Science/Research

微小金属らせんとテラヘルツ光との相互作用を可視化

February, 16, 2021, 京都--

京都大学、理研などの研究グループは、藻類のスピルリナを鋳型として作製した微小な金属らせん構造から特定の方向にテラヘルツ光が放射される様子を、高性能テラヘルツ近接場顕微鏡を用いてリアルタイムに可視化することに成功した。   […]

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通信とバイオセンシングを改善する高効率メタサーフェス

February, 15, 2021, Wahington--

デューク大学の研究チームは、センチメートルスケールのメタサーフェス全面で記録的に高い光効率を達成する新しいプラズモンメタサーフェスを作製した。その進歩により、光ベースの通信から蛍光ベースのバイオセンシングまでの幅広いアプ […]

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ボン大学、光ファイバでイノベーション

February, 15, 2021, Bonn--

ボン大学の研究チームは、非常に簡素な方法で髪の毛の細さの光ファイバを作製した。極めてコンパクトで安定的であるばかりか、色のチューニングができる。すなわち、量子技術や温度センサ、あるいは大気検出センサに利用可能である。この […]

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ネットワーク上の情報の流れをダイアグラムで表現する新理論を開発

February, 12, 2021, 福岡--

九州大学数理・データサイエンス教育研究センター/芸術工学研究院の森史助教と理化学研究所(理研)数理創造プログラムの岡田崇上級研究員の研究チームは、ブーリアンネットワーク上の情報の流れをダイアグラムに基づいて展開する新しい […]

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Wyss Institute、身体の深部でレーザビームを扱う

February, 10, 2021, Boston--

マイクロロボット光電機械デバイスは、高速にレーザビームを操作でき、幅広い範囲の動きが、侵襲性の少ない手術の可能性を強める。 自然の開口、小さな外部切開を通して医者が内部組織にアクセスする侵襲性の少ない手術は、医療の一般的 […]

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MIPT、量子からヒントを得た光センサの開発

February, 10, 2021, Moscow--

MIPTの研究者は、米国アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)のチームと協力して、簡素な光学ツールを使い物理量計測のための先進的な量子アルゴリズムを実行した。 Scientific […]

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IR LEDと太陽電池、ディテクタなしでロボットの触覚を実現

February, 9, 2021, Glasgow--

新しいタイプのエネルギー生成合成皮膚が、触覚を模擬できる安価な義肢やロボットを実現する。 IEEE Transactions on Roboticsに発表された論文でグラスゴー大学の研究チームは、柔軟なソーラスキンに包ま […]

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SEAS/Wyss Institute、水中を魚群のように泳ぐロボットの群を実現

February, 9, 2021, Boston--

魚からヒントを得たロボットは、外部からの制御なしで、動きを連動させることができる。 魚群は、複雑な、同期行動を示す。それが、エサを見つけ、回遊し、捕食者を回避する際に役立つ。どの魚も、魚群も、この動きを調整するのでもなく […]

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OIST、大きさ、電力、安定性を向上させたペロブスカイト太陽電池モジュールを開発

February, 9, 2021, 沖縄--

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らは、欠陥を低減した新しい製造技術を用いて、安定性と効率を向上させたペロブスカイト太陽電池モジュールを作製した。  研究成果は、Advanced Energy Materials […]

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東工大、自己整合成膜技術によるテラヘルツカメラパッチシートの実現

February, 9, 2021, 東京--

東京工業大学 科学技術創成研究院の河野行雄准教授、理化学研究所 創発物性科学研究センターの鈴木大地基礎科学特別研究員の研究グループは、カーボンナノチューブ膜を材料としたテラヘルツカメラパッチシートを開発し、測定環境に制限 […]

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印刷できる抗原抗体検査のための光センサ開発

February, 8, 2021, 福岡--

九州大学大学院システム情報科学研究院の吉岡宏晃 助教、興雄司 教授、Abdul Nasir大学院生らの研究グループは、熱処理が不要で市販のインクジェットプリンタと同様の技術で印刷可能な抗原抗体検査で利用できる光センサの開 […]

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テラヘルツ帯でのフェーズドアレイ無線機を実現

February, 8, 2021, 東京--

東京工業大学 工学院 電気電子系の岡田健一教授らと日本電信電話株式会社(NTT)の研究グループは、テラヘルツ帯で通信が可能なアクティブフェーズドアレイ無線機を世界で初めてCMOS集積回路により実現した。  テラヘルツ帯は […]

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フル解像度8K映像を非圧縮で無線伝送

February, 5, 2021, 大阪--

大阪大学とローム株式会社の研究グループは、共同で300ギガヘルツ帯のテラヘルツ波を用いることで非圧縮フル解像度8K映像の無線伝送に世界で初めて成功させた。 次世代の移動体通信規格6Gでは、8K等の超高精細映像を低遅延かつ […]

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Nokia、ドイツVodafoneで100Gbit/sPONデモ

February, 5, 2021, Espoo--

NokiaとVodafonは、単一波長で現在の最先端のネットワークの10倍高速の100Gbit/sまでの速度を提供できるPassive Optical Network (PON)技術のトライアル成功を発表した。これは、N […]

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近赤外光利用ハイパースペクトル画像から粘膜下腫瘍(GIST)を識別

February, 4, 2021, 東京--

東京理科大学生命医科学研究所および国立がんセンターの研究グループは、近赤外光を利用したハイパースペクトル画像から消化管間質腫瘍(GIST)を識別する方法を開発した。  この研究を発展させることで、粘膜下腫瘍の鑑別診断、腫 […]

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EUプロジェクト、飛行ロボットを開発

February, 4, 2021, Copenhagen--

新しい大型EUプロジェクトで、若手研究者を訓練して、小型飛行ロボット向けのドローンを開発する。これは、ウインドタービン、橋梁および他の重要インフラストラクチャの保守向けである。 次の3年で、総勢15名のPh.D学生が、新 […]

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NTT、光のエネルギー損失が極めて少ないオプトメカニカル素子実現

February, 3, 2021, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、微小な機械振動子の内部に希土類元素の発光中心を埋め込むことにより、光のエネルギー損失が極めて少ないオプトメカニカル素子を実現することに成功した。  光と機械振動が相互作用するオプトメカニ […]

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HZDR、神経形態学的コンピュータ向けコンポーネント開発

February, 3, 2021, Dresden--

神経回路網(ニューラルネットワーク)は、人工知能で最も重要なツールである。それらは人の脳の動作を模擬する。例を挙げれば、テクスト、言語および画像を高信頼に認識できる。  これまで、それは、適応型ソフトウエアの形式で従来の […]

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LZH、レーザで骨のセメントを優しく除去

February, 3, 2021, Hanovar--

股関節プロテーゼを取り替えるとき、大腿骨の旧い骨セメントを最初に除去しなければならない。Laser Zentrum Hannover e.V. (LZH)は、医者が古いセメントを優しく、改善された視覚で除去できる内視鏡ベ […]

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THz光により超高速に操られたトンネル電子が引き起こす発光を初観測

February, 2, 2021, 横浜--

横浜国立大学の武田淳教授、片山郁文教授、理化学研究所開拓研究本部Kim表面界面科学研究室の金有洙主任研究員、今田裕上級研究員、木村謙介基礎科学特別研究員らの研究グループは、テラヘルツ(THz)光パルスにより超高速に操作さ […]

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レーサ光で船舶ペイントの状態を検出

February, 2, 2021, Copenhagen--

赤外レーザ光で、DTU Fotonikの研究者は、船舶塗料の詳細な3D画像を作成できる。目的は、塗料の耐性向上、環境無害化である。 Christian Rosenberg Petersenは、数年前にある考えを思いついた […]

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レーザとVRで時計水晶彫刻に革命

February, 2, 2021, Lausanne--

EPFLのエンジニアは、高級時計メーカー、Vacheron Constantinと提携して、サファイア時計水晶内の3D彫刻にレーザを使用する画期的なシステムを開発した。 スイス連邦工科大学(EPFL)のエンジニアは、時計 […]

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ORNL、X線CT欠陥検出アルゴリズム改善

February, 1, 2021, Cambridge--

Oak Ridge National Laboratory(ORNL)が開発したアルゴリズムは、X線CT (XCT)、3Dプリント金属パーツの画像を著しく改善することができ、より正確な高速スキャンを可能にする。 産業用X […]

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新しいアルゴリズム、世界最高の顕微鏡の焦点を先鋭化

February, 1, 2021, Berkeley--

刑事もののTVドラマでは、刑事はきめが粗い低解像度の監視カメラを見ていて、ビデオに映るある人物に注目し、平然とCSI技術者に、それを「改善」するように言う。すると容疑者の顔が完全で鮮明な画像になる。これは、もちろん現実の […]

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サブミクロン分解能高速ホログラフィック蛍光顕微鏡システムを開発

February, 1, 2021, 東京--

情報通信研究機構(NICT)、東北大学及び桐蔭学園の研究グループは、サブミクロンの分解能を持つ高速ホログラフィック蛍光顕微鏡システムの開発に成功した。  蛍光体の3次元情報をホログラムとして記録するため、スキャンが不要で […]

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Laser Focus World誌、2020イノベーターズ・アワード

January, 29, 2021--

3年連続でLaser Focus World誌は、イノベーターズ・アワードプログラムを実施した。これは、フォトニクス世界における類例のない、画期的な技術、製品及びシステムを称賛するセレモニーである。我々の審査員による公平 […]

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EPFL、産業用ロボットをよりスマートに多用途にするプログラム

January, 29, 2021, Lausanne--

EPFLのスピンオフAicaは、産業用ロボットを簡単にプログラムし、適応能力を一層高めるAIベースソフトウエアを開発した。ソフトウエアは、モジュラーフォーマットで設計されている。オペレータが、ニーズを元にしてカスタマイズ […]

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3Dプリントレンズでオプティクスとデータ転送問題と対決

January, 29, 2021, Champaign--

イリノイ大学の研究チームは、屈折率を調整できる新しい3Dプリントマイクロレンズを開発した。これは、極めて特殊な集光能力を附与するものである。この進歩は、研究者によると、コンピュータチップや他の光学系のデータルーティング機 […]

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全可視光領域で発色する虹色発光標識のポートフォリオを開発

January, 29, 2021, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)環境創生研究部門金誠培主任研究員と、電気通信大学(電通大)基盤理工学専攻 牧 昌次郎准教授、北田昇雄特任研究員は、医療・環境診断や生体イメージングに適用するため、全可視光領域で発光する「虹色発 […]

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新たな分析がより高感度の量子センサに道を開く

January, 29, 2021, Chicago--

量子センサは、エンタングルメントのような量子現象を利用して環境の非常に小さな変化を計測できる。エンタングルした粒子は、遠く離れていても、相互に影響し合う。 研究者は、病気の検出や診断、火山噴火や地震の予測、あるいは掘るこ […]

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