Science/Research

がん幹細胞を識別するAI技術を開発

June, 30, 2020, 東京--

東京工科大学応用生物学部の杉山友康教授とコンピュータサイエンス学部の亀田弘之教授ら研究グループは、がん幹細胞と非がん幹細胞を識別する人工知能(AI)技術を開発した。これは、培養細胞またはがん組織の位相差顕微鏡画像に写るが […]

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ミネソタ大学、拡張臓器に直接センサを3Dプリンティング

June, 29, 2020, Minneapolis--

University of Minnesotの機械工学とコンピュータサイエンティストは、モーションキャプチャ技術を使って伸縮する臓器に電子センサを直接プリントする3Dプリンティング技術を開発した。その新しい3Dプリンティ […]

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EPFL、光と物質の相互作用に新材料

June, 29, 2020, Lausanne--

EPFLの研究者は、シングルフォトンレベルで新しい材料と光を結合した。その成果は、理論計算が難しい、量子相関システムの特性制御と理解向上に展望を開く。 物理学者が「強い相関を持つ」としている大きな材料グループが存在する。 […]

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ナノメートルスケールセンシング用の新しい集積デバイス

June, 26, 2020, Eindhoven--

アイントホーヘン工科大学(TU/e)の研究者は、新しい集積光学センサを開発した。これは、計測分解能が向上しており、オンチップセンシングプラットフォーム向けにレーザやディテクタを含め完全集積のコンパクトな光学センサに道を開 […]

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偏光イメージングに応用できるメタサーフェス

June, 26, 2020, Cambridge--

偏光は光が振動する方向であり、人の眼には見えない。しかしわれわれの光学世界の多くは、この隠れた光品質の制御と操作に依存している。  偏光を操作できる材料、複屈折材料は、デジタルアラーム時計から医療診断、通信、天文学まで至 […]

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レーザ光による固体内電子運動の操作で光の発生制御に成功

June, 26, 2020, 京都--

京都大学化学研究所の廣理英基 准教授、金光義彦 教授、佐成晏之 理学研究科博士課程学生と国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の乙部智仁 上席研究員らの研究グループは、波長の異なる強い近赤外のレーザ光パルスを半導体材料 […]

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健全なピーナッツ植物のチェックに迅速、正確なラマン分光法を適用

June, 25, 2020, Saudi Arabia--

Texas A&M AgriLife の研究者は生物物理学を使って植物育成をスピードアップする。 よりよいピーナッツ苗木を育成する長いプロセスは、生物物理学技術、ラマン分光学を使うことでスピードアップできる。 […]

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ロボット義肢向けにAIにコンピュータビジョン、不確かさを導入

June, 25, 2020, Raleigh--

NC Stateの研究者は、既存のハードウエアと統合できる新しいソフトウエアを開発した。これにより、義肢あるいは外骨格(エクソスケルトン)を使う人々は、さまざまな種類の地形を安全に、より自然に歩くことができるようになる。 […]

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X線レーザが生体分子の内部構造を正確に計測できる方法をテスト

June, 25, 2020, Menlo Park--

エネルギー省(DOE)のSLAC国立加速器研究所X線自由電子レーザの大きな利点の一つは、研究者が自然環境で生物学的分子の構造を計測できることである。人体に見られるのと似た条件で、潜在的な新しい薬剤がウイルスとどのように相 […]

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ウエハにダメージが生じないステルスダイシング加工を実現

June, 25, 2020, 東京--

東京工業大学 科学技術創成研究院 異種機能集積研究ユニットの大場隆之特任教授は、WOWアライアンスと共同で、ステルスダイシングと呼ばれるレーザダイシング加工プロセスを用いた、ダメージが生じない極薄ウエハ加工技術の開発に成 […]

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光乱流を用いて高精度レーザを実現

June, 24, 2020, Cambridge--

ハーバード大学、Harvard John A. Paulson School of Engineering and Applied Sciences (SEAS)の研究者、Federico Capassoをリーダーとする […]

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深紫外線を透過する透明なトランジスタを実現

June, 24, 2020, 札幌--

北海道大学電子科学研究所の太田裕道教授,ジョ・ヘジュン助教らの研究チームは,深紫外線を透過する透明な薄膜トランジスタの作製に成功した。 バイオセンサとして,現在は半導体シリコンを活性層とするトランジスタが利用されているが […]

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多彩な可視光を感知する光スイッチたんぱく質の設計

June, 24, 2020, 静岡--

静岡大学 大学院総合科学技術研究科の成川礼 講師(グリーン科学技術研究所 兼任)、伏見圭司特任助教らは、酸素を発生して光合成(酸素発生型光合成)を行う微生物のシアノバクテリアより、橙色光と緑色光を感知する新しいシアノバク […]

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大阪大学、景観シミュレーション用の DR に新技術

June, 24, 2020, 大阪--

大阪大学大学院工学研究科の大学院生(当時)の城戸大輝、福田知弘准教授、矢吹信喜教授らの研究グループは、深層学習モデルで人や自動車などの移動物体を検出し、仮想的に除去することで、再整備後の景観を現地でリアルタイムに検討でき […]

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海洋プラスチック粒子連続モニタリングの基盤となる光技術

June, 23, 2020, 東京--

海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球環境部門地球表層システム研究センターの朱春茂研究員らは、ハイパースペクトル画像診断(Hyperspectral Imaging, HSI)技術を用いたマイクロプラスチックの高速な検出 […]

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メタサーフェスレンズ、1000倍薄く軽量

June, 23, 2020, Gothenburg--

チャルマーズ大学の研究者によると、将来、カメラレンズは数千倍薄くなり、製造は大幅にリソースを少なくできる。研究チームは、現在、「メタサーフェス」という人工材料を造る新技術を紹介している。これは、多数の相互作用するナノ粒子 […]

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Lehigh、マルチワット、テラヘルツレーザを開発

June, 22, 2020, Dublin--

Lehighのフォトニクス・ナノエレクトロニクスセンタの研究者は、テラヘルツレーザの記録的高出力パワー達成に位相ロック技術を使っている。また、任意の単一波長半導体量子カスケードレーザ(QCL)でも最高の放射効率を報告した […]

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パワーレーザの照射でダイヤモンドがパキパキ割れる様子を観測

June, 22, 2020, 大阪--

大阪大学レーザ科学研究所の大学院生加藤弘樹、重森啓介教授の研究グループは、非一様なレーザ光をダイヤモンドの表面に照射することによって、その表面に発生する特異な表面形状を発見した。その特異な形状はプラズマの制御によって消失 […]

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自己洗浄アルミニウムを作るレーザプロセスを開発

June, 19, 2020, Dresden--

フラウンホーファーIWSの研究者は、自己洗浄金属面を開発した。ドレスデン工科大学(Technische Universität Dresden) とFraunhofer Institute for Material an […]

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UCI、COVID-19などウイルス死滅にBlu-rayディスクレーザを利用

June, 19, 2020, Irvine--

カリフォルニア大学アーバイン(UCI)、物理学者、Chris Bartyのチームによると、コロナウイルスに対する新武器は、家庭のエンタテーメントコンソールにあるかも知れない。チームは、BluRayデジタルビデオディスクデ […]

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宮崎大学、AquiSenseのUV-C LEDでSARS-CoV-2用量反応実験

June, 19, 2020, Charlotte--

宮崎大学の独立した研究者がCOVID-19殺菌を証明するためにUV-C LEDランプを使用した。この研究は、COVID-19との闘いを支援するためにUVの殺菌能力についてのデータを提供するものである。 AquiSense […]

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レーザと金粒子を使って酸化チタンを光触媒向けナノコンポジットに

June, 18, 2020, St. Petersburg--

様々な金属の酸化物は、多様なシステムで光触媒として役立つことがある。例えば大気浄化、水分解反応、ガラスや鏡の自己洗浄反応。そのような物質の物理的化学的特性は、ナノ粒子を加えることで改善される。  ナノ粒子は、普通の酸化物 […]

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光を使って分子パタンを引き出す

June, 18, 2020, Zurich--

ETH-Zurich研究チームは、生細胞を誘導する分子のパタンを引き出すために光を使う新しい方法を開発した。そのアプローチにより多細胞生物の成長をよく見ることができる。また将来的には、新しい治療でも役割を果たす可能性があ […]

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Aqua-Fi、光ビームでデータを水中送信

June, 18, 2020, Thuwai--

KAUSTの研究者によると、光ビームでデータを送る水中インターネットによりダイバーは、水中から直ちに表面にビデオを伝送できる。 インターネットは、不可欠な通信ツールであり、世界中の数百億のデバイスを接続しているが、水中か […]

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ITMO、初の化学合成光スイッチ動作を実証

June, 17, 2020, St. Petersburg--

現在、世界中の研究者は、光スイッチを実現する研究に取り組んでいる。このデバイスにより、光を使ってバイナリコードで情報を伝送することができ、将来、超高速光メモリセルの開発にも役立つ。  ITMO大学の研究チームは、フェムト […]

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ハーモニック光トモグラフィック、高速3Dイメージング

June, 17, 2020, Santa Clara--

Illinois ECEとColorado State Universityの協力により、マイクロスケールで組織や他の生体サンプルの可視化を容易にするハーモニック光断層写真という新しい3Dイメージングが実現した。Illi […]

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伸び縮みによって色が変化する伸縮性カラーシート開発

June, 16, 2020, 豊橋--

豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系の熊谷隼人(博士後期課程)、髙橋一浩准教授と、東京工業大学 生命理工学院の藤枝俊宣講師らの共同研究チームは、膜厚400ナノメートルのシートを伸び縮みさせ、発色を変化させる可変カラーシ […]

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理研、せん断音響波のナノスケールイメージング

June, 15, 2020, 和光--

理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター電子状態スペクトロスコピー研究チームの中村飛鳥基礎科学特別研究員、下志万貴博研究員、石坂香子チームリーダーらの共同研究グループは、超高速時間分解電子顕微鏡を用いて、結晶構造にせ […]

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QST、顕著な抗がん作用を有する、生体に安全なナノ薬剤を開発

June, 12, 2020, 東京--

量子科学技術研究開発機構(量研)量子医学・医療部門 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部 胡寛博士研究員、張明栄部長らは、光温熱療法に用いる光温熱材としてCu2+とBPからなるナノ薬剤を開発した。このナノ薬剤を悪性 […]

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迅速、非接触寸法計測に新しい光学的方法

June, 12, 2020, Barcelona--

ナノスケールの特徴をもつスマート表面の量産は、高速、正確な品質制御技術を必要とする。この目的のための新方法がScientific Reportsに発表された。元ICN2ポスドク研究者、Phononic and Photo […]

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