Science/Research

OCTベース技術、フォトレセプタ機能の微妙な細部を捉える

September, 1, 2020, Washington--

UC Davisの研究者は、新しい計測器を開発し、これにより生きた人の眼の個々の桿体錐体の光誘起変形を初めて計測した。その新しいアプローチはいずれ、加励性黄斑変性症などの網膜疾患を改善できる。 「われわれの装置は、細胞レ […]

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レーザ光によりガラス表面を簡単にナノ加工できる技術を開発

September, 1, 2020, 東京--

東京農工大学 大学院工学研究院の宮地悟代 准教授とゲッチンゲン・レーザ研究所(Laser-Laboratorium Göttingen、ドイツ)のJürgen Ihlemann博士の研究チームは、同大学大学院生の髙谷竜禎 […]

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X線からガンマ線まで1台で同時に可視化できる装置を考案

September, 1, 2020, 大阪--

大阪大学大学院医学系研究科核医学講座のチームは、早稲田大学理工学術院の片岡淳教授らの研究チーム、大阪大学放射線科学基盤機構と共同で、数十キロ電子ボルトから数メガ電子ボルトのX線ガンマ線を同時に可視化できる、コンパクトなカ […]

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スマホカメラに広視野を実現USP研究者が開発したフラットレンズ

September, 1, 2020, Washington--

USP São Carlos School of Engineering (EESC)の研究者は、髪の毛よりも1000倍薄いシリコン膜を開発した。これは、スマートフォンカメラなどで、写真レンズとして機能する。前例のない技 […]

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EPFL、光増幅に空気を利用

August, 31, 2020, Lausanne--

EPFLの研究者は、中空コア光ファイバで光を増幅できる技術を開発した。これは将来の通信にとって有望なブレイクスルーとなる。 EPFL工学部ファイバオプティクグループ長、Luc Thévenazによると、そのアイデアは15 […]

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先進的「スーパーブランキアン」材料、加熱するとLEDのように発光

August, 31, 2020, Troy--

レンセラー工科大学(Rensselaer Polytechnic Institute)の研究者によると、19世紀後半より研究者は、あらゆる材料が加熱によって、予測可能な特定波長スペクトルで発光することを理解していた。Na […]

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ロボットに人のような物理環境の知覚を付与

August, 28, 2020, Northbrook--

MITの研究者は、ロボットが、もっとホームヘルパーのようになり、ハイレベルのコマンド、「キッチンへ行ってコーヒーカップを持ってきてくれ」などができるようになることを考えている。 そのようなハイLevelタスクを実行するた […]

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ナノ構造メタサーフェスと液晶技術を組み合わせたオプティクス

August, 28, 2020, Cleveland--

Case Western Reserve大学物理学教授、Giuseppe Strangiとハーバードの協力者は、「メタレンズ」を再構成可能にすることで、より有用にする方向へ一歩踏み出した。 研究チームは、微小ピラーの間に […]

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体外からがん組織深部まで観察できる近赤外蛍光・有機シリカナノ粒子作製

August, 28, 2020, 山口--

山口大学大学院医学系研究科の中村教泰教授のグループは、徳島大学大学院医歯薬学研究部の安倍正博教授、九州大学歯学研究院の林幸壱朗准教授のグループと共同で、蛍光生体イメージングで体外からがん組織を深部まで観察できる近赤外蛍光 […]

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NIMS、二次元層状物質を使った光多値メモリを開発

August, 27, 2020, つくば--

NIMSは、光と電圧の二つの入力値で複数の値を記録できる多値メモリ素子を開発した。この成果は、記録容量の大幅な向上に寄与するだけでなく、光と電子を繋いださまざまな素子に発展することが期待される。 研究グループでは二次元層 […]

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先例のないスピードと解像度のX線画像

August, 27, 2020, Chandler--

イスラエルのBar-Ilan University研究チームは、新しい高分解能X線イメージング技術を実証した。これは、急速に動く物体の運動、素早く変化する動力学を捉えることができる。その新しい方法は、動く機械的コンポーネ […]

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次世代照明ディスプレイを可能にするペロブスカイトLED

August, 27, 2020, Washington--

ハロゲンペロブスカイト材料でできた新しいLEDsは、色品質向上、製造容易性を約束するが、一般に実用的用途に必要とされる電流を受けると壊れることが知られていた。   電気工学准教授、Andlinger Center for […]

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浄水装置向け金属面をフェムト秒レーザでエッチング

August, 27, 2020, Newcastle--

ロチェスタ大学研究者は、超短パルスレーザバーストで金属をエッチングすることで、エネルギーを浪費することなく水を浄化する方法を実証している。  コロナウイルスパンデミックの中で、世界人口の約1/3は飲用浄水の確保さえできな […]

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顕微鏡アプローチで肝疾患に新たな洞察

August, 26, 2020, Yuseong--

KAIST(韓国科学技術院)の研究チームは、マウスモデルで、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の進行を可視化する新しい方法を開発した。新しい顕微鏡法により高解像度3D画像が得られる。これは、肝臓に脂肪が蓄積しすぎる […]

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東京大学、CMOSカメラによる電気複屈折イメージング

August, 26, 2020, 東京--

東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 博士課程3年生の上村洋平 大学院生、松岡悟志助教、荒井俊人講師、長谷川達生教授と産業技術総合研究所の共同研究グループは、高性能CMOSカメラを用いて、透明物質中で自発分極が揃った […]

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ポリマ光変調器の高効率化に成功し世界最高速の光データ伝送を更新

August, 26, 2020, 福岡--

九州大学先導物質化学研究所の横山士吉教授と呂國偉博士らの研究グループは、電気光学ポリマを用いた超高速光変調器を開発し、200Gb/sの世界最高速の光データ伝送に成功した。  同グループは、これまでにも100Gb/sの高速 […]

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THzセンシングに適用可能な500GHz帯20dB利得増幅器IC実現

August, 25, 2020, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、増幅器の周波数を制限する要因となっていたトランジスタの寄生容量成分をインダクタ成分で中和する中和回路を500GHz帯で初めて増幅回路に適用し、500GHz帯での20dBの高利得増幅器IC […]

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リアルタイムイメージングが致死性粉塵爆発防止に役立つ

August, 25, 2020, West Lafayette--

粉塵爆発は、最も危険で高コストの作業現場事故のうちに入る。粉塵は、農業、粉体処理、製造現場で増大し、従業員に危険を及ぼし、爆発のリスクの恐れがある。 パデュー大学(Purdue University)の研究チームは、Op […]

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レーザ光と固体中の電子状態が共に創り上げる新たな対称性を発見

August, 24, 2020, 京都--

京都大学大学院理学研究科 永井恒平 (博士課程学生)、田中耕一郎 教授らの研究グループは、東京都立大学大学院理学研究科 宮田耕充 准教授らとの共同研究において、高強度レーザ光を固体に照射すると、光と固体中の電子状態が一体 […]

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夜間に発電する効率的低コストシステム

August, 24, 2020, Washington--

スタンフォード大学の研究者は、夜間に効率的に発電するオフグリッド、低コストモジュラーエネルギー源を開発した。同システムは、市販技術を利用し、都市部の夜間照明ニーズを満たし、開発途上国では照明供給に役立つ。 太陽光発電に多 […]

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EPFL、超解像度顕微鏡で細胞内の捩じれが明らかに

August, 21, 2020, Lausanne--

EPFLの生物物理学者は、ナノスケールの構造、哺乳類の細胞の動力学をプローブするために高スループット超解像度顕微鏡を開発した。これにより、細胞分裂にとって重要な細胞小器官の屈曲が前例のない細部で示される。 細胞運動性や細 […]

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新しい顕微鏡法でアミロイドたんぱく質構造を見る

August, 21, 2020, Washington--

アルツハイマやパーキンソンなどの神経変性病は、脳内に凝集した、異常な折り畳みのアミロイドタンパク質を伴うことがよくある。新開発の技術は単分子の方向を計測するもので、これにより光学顕微鏡を使って、これらの問題のあるタンパク […]

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マシンラーニングは人工臓器成長に役立つ

August, 21, 2020, Moscow--

MIPT、システムプログラミングイバニコフ研究所(Ivannikov Institute for System Programming)、ハーバード医科関連Schepens Eye Research Instituteの […]

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光を使って超高速データ伝送するプラズモンチップ

August, 20, 2020, Zurich--

ETH-Zurichの研究チームは、ファイバオプティクネットワークでデータ転送を高速化できる超高速チップを作製した。チップは、同時に複数のイノベーションを統合しており、ストリーミングやオンライサービス需要が伸びると、重要 […]

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東北大学、超伝導体内の電流を光で操ることに成功

August, 20, 2020, 仙台--

ペタ(千兆)ヘルツの超高周波電場である光は、現在のギガ(10億)ヘルツ駆動エレクトロニクスを飛躍的に高速化(高周波化)するポテンシャルを秘めている。しかし、振動電場である光によって、電子回路の基本動作である電流を一方向へ […]

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超高感度診断チップ、極薄ナノ構造ゴールドフィルム

August, 19, 2020, Melbourne--

Swinburne大学の研究者をリーダーとする国際研究チームは、次世代バイオセンシングチップを変革する可能性がある、超薄型ナノ構造ゴールドフィルム、メタサーフェスを開発した。 その新しいメタサーフェスを使って、超高感度診 […]

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NIST、高輝度で微小ナノスケールLEDを開発

August, 19, 2020, Gaithersburg--

NISTの研究者を含むチームが開発したLEDの新設計には、光源の効率における長年の制約を克服するカギがある。研究所の微小LEDで実証されたそのコンセプトは、輝度の飛躍的な向上とレーザ光放出力を達成している。これらは、一連 […]

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光に反応するように耳の細胞を変えることで聴覚を回復

August, 18, 2020, Göttingen--

聴覚を回復する人工内耳は、電気の代わりに光に反応するように人の耳の細胞を遺伝子操作することで改善できることが、ラットの研究で明らかになった。 ドイツ、ゲッティンゲン医科大学のTobias Moserは、「これは、現在われ […]

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自己触媒機能付き金属触媒反応器を3Dプリント技術で作製

August, 18, 2020, 富山--

富山大学 学術研究部工学系 椿範立教授らは、レーザ加工と3Dプリンタを用いて、高温・高圧の過酷な条件下でも使用可能な「自己触媒機能付き金属触媒反応器」の作製に世界で初めて成功した。 多くの化学工業プラントには多量の担持触 […]

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吹きガラスから新しい種類の量子センサ

August, 18, 2020, Melbourne--

ダイヤモンドを利用するガラス作家の作品が、新しい種類の量子センサに扉を開いた。これは、磁場の変化をモニタすることができ、採鉱や水中モニタリングに関わる。 アデレードのガラス吹き作家Karen Cunninghamは、ダイ […]

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