬品品質制御、医療診断に使える画期的な微小レーザ

August, 30, 2019, West Larayette--

薬品製造ラインで迅速に分子を計測でき、患者の皮膚の組織を分類できるポータブルスキャナ開発に向けて、プリンストン大学主導の研究チームが、マイクロチップに組み込める小型で効率のよいレーザを使うイメージングシステムを開発した。 […]

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遠赤外線自由電子レーザによる、アミロイド線維の効果的な分解を確認

August, 29, 2019, 大阪/東京--

東京理科大学総合研究院赤外自由電子レーザ研究センターの川崎平康研究員、理学部化学科の築山光一教授、大阪大学産業科学研究所の入澤明典助教らの研究グループは、テラヘルツ領域(50~100µmの遠赤外線)の自由電子レーザを用い […]

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UCLA、ディープラーニングを利用して血液のガンをミリ秒で特定

August, 28, 2019, Los Angels--

UCLAとNantWorksの研究チームは、数ミリ秒でガン細胞を検出する人工知能を備えたデバイスを開発した。これは、以前の方法よりも数100倍高速である。その速度で、ガン細胞が検出されるとすぐに血液からガン細胞を抽出する […]

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世界最高レベルの波長分解能を持つ分光型赤外線センサを開発

August, 28, 2019, つくば--

NIMSは物質の熱ふく射を波長分解し、かつ、飛来する方向を絞って検出できる多波長型の赤外線センサを開発した。このセンサは50 nmの波長分解能と±1°の指向性を持ち、これにより、熱ふく射の波長分布やその温度変化が未知の物 […]

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