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マルチフォトンイメージングで新たな視野を広げるウルトラファーストレーザをリリース

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November, 1, 2019--コヒレント社は、2019年10月19日、2光子顕微鏡向けチューナブルウルトラファーストレーザChameleon Discovery NXを発表した。
 Chameleon Discovery NXのユニークなパフォーマンスは、優れた輝度と高いコントラストのもとディープマルチフォトンイメージングを実現する。特に、神経科学やその他の生体内のアプリケーションにおける生体組織のイメージングに最適である。画期的な出力レベル(最大3W)で、サンプルプレーンにおいて最短パルスを提供し、複雑な2光子顕微鏡の構成を実現する。
 短いパルス幅は、高輝度/コントラストイメージのキーとなっており、ダイナミックレンジを拡張するグループ分散遅延(GDD)プリコンペンセーターによって実現されている。
 屈折率の高い対物レンズを使用した広視野顕微鏡のセットアップでも、パルスストレッチを回避し、サンプルの加熱を最小限に抑え、イメージの深度を最大化する。
 Chameleon Discovery NXには、業界をリードするいくつかの特徴がある。660nmから1320nmまでのチューニングレンジを誇っており、一方で同時に、1040nm(波長固定)で、高出力の発振を得ることができる。また、Total Power Control(TPC)の機能が内蔵されており、組み込みの高速出力変調を可能にする。
 TPCは、レーザの優れたビームクオリティが、顕微鏡のスキャンヘッドに直接届くことを可能にしている。さらに、TPCによって提供されるリアルタイムのパワー変調は、いくつかの理由において、多光子顕微鏡法で重要である。各々のイメージプレートの深さに対するレーザ出力の最適化や、一方向のラスタースキャンが必要な際の高速フライバックビームブランキングを可能にする。TPC機能は、高速の立ち上がり時間と、レーザ出力のアナログおよびデジタル制御を提供し、顕微鏡の走査光学系と同期させることができる。マルチフォトンイメージングに加え、Chameleon Discovery NXは、ウルトラファースト分光やその他の時間分解研究用途にも最適である。波長範囲を330nmから16umに拡大できるオプションの周波数拡張は、それらの応用において有効である。

コヒレント・ジャパン株式会社
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