Science/Research

2つの準位から同時にレーザ発振する有機結晶を開発

June, 29, 2018, つくば--

筑波大学などの研究者は、ストラスブール大学との共同研究で、π共役系分子マイクロ結晶からの同時多色レーザ発振注に成功した。  研究グループの辻教授、中村教授らにより2012年に開発された炭素架橋オリゴフェニレンビニレン(C […]

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新しい組織イメージング技術、ガンの進行をリアルタイム診断

June, 29, 2018, Champaign--

イリノイ大学の研究チームが開発した新しい顕微鏡システムは、化学薬品、染料なしで生きた組織をリアルタイム、分子精度で撮像できる。  同システムは、精密調整光パルスを使用して、複数の波長で同時撮像する。これにより、研究者は細 […]

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環境刺激に反応して状態を変える分子を3Dプリント

June, 28, 2018, Nottingham--

ノッティンガム大学(University of Nottingham)の新しい研究は、光などの環境刺激に反応して状態を変える分子を含む先端材料を3Dプリンティングで製造できることを証明した。  この研究成果は、エレクトロ […]

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太陽電池用鉛フリー、効率的なペロブスカイト

June, 27, 2018, Seoul--

KAIST研究チームは、高効率な鉛フリー薄膜太陽電池の潜在的な活性材料として機能するペロブスカイト材料、Cs2Au2I6を提案した。この材料は、これまでに知られていたペロブスカイトの限界、安定性と毒性の問題を克服するため […]

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色を変えるカメレオンに触発されてナノレーザを開発

June, 27, 2018, Evanston--

カメレオンがターコイズから、ピンク、オレンジ、グリーンと色を変えるように、自然のデザイン原理が効果を表す。複雑なナノメカニクスが静かに、楽々と機能し、環境に合致するようにカメレオンの皮膚をカムフラージュする。  自然から […]

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産総研、半導体中のマイクロメートルスケールの電荷分布を可視化

June, 26, 2018, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)と筑波大学の研究チームは、産総研が独自に開発した薄膜トランジスタ(TFT)の電荷を可視化するゲート変調イメージング技術の、空間解像度を810nmから430nmにするとともに、時間分解能を3µs […]

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光による植物遺伝子の新たな発現制御機構を解明

June, 25, 2018, 和光--

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの栗原志夫研究員、蒔田由布子研究員、松井南グループディレクターと、開拓研究本部岩崎RNAシステム生化学研究室の藤田智也大学院生リサーチ・アソシエイト、 […]

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光と物質を相互作用させる新しい方法を考案

June, 22, 2018, Alhambra--

MITとイスラエルのTechnionの研究者が開発した光と物質の相互作用を強める新しい方法は、いずれ、幅広い波長範囲から光を取り込む、より効率的な太陽電池、完全チューナブルな新しい種類のレーザやLEDになる。   この新 […]

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テラヘルツ光で超伝導に隠された新しい物質の状態を発見

June, 22, 2018, Ames--

米国エネルギー省(DOE)、Ames Laboratoryの研究チームは、超高速分光法を使って、超伝導合金の隠れた物質の状態として電子の相互作用を可視化した。  この隠された状態を作動させるには、量子相互作用を原子レベル […]

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光ベース量子暗号と量子コンピューティングにカーボンナノチューブ

June, 22, 2018, Los Alamos--

Los Alamosの研究チームと、独仏のパートナーが、量子情報処理向けにシングルフォトンエミッタとしてのカーボンナノチューブの高い可能性を追求している。研究チームによる、その分野の進歩の分析は、Nature Mater […]

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フォトニクスチップの大規模製造で前進

June, 21, 2018, Enschede--

フォトニクスは、高速でエネルギー効率のよい通信で重要な役割を果たす。光チップは、インターネットデータセンターをより地球にやさしくする。新しい5G標準を可能にし、センシングなどでさまざまなアプリケーションがある。しかし、大 […]

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KAIST、フレキシブル青色垂直microLEDを開発

June, 21, 2018, Soeul--

KAIST研究チームは、microLEDの商用化を促進する重要な光源技術を開発した。  材料科学・工学部のKeon Jae Lee教授のチームは、薄膜青色フレキシブル垂直microLED(f-VLED)の低コスト製造技術 […]

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欧州研究チーム、フォトニック超音波ベースバクテリア検出技術を開発

June, 20, 2018, Engomi--

ヨーロッパの研究チームは、フォトニック-超音波ベースのディテクタを開発している。これは,致死性の細菌をかつてなく迅速に診断することで、間もなくWHOが実施する厳しい飲料水新規制を受けて、水道会社を閉鎖から救うことになる。 […]

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乳ガン検出でマンモグラムに代わるレーザ-ソニックスキャナ

June, 20, 2018, Pasadena--

40過ぎの女性にとってマンモグラフィは、年に1、2回必要だが、苦痛を感じる処置である。その技術は、乳ガン死を減らすために有益ではあるが,理想的ではない。患者をX線照射にさらし、苦痛を感じるほどに乳房をプレートの間に圧縮す […]

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固体結晶からの高次高調波発生の偏光分解測定

June, 19, 2018, 東京--

東京大学大学院 工学系研究科附属 光量子科学研究センターの篠原康 特任研究員、同工学 系研究科原子力国際専攻の石川顕一 教授並びに東京大学物性研究所(物性研) 板谷治 郎 准教授および東京大学生産技術研究所 芦原聡 准教 […]

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レーザコーティング照射条件の施工前予測が可能なシステムを開発

June, 19, 2018, 大阪--

日本原子力研究開発機構高速炉・新型炉研究開発部門 敦賀総合研究開発センター レーザ・革新技術共同研究所の村松壽晴GL、原子力科学研究部門 物質科学研究センター 放射光エネルギー材料研究ディビジョンの菖蒲敬久研究主幹と大阪 […]

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Optovue、世界初の光コヒーレンストモグラフィ血管造影法のFDA認可

June, 19, 2018, Fremont--

Optovueは、世界初の光コヒーレンストモグラフィ血管造影法(OCTA)血管計測技術AngioAnalyticsのFDA 510(k)認可を発表した。同技術は、臨床医による進行性視覚喪失を起こす病気の管理に役立つ。同社 […]

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3Dプリント部品をサンディアのロボットセルで「瞬時に」テスト

June, 18, 2018, Ames--

現在、3Dプリンティングでほぼ何でも数時間で作製できる。しかし、その部品が信頼性よく機能することの確認は、数週間、あるいは数ヶ月もかかる。  サンディア国立研究所は、6面作業セルを設計、作製した。これは円形デスクに似てお […]

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電子トモグラフィ技術でナノスケール3D再構成

June, 14, 2018, Orlando--

物質の微小構造の理解は、それがどのように機能するか、またその機能特性理解のための要である。材料科学のような分野の進歩は、こうした特徴を一段と高解像度に判定する能力をますます高める。ナノスケール解像度の技術、透過型電子顕微 […]

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ナノテクセンサ、分子フィンガープリントをバーコードに変換

June, 13, 2018, Lausanne--

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が開発した新しいシステムは、大きな装置を必要とせず、高精度に分子を検出、分析できる。それは、AI支援で大規模、画像ベースの材料検出に道を開く。研究成果は、Scienceに掲載。 […]

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THz波周波数の活用を拓く技術、300GHz帯100Gbps無線伝送用IC

June, 13, 2018, 東京--

日本電信電話(NTT)と東京工業大学(東工大)は、共同で、テラヘルツ波の周波数帯で動作する無線フロントエンド向け超高速ICを開発し、300GHz帯における世界最高データレートである毎秒100ギガビットの無線伝送に成功した […]

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トマトの成分を利用して新たな発光ナノ材料を開発

June, 13, 2018, 熊本--

崇城大学工学部ナノサイエンス学科の黒岩敬太教授と薬学部薬学科の池田剛教授らの研究グループは、本来廃棄されるトマトの葉や茎に豊富に含まれる生理活性成分を活用することによって、新しい発光ナノ材料が開発できることを論文発表した […]

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光増幅に音波を使う新タイプのシリコンレーザを開発

June, 12, 2018, NY--

イェール大学(Yale University)の研究チームは、光増幅に音波を使う新しいタイプのシリコンレーザを開発した。研究成果は、Scienceに掲載。  「シリコンの本質的特性のために、電流を使ったレーザ発振が非常に […]

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超高速カメラで目標の化学療法を支援

June, 12, 2018, Harwell--

ローザリンドフランクリン研究所(RFI)は、世界最先端のリアルタイム高速ビデオカメラを構築するプロジェクトを発表した。これは、最も致死性の高いガンの処置に光と音を使う新技術理解の決め手になる。  ビジネスセクレタリ、Gr […]

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NIST、顕微鏡の下に光学顕微鏡を置いて原子精度を達成

June, 11, 2018, Gaithersburg--

過去20年で研究者が発見したことは、可視光の約半分、数100ナノメートル、従来の限界よりも遙かに小さな物質を検出、追跡、撮像できるということである。  この画期的な研究は、2014年にノーベル化学賞を獲得した。これにり受 […]

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生体分子を使い超解像度顕微鏡を実現

June, 11, 2018, Dresden--

DresdenとWürzburgの研究チームは、光学顕微鏡向けに新たな方法を開発した。生物モーターとシングル量子ドットを使い、超高解像度を達成した。  従来の光学顕微鏡の解像度は、回折という基本的物理原理によって波長の約 […]

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ライス大学チーム、通常の酸化鉄から3原子厚シートを抽出

June, 8, 2018, Houston--

最近のガリウムのフラットフォーム発見を受けて、ライス大学の研究者をリーダーとする国際チームが、また1つ2D材料を実現した。これは、研修者によると、太陽燃料生成の大変革である。  ライスの材料科学者、Pulickel Aj […]

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LZH、スチールとアルミの高速・安全な混合レーザ溶接工程

June, 8, 2018, Hannover--

将来の自動車産業にとっては、スチール-アルミ混合接合でできた負荷最適化、軽量コンポーネントが必要になる。LaserLeichterプロジェクト内で、Laser Zentrum Hannover e.V. (LZH)は、ス […]

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3Dプリントされたメタマテリアルで音波の方向を変え、反射する

June, 7, 2018, Durham--

デューク大学のメタマテリアル研究チームは、ほぼ完全な効率で音波の方向を変え、反射を制御できる薄い材料の設計と作製を実証した。  そのようなデバイスを設計するための理論的アプローチが多く提案されているが、それらは音の伝搬と […]

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京都産業大、近赤外線波長域における地球大気吸収線の精密補正が可能

June, 7, 2018, 京都--

京都産業大学神山天文台の鮫島研究員らは、波長1µm付近に見られる地球大気による無数の吸収線を極めて正確に取り除くための手法を確立した。研究成果はPublications of the Astronomical Socie […]

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