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Science/Research

有機分子ワイヤを通る電子移動速度の高速化を実現

September, 2, 2014, Tokyo--

東京大学と、ドイツの国際共同研究グループは、COPVと名付けた新開発の有機分子ワイヤ中を電子が通る速度(電子移動速度)が、既存の分子ワイヤに比べて840倍程度も速くなることを発見した。研究チームは、東京大学大学院理学系研 […]

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薄い大気を通して電気を伝えるレーザ「避雷針」

September, 2, 2014, Tucson--

アリゾナ大学の研究チームは、強力なレーザバーストペアを放射することで、大気を通して電気を伝える高集中経路を実現した。この新しい技術は、電気放電を10m以上先に伝えることができる。研究チームの考えによると、現在のシステムは […]

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「バタフライ」分子で新しいセンサ、光エネルギー変換デバイス実現

September, 2, 2014, Tallahassee--

フロリダ州立大学の研究チームは、温度を測り、白色光を発し、光エネルギーを直接機械的運動に変換する新しい分子システムを開発した。モジュールは「バタフライ」(蝶)のように見える。 FAMU-FSU工科大学化学・生物医学工学部 […]

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バークリー研究所、グラフェンと競合する2D半導体を実証

September, 1, 2014, Berkeley--

MX2として知られる2次元(2D)半導体により、グラフェンがハイテクの世界における次のオオモノの台座から滑り落ちるとする議論が出てきている。  米国エネルギー省(DOE)ローレンスバークリー国立研究所(バークリー研究所) […]

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理研、光で記憶を書き換えることに成功

September, 1, 2014, 和光--

理化学研究所(理研)は、マウスの海馬の特定の神経細胞群を光で操作して「嫌な出来事の記憶」を「楽しい出来事の記憶」にスイッチさせることに成功し、その脳内での神経メカニズムを解明した。この発見は、うつ病患者の心理療法に科学的 […]

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ワシントン大、3原子厚の半導体ジャンクションを作製

September, 1, 2014, Seattle--

ワシントン大の研究チームは、考えられる中で最薄型の半導体、わずか3原子厚シートでできたナノスケール材料を開発した。 同研究チームは、これら単層半導体材料の2つが、ヘテロジャンクションとして知られる原子的にシームレスな方法 […]

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ウィーン工科大、レーザパルスでガラスを金属に変える

September, 1, 2014, Vienna--

ウィーン工科大(TU Vienna)の研究チームによると、石英ガラスに伝導性はないが、超短レーザパルスによってガラスの電子特性が、フェムト秒で根本的に変わる。 レーザパルスが十分に強ければ、材料内の電子は自由に動くことが […]

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視力矯正ディスプレイにより老眼鏡が過去のものに

August, 28, 2014, Berkeley--

UCバークリーの研究チームは、個人の視覚障害を補償するコンピュータアルゴリズムを開発している。これにより、メガネ無しで文字や画像をはっきりと見ることができる視力矯正ディスプレイが実現可能になる。 この技術は、スマートフォ […]

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ナノプラズモニックと光共振器の強調でレーザ光

August, 28, 2014, Urbana--

ナノプラズモニックと光マイクロ共振器を組み合わせることでイリノイ大アーバナ・シャンペーン校Urbana-Champaign)の研究チームは、新しい光増幅器(またはレーザ)設計を考案した。研究チームによると、これはpowe […]

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バークリー国立研究所、宇宙の塵の神秘を顕微技術で解明

August, 27, 2014, Berkeley--

NASAのスターダストミッションに搭載した宇宙コレクタが集め、2006年に研究のために地球帰還した宇宙の塵の最初の分析で、太陽系の彼方が起源と思われる微小な塵の組成や構造は、想像していた以上に複雑であることが明らかになり […]

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ライス大、オンチップ色検出にCMOS適合アルミを使用

August, 27, 2014, Houston--

ライス大ナノフォトニクス研究所(LANP)の研究チームは、人の目と同じ方法で赤、緑、青の光に直接反応するCMOS適合、性体模倣の色検出器を作製した。 この新しいデバイスはアルミのグレーティング(回折格子)を使用しており、 […]

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同一の光子を放出する単一光子源を固体中に多数作製することに成功

August, 26, 2014, Tsukuba--

筑波大学、磯 順一名誉教授、物質・材料研究機構(NIMS)光・電子材料ユニット 寺地徳之主幹研究員らは、ダイヤモンド中のカラーセンタの一つであるSiV-センタを高純度・高結晶性ダイヤモンド薄膜成長時に、極微量の濃度に制御 […]

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脳腫瘍を撃退できるか、「トロイの木馬」処置

August, 26, 2014, New York--

金のナノ粒子を脳のガン細胞に潜り込ませる技術は、実験室ベースのテストで極めて効果的であることが証明された。  脳の悪性ガンに対する「トロイの木馬」治療は、腫瘍細胞を殺す金のナノ粒子を用いるが、研究チームはそのテストに成功 […]

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ハイデルベルク大学、細胞内タンパク質の動きを計測する新方法を開発

August, 25, 2014, Heidelberg--

細胞構造が引き起こす多くの障害により、細胞内のタンパク質の動きが阻害される。ハイデルベルク大学とドイツガン研究センタの研究グループは、生きた細胞内のタンパク質を多重時間、長さスケールで観察することで細胞内トポロジーのマッ […]

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プリンストン大学、レーザで血糖値を計測

August, 25, 2014, Princeton--

プリンストン大学(Princeton University)の研究チームは、レーザを使って血糖値を計測する方法を開発した。さらに、レーザシステムをポータブルサイズに縮小するために取り組んでおり、この技術により針で採血する […]

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LMU、蛍光でプラスチックを分類する技術を開発

August, 25, 2014, Munich--

ルートヴィッヒマクシミリアン大学(Ludwig Maximilian University of Munich)化学学部のHeinz Langhals教授の研究チームは、プラスチック廃棄物のリサイクルを著しく促進する技術 […]

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アルバータ大学、フォトニック回路に向けて大きく前進

August, 25, 2014, Edmonton--

アルバータ大学(University of Alberta)の電気工学研究チームは、コンピュータチップの銅配線を置き換えることができるナノ光ケーブルを設計している。  これにより、コンピューティングの速度は飛躍的に増大し […]

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分子の「振る舞い」をリアルタイムで見る

August, 22, 2014, Cambridge--

光をナノスケールでトラップして個々の分子の屈曲とたわみをリアルタイムでモニタリングする新技術は、細胞の内部の変化がガンのような病気にどのように進んでいくかを理解するのに役立つ可能性がある。  新しい方法は、分子の「ダンス […]

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ミシガン州立大学、透明の太陽集光器を開発

August, 22, 2014, East Lansing--

ミシガン州立大学(MSU)の研究チームは、新しいタイプの太陽集光器を開発した。窓に設置してソーラエネルギーを生成しながら、窓を通して実際に見ることができる。  これは透明太陽電池用発光集光器と言い、ビル、携帯電話、その他 […]

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東大と慶大、世界最高速の連写カメラ実現

August, 21, 2014, Tokyo--

東京大学と慶應義塾大学の研究チームは、様々な色の光を用いて動的現象の像を空間的にばらけさせ、そのあとで時間的に動画として再構成するという、既存の高速度カメラとは異なる動作原理に基づく超高速撮影法を提案し、実証した。  こ […]

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NICT、新しい高精度マイクロ波原子時計の開発・試作に成功

August, 21, 2014, Tokyo--

情報通信研究機構(NICT)は、イオントラップ型マイクロ波原子時計を開発し、現在、放送分野や精密測定分野などで広く使用されているルビジウム原子時計を約5倍上回る精度を実現した。  今回開発した原子時計は、原子捕捉型マイク […]

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光遺伝学で脳の「スイッチボード」をコントロール

August, 20, 2014, New York--

NYUランゴン医療センタの研究チームは、マウスモデルを使い、脳の小さな部分における個々の神経細胞の活動を記録した。  脳のこの部分は「スイッチボード」として働き、外部世界や内部記憶から来る信号の方向付けを行う。統合失調症 […]

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NRL Nike KrFレーザ、ギネスワールドレコード

August, 19, 2014, Fairfax--

海軍研究所(NRL)で5年前に行ったNikeフッ化クリプトン(KrF)レーザについての一連の実験が、1000km/sを超える「最高飛翔体速度」達成でギネスワールドレコードを獲得した。  以前の記録は、大阪大学レーザ工学研 […]

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レーザクーリングによりAFMプローブの感度を20倍強化

August, 18, 2014, Acton--

オーストラリア国立大学(ANU)のレーザ物理学者は、原子間力顕微鏡(AFM)プローブを20倍高感度にし、検出能力を高める方法を発見した。これにより、個々のウイルスの重さほどに小さなものを検出できると言う。  この技術は、 […]

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NSF、UCリバーサイドの次世代材料:研究に170万ドルの助成金

August, 16, 2014, Riverside--

カリフォルニア大学リバーサイドの研究チームは、全米科学財団(NSF)から170万ドルの助成金を得て、新しい超薄膜材料の特性評価、分析、合成を行う。この新材料は、パーソナルエレクトロニクス、オプトエレクトロニクス機器、エネ […]

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MSU、UV光によるDNA損傷回避方法を検証

August, 14, 2014, Bozeman--

モンタナ州立大学(MSU)の研究チームは、UV光に暴露されたときにDNAがどのように反応するかについて新たな論文を発表した。  研究成果は、太陽光の紫外線によるDNA損傷について基本的な理解を進めるものである。この損傷は […]

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NIST、水素処理ファイバでUVレーザビームに対処

August, 14, 2014, Gaithersburg--

研究者は、水素が光ファイバのパフォーマンスを変えることを何年も前から知っており、伝送や光学デバイスにおけるレーザ光生成にさえこの知見を用いることがあった。NISTの研究チームは、この水素「処置」を実用ファイバに施し、安定 […]

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レーザと音波を使うハンドヘルド機器で黒色腫を深部イメージング

August, 14, 2014, Washington--

ワシントン大学セントルイス校の研究チームによると、レーザと音響波を使う新しいハンドヘルドデバイスは、黒色腫の治療と診断を変える可能性がある。  同装置は、初めて直接患者に使用でき、黒色腫(メラノーマ)が皮膚にどの程度深く […]

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皮膚ガン検出を改善する新デバイス

August, 13, 2014, Austin--

テキサス大学(UT Austin)コクレル工学研究科(Cockrel School of Engineering)の研究チームは、不要な生検数を減らす光学デバイスを設計した。これは、黒色腫やその他の皮膚ガン病変を検出する […]

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理論主導でダイヤモンドを用いた量子コンピュータの実現化へ

August, 12, 2014, Tokyo--

情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)の根本香絵教授らと日本電信電話物性科学基礎研究所(NTT 物性科学基礎研究所)、オーストリア・ウィーン工科大学が参加する研究チームは、小さなダイヤモンドのかけらを用いた量 […]

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