Science/Research

ソーラセル効率倍増に超薄材料

May, 17, 2023, Fort Collins--

Colorado state University(CSU)の研究者によると、シリコンPV技術は、限界があり、太陽光から収集したエネルギーの最大40%を廃熱の形で失う。研究チームは、ソーラパワーを改善する根本的に新しい方 […]

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低消費電力AIを実現するシリコン光回路を従来比17分の1のサイズにコンパクト化

May, 17, 2023, ふじみ野--

KDDI総合研究所と学校法人早稲田大学は、AIの低消費電力化と高速化の実現を目指し、従来比で約17分の1の面積の光AIアクセラレータ用シリコン光回路を試作し、時系列データの予測を行うことに成功した。 回路面積縮小の工夫 […]

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テラヘルツ光照射で強靭なセラミックスが一瞬で粉々に

May, 17, 2023, 大阪--

大阪大学大学院基礎工学研究科の永井正也准教授らの研究グループは、兵庫県立大学大学院理学研究科の草部浩一教授(大阪大学大学院基礎工学研究科兼任) らと共同で、セラミックスがもつ強靭性をもたらす相変態機構をテラヘルツ波で高効 […]

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大容量テラヘルツ波信号を光ファイバ無線技術で異なるアクセスポイントに分配・送信する技術を実現

May, 16, 2023, 東京--

情報通信研究機構(NICT)、住友大阪セメント株式会社(住友大阪セメント)、名古屋工業大学及び早稲田大学は共同で、テラヘルツ波となる285ギガヘルツの周波数帯で毎秒32ギガビットの大容量テラヘルツ波無線信号を異なるアクセ […]

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神経伝達物質としてフォトンを使用

May, 16, 2023, Castelldefels--

神経伝達物質は、ニューロン間、または他の隣接細胞へ信号を運ぶ化学的メッセンジャとして機能する。脳は、心拍、呼吸、筋肉運動や睡眠など重要な身体機能を調整するために神経伝達物質を必要としている。 スペインのICFO–The […]

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実環境下での結合型マルチコア光ファイバの光スイッチング実験に成功

May, 15, 2023, Toronto--

情報通信研究機構(NICT)ネットワーク研究所のソアレス・ルイス・ルーベン主任研究員らのグループは、国内外の研究機関と共同で、イタリア・ラクイラ市内の実環境テストベッドに敷設された標準外径の結合型4コア光ファイバとこれに […]

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量子LiDARプロトタイプ、水中でリアルタイム3D画像取得

May, 12, 2023, Washington--

水中で量子検出技術を使って3D画像を取得するプロトタイプLiDARシステムをヘリオットワット大学の研究チームは、初めて実証した。 このシステムの高感度により、水中の低光量条件でさえも詳細な情報を得ることができる。 UK、 […]

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神経科学者、アルツハイマー病に対して特に脆弱な細胞特定

May, 12, 2023, Cambridge--

記憶回路の一部を形成するニューロンは、アルツハイマー病で神経変性の兆候を示す最初の脳細胞である。 神経変性、つまりニューロン機能の漸進的損失は、アルツハイマー病の主要特徴の一つ。しかし、それは脳の全ての部分に等しく影響す […]

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注射に取って代わる有望な薬剤送達ピル

May, 11, 2023, Houston--

関節リウマチのような慢性疾患では、処置は生涯注射を必要とする。針に対する恐れ、注射に関連する感染や痛みは、患者が服用をスキップすることに関係してくる。これが、有効性と限定的な副作用を組合せ、患者を十分に治療する新しいデリ […]

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1ナノメートル半導体量子細線の作製に成功

May, 10, 2023, 京都/東京--

京都大学大学院理学研究科の浅場智也 特定准教授、Peng Lang同ポスドク研究員(現華為科技有限会社)、小野孝浩 同修士課程学生(2022年3月卒業)、末次祥大 同助教、笠原裕一 同准教授、寺嶋孝仁 同教授、幸坂祐生 […]

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植物のためのマイクロニードルベース薬剤デリバリ技術

May, 9, 2023, Cambridge--

SMARTで開発されたデバイスは、一定量の農薬を特定植物組織に届くようにデリバリできる。いずれ、作物の品質や疾病管理改善に使えるようになる。 微量栄養素、殺虫剤、抗生物質などの農薬を作物に効率的に導入するデリバリシステム […]

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宇宙ベース大型望遠鏡に薄膜ミラーを考案

May, 9, 2023, Washington--

ドイツの研究チームは、宇宙導入望遠鏡にこれまで使用されていた主鏡よりも遙かに薄い大型、高品質ミラーを製造、成形する新しい方法を開発した。結果としてのミラーは、打ち上げ機内に巻いて収めることができるほど柔軟である。 マック […]

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スーパーサイズ・ナノカーゴー、薬剤送達を変革

May, 9, 2023, Fremont--

ナノカーゴーは、治療薬カーゴーを身体の目的地に送達するために使用できる人工の微小コンテナ。しかし、薬剤分子によっては、大きすぎて標準サイズのナノケージ「ボックス」に収まらないものもある。 Nature Synthesis […]

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子どもの脳腫瘍に薬剤送達を強化する新アプローチ

May, 8, 2023, New York--

Mount Sinai Health System およびMemorial Sloan Kettering Cancer Centerの研究者は、新しい薬剤デリバリアプローチを開発した。これは ナノ粒子を使って、より効果 […]

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次世代ファイバベーススマートファブリック

May, 8, 2023, Cambridge--

国際研究チームが、ファイバベースの電子コンポーネントを組み込んだ統合テクスタイル電子システムを開発した。これに含まれのは、フォトダイオード(PDs)と量子ドットLED。そのような技術により、いかなるサイズ、形状でも機械織 […]

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レーザ焼き入れで使用済みの歯車を修復、寿命を新品と同等以上に延長

May, 2, 2023, つくば--

日立建機株式会社 (以下、日立建機) と物質・材料研究機構 (以下、NIMS) は、使用済み歯車の表面にレーザ焼き入れすることで、摩耗によって損傷した部分を修復する手法を共同開発した。 また、日立建機とNIMSは、修復し […]

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6G通信に向けた光源の新原理を提案

May, 2, 2023, 仙台--

東北大学 高度教養教育・学生支援機構の児玉俊之特任助教、多元物質科学研究所の菊池伸明准教授、岡本聡教授、大学院理学研究科の大野誠吾助教、高度教養教育・学生支援機構の冨田知志准教授(大学院理学研究科兼務)は、スピン注入と呼 […]

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6Gワイヤレス通信サポート、信信とノイズを分離するフォトニックフィルタ

May, 2, 2023, Peking--

北京大学の研究者は、通信信号をノイズから分離し、全無線周波数スペクトルから不要な干渉を抑制する新しいチップサイズのマイクロ波フォトニックフィルタを開発した。 デバイスは、次世代ワイヤレス通信技術が、携帯電話、自動運転車、 […]

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ブルーライト技術、ナノスケール顕微鏡を強化

May, 1, 2023, Providence--

1990年代半ばに、サブ波長近赤外顕微鏡技術が登場して以来、科学者は、広範に利用されている半導体材料を研究するために、その方法の利用に成功していない。問題は、イメージング技術が、もっと長い光波長でしか機能しないことである […]

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脳インスパイヤ・リクイドニューラルネットワークを使うドローン

May, 1, 2023, Cambridge--

MITの研究者は、自律ドローンナビゲーションで新たな前進を示している。これは、脳からヒントを得たリキッドニューラルネットワーク(液体神経回路網)であり、これは分布外のシナリオで優れている。 新しいドローンは、空に舞い上が […]

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UCLA、ガン除去に役立つインプラント可能デバイスを設計

May, 1, 2023, Los Angels--

消しゴムサイズの治療スポンジが、マウスで抗腫瘍反応を高め、ガンを抑制した。 固形ガンの中には、一部は、ヒト生物学をそれ自身に向けさせることで治療に抵抗するモノか多い。腫瘍は、抑制性T細胞として知られる特別な白血球細胞で周 […]

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LEDビジョンから送信される“見えない”データをカメラで受け取る「Luminary AR」技術を開発

April, 28, 2023, 東京--

東京農工大学大学院工学研究院先端情報科学部門の中山悠准教授は、カメラの撮像素子であるCMOSイメージセンサを受信機に用いる光カメラ通信(Optical Camera Communication;OCC)をベースに、LED […]

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顕微鏡でスピンを超高速制御

April, 28, 2023, Lausanne--

スイス連邦工科大学(EPFL)研究者は、渦のような構造に配列された一握りのスピンを、これまでに達成された最高速度で、可視化し、制御する新しい技術を開発した。そのブレイクスルーは、“spintronics”を前進させる。ス […]

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MIT、ドローンの空中衝突を防ぐアルゴリズム

April, 27, 2023, Cambridge--

MITの研究者は、ドローンが同じ空域で協働し、常に安全な経路を選択できるようにする軌道計画システムを開発した。 多数のドローンが同じ空域で連携して活動していると、トウモロコシ畑で殺虫剤を散布しているような場合、互いに正面 […]

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電子メタデバイス、超高速通信の障害を打破

April, 26, 2023, Lausanne--

EPFLの研究チームは、サブ波長スケールでメタ構造改良に関わるエレクトロニクスへの新たなアプローチを考案した。それは、膨大なデータ量を交換する次世代超高速デバイスの着手を可能にする、6G通信以降のアプリケーションである。 […]

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一度つかむだけで物体を特定するロボットハンド

April, 26, 2023, Cambridge--

三本指のロボットグリッパーは、先端だけではなく、各指の全長に沿って大きな感度で“感じる”ことができる。 人の指からヒントを得てMIT研究者は、高分解能触覚センシングを利用するロボットハンドを開発した、これにより一度つかむ […]

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フルカラー円偏光を発生させるOLEDを開発

April, 25, 2023, 大阪--

大阪公立大学大学院 工学研究科の八木繁幸教授、近畿大学理工学部応用化学科の今井喜胤教授らの研究グループは、イリジウム錯体を発光材料とする、フルカラー有機円偏光発光ダイオード(OLED)を開発した。 開発したダイオードに外 […]

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特定の神経伝達物質を検出する蛍光性分子インプリント高分子ナノ粒子の合成に成功

April, 25, 2023, 東京--

芝浦工業大学工学部応用化学科・吉見靖男教授らの研究チームは、特定の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、アセチルコリン)を検出する蛍光性分子インプリント高分子ナノ粒子の合成に成功した。 神経細胞は、神経伝達物質と呼ばれる […]

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断層イメージング技術、隠れたものをミリメートル精度可視化

April, 25, 2023, 東京--

三菱電機株式会社は、300GHz帯のテラヘルツ波を用いて、一方向から一回の照射により任意の深さで対象物の断層イメージングを行う業界初の技術を開発した。 THzは、生体への影響が小さく、移動する対象物も数ミリメートルの解像 […]

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「フォノン」の流れを理解し、放熱材料の性能を向上

April, 25, 2023, 東京--

東京大学 生産技術研究所のシン コウ特別研究員、ヤンユ グオ特別研究員、野村政宏教授らは、グラファイトの同位体を除去することで、100 K(ケルビン、-173℃)付近で強いフォノンポアズイユ流れが形成され、フォノンの相互 […]

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