Science/Research

硬膜外麻酔の光センサアシスト硬膜外針

August, 17, 2016, Cambridge--

MITとマサチューセッツ総合病院(MGH)のチームは、硬膜外針に埋め込むことができる新しいセンサで硬膜外処置に関わる問題を改善できると考えており、この新技術により麻酔科医は正しい位置に針をガイドすることができるようになる […]

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新しいアプローチで蛍光顕微鏡の3D解像度が2倍に

August, 16, 2016, Washington--

一度に3視点を利用することで、解像度を大幅に改善する新しい顕微鏡アプローチが開発された。この新方法は、特に生物学的プロセスの動力学を見る際に役立つ。健全な細胞の活動の仕方、病気が発生した時に何が問題になるかを洞察すること […]

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ナノワイヤ、将来のLED候補として有望

August, 16, 2016, Copenhagen--

ニールスボア研究所(Niels Bohr Institute)の最新の研究によると、ナノワイヤでできたLEDは、省エネで色が優れている。研究チームは、X線顕微鏡を使ってナノワイヤを調べ、さらにこの方法で最高の特性を実現す […]

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白色を生成するナノクリスタルが、照明と通信システムを統合

August, 16, 2016, Thuwal--

KAUST (King Abdullah University of Science and Technology)の研究チームは、青色から白色光を生成するナノ結晶材料を開発した。  現在、WiFiとブルートゥースが確立 […]

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新開発の加工方により、SiCウェーハの高速生産・素材ロス大幅低減を実現

August, 15, 2016, 東京--

株式会社ディスコは、従来にないレーザ加工によるインゴットスライス手法「KABRA」プロセスを開発した。  同プロセス導入により、次世代パワーデバイス素材として期待される炭化ケイ素(SiC)ウェーハ生産の高速化、取り枚数増 […]

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脳治療向けのウインドウ・インプラント材料を開発

August, 12, 2016, Riverside--

カリフォルニア大学リバーサイド(University of California, Riverside)の研究チームは、「脳への窓」透明頭蓋インプラントを現実に近づけた。研究成果は、Lasers in Surgery a […]

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ハンドヘルドOCTで子供の網膜の高解像度画像取得

August, 12, 2016, Durham--

デューク大学(Duke University)の工学、物理学研究グループは、細胞レベルの解像度で網膜の画像を撮ることができるハンドヘルドデバイスを開発した。この新しいデバイスにより研究グループは初めて、子供と幼児の目につ […]

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POET、集積オプトエレクトロニクス技術プラットフォーム商用化で前進

August, 12, 2016, San Jose--

POETテクノロジーズ(POET Technologies Inc)は、完全集積オプトエレクトロニクス技術プラットフォームの開発目標に向けて大きく前進したと発表した。  達成した画期的な成果は、独自の同じエピタキシャルで […]

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新しい非侵襲的イメージングで組織内の酸素を撮像

August, 10, 2016, Rochester--

身体の内部を切り開くことなく見る方法の研究は今なお医学研究の重要部分である。イメージングにおける大きな課題の1つは、今でも組織内の酸素の可視化である。ミュンヘン工科大学(TUM)生体イメージングチェア、ヘルムホルツセンタ […]

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強力テラヘルツ波で隠蔽物体を安全に検出

August, 10, 2016, Rochester--

ロチェスタ大学(University of Rochester)の研究チームは、100フィート離れた距離でTHz波を検出できることを実証した。  研究チームが作り出すTHz波は、より一般的な手段で生成するものと比べて5倍 […]

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インテグラルフォトグラフィを用いたホログラフィック・ピラミッドを開発

August, 9, 2016, 厚木--

神奈川工科大学情報学部情報メディア学科の山内俊明助教、牧奈歩美助教、および谷中一寿教授のグループは、奥行き感のある3D映像を表示できる「ホログラフィック・ピラミッド」を開発した。  従来のホログラフィック・ピラミッドは、 […]

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多彩な蛍光を発することができる単一分子有機化合物を開発

August, 9, 2016, 岐阜--

岐阜大学 工学部 化学・生命工学科、村井利昭教授らの研究グループは液中のpHに依存して蛍光色が変化する蛍光物質を開発した。  色の源には様々な物質(元素や化合物)が関与しているが、これまでの常識では、ある物質が発現できる […]

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グリーンLEDの高輝度化、高効率化に新方法

August, 9, 2016, Peachtree City--

イリノイ大学(University of Illinois) Can Bayram准教授は、グリーンLEDの高輝度化、高効率化の新しい方法を開発した。業界標準の半導体成長技術を使い、Bayramはシリコン基板上に、最先端 […]

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新開発の光学顕微鏡を用い緑色蛍光タンパク質の回転速度を細胞内で計測

August, 9, 2016, 札幌--

北海道大学の金城政孝教授らは,溶液及び細胞内部のタンパク質の回転拡散を計測することに成功した。  従来の蛍光顕微鏡に,カメラの代わりに開発した装置を接続するという簡便な手法を用いることにより,従来方法では得られなかったブ […]

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ガン治療に光線療法、薬剤と遺伝子療法を統合

August, 8, 2016, Cambridge--

ガン細胞は手術後も残り、再発や転移のリスクがある。腫瘍は、最大50%の患者で再発することが知られている。MITの研究チームは、手術の前または後のいずれかで腫瘍部位に張り付く接着パッチが、薬剤、遺伝子、光遺伝学の3重の組み […]

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フォードとMITのプロジェクト、LiDARで歩行者マッピング

August, 8, 2016, Dearborn--

フォードモーターカンパニー(Ford Motor Company)とマサチューセッツ工科大学(MIT)は、乗車リクエストやP2Pシャトルサービスなどの一定の公共交通サービス向上のために、都市部の歩行者の動向を計測する新た […]

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微生物の個性を測る高速分子イメージング法を開発

August, 5, 2016, 東京--

東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻の鈴木祐太特別研究員、小関泰之准教授、東京大学大学院理学系研究科の合田圭介教授らは、内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の […]

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KIT、光データ伝送用の世界最小のフォトディテクタ

August, 5, 2016, Karlsurhe--

カールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームは、従来のフォトディテクタ(PD)よりもはるかに小サイズの新タイプPDを開発した。これは1㎜2の100万分の1以下であり、データ伝送レートは全く犠牲になっていない。  新開発の […]

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尿酸結晶分析にコンピュータ顕微鏡を使用するプラットフォームを開発

August, 3, 2016, Los Angeles--

UCLAの研究チームは、米国だけで800万人以上の成人に影響を及ぼす痛風を診断できるポータブルイメージングシステムを設計した。  新システムはコンパクトでコスト優位性があり、これによって多くの初期診療医師が病気を調べるこ […]

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ロシアの研究者、安価なセラミックレーザ・メスを開発

August, 2, 2016, Moscow--

MIPT(モスクワ物理学・技術研究所)の研究チームは、新しいコンパクトで強力なセラミックベースのレーザを開発した。これは、手術用の最小衝撃で安価なレーザ・メスとして使える。また、複合材料の切断、エッチングにも使える。   […]

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3Dプリンティングで複雑なマイクロ物体を作製

August, 1, 2016, Stuttgart--

ドイツのシュトットガルト大学(University of Stuttgart)の研究チームは、超高速レーザパルスと光学フォトレジストを用いて人の毛髪程度のサイズの光学レンズを作製した。  パルス幅100fs以下のフェムト […]

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ピクセルアレイQCDによりポータブル熱イメージング機器に道

August, 1, 2016, Bitterfeld--

赤外線放射の主源は熱、原子の運動や物質の分子を含め、物質における荷電粒子の熱運動によって起こる輻射である。物体の温度が高くなればなるほど、原子や分子の振動、回転、振動モードによる捻じれ、放射する赤外線放射がますます多くな […]

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NASACubeSat望遠鏡に初のカーボンナノチューブミラー

July, 29, 2016, New York--

NASAの研究チームがCubeSat科学研究向けに特別に開発している軽量望遠鏡は、エポキシレジンに埋め込んだカーボンナノチューブでできたミラーを搭載した初の望遠鏡となる。開発の狙いは、科学界にコンパクトで再現性があり、相 […]

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光磁場センサで神経系の信号を検出可能

July, 29, 2016, New York--

人の身体は電気刺激によってコントロールされている、例えば脳、心臓、神経系。これらの電気信号が微小な磁場を作り、医師はそれを使って様々な病気を診断する、例えば胎児の脳あるいは心臓の病気。  ニールスボア研究所の研究チームは […]

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オートマルチスコピック・ディスプレイでメガネなしの3Dシネマ

July, 29, 2016, Cambridge--

MITのコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)とイスラエルのワイツマン科学研究所(Weizmann Institute of Science)の研究チームは、特別なメガネ類なしで、映画館で3D映画を見ることができ […]

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Facebook、Connectivity Lab、フリースペース光通信用に新しいディテクタ

July, 28, 2016, Washington--

フェイスブックのコネクティビティLab (Facebook’s Connectivity Lab)の研究チームは、空間伝送の光通信信号検出に概念的に新しいアプローチを実証した。  フェイスブックのコネクティビティラボは、 […]

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マイクロ波単一光子の高効率検出を実現

July, 27, 2016, 和光--

理研、MIT他の国際共同研究グループは、超伝導回路上に「人工Λ(ラムダ)型原子を実装し、その特性を応用することで、「マイクロ波単一光子」の高効率検出を実現した。  超伝導回路によって構成される超伝導量子ビットは、次世代の […]

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人はシングルフォトンを検出できる

July, 27, 2016, New York--

ロックフェラー大学(Rockefeller University)とオーストリアの分子病理学研究所(Research Institute of Molecular Pathology)のチームは、人がシングルフォトンの存 […]

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トポロジカル絶縁体の量子化磁気光学効果の観測

July, 26, 2016, 東京--

理研などの共同研究グループは、磁石の性質を持たせたトポロジカル絶縁体に光を当てると、磁気光学効果により偏光が回転し、その回転角が量子力学で規定される普遍的な値をとることを実験的に証明した。  自然界には、観測される量が物 […]

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量子ドットナノロッド向け高速・精密シリカコーティング工程

July, 22, 2016, Raleigh--

ノースカロライナ州立大学(North Carolina State University)材料研究チームは、量子ドットナノロッドへのシリカコーティングを精密制御できる技術を微調整した。これは、従来の方法よりも21倍高速、 […]

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