コヒレント特設ページはこちら

新製品 詳細

超短パルスアンプシステムの製品ラインアップ充実

February, 14, 2014--スペクトラ・フィジックスは、この度、3種類の新しい超短パルスアンプシステムを製品ラインアップに加えた。
新しいSpitfire Ace PA (Power Amplifier) は14W以上の高出力、12mJ以上の高エネル ギーを40fsec以下にて、Spitfire Aceは出力7W以上、6mJ以上、35fsec以下のパルス幅を再生増幅アンプ部のみにて出力する。また、Spirit-NOPA は波長可変可能な高繰返しパルスをわずかsub-20fsecのパルス幅にて出力する。いずれも超短パルス分光や先端科学用途に新たな可能性を拡げる。
Spitfire Ace PAは14W以上を5kHzの繰返しにて、12W以上を1kHz及び10kHzにて出力、またSpitfire Aceは7W以上を5kHzにて、6W以上を1kHz及び10kHzにて出力する。スペクトラ・フィジックスの特許であるXPキャビティーデザインの採用により高出力でかつ卓越した モード品質を備えており、多色時間分解分光やコヒレントコントロール、非線形分光といった幅広い理科学研究用途において理想的な再生増幅システムだ。
Spirit-NOPA non-collinear OPAは、当社のSpiritを励起源としてパルス幅sub-20fsec、250~900nmの広範囲に亘る波長可変を実現可能にし、幅広い用途に適応する超短パルスレーザーシステムである。ユーザー側で繰返しをシングルショットから1MHzまで設定することが可能だ。
高速データ集積による平均化やSN比向上により難易度の高い超短パルス分光計測を可能にし理科学研究分野の領域を拡げる。

■ Spitfire Ace PA 及び Spitfire Ace特徴
・ 従来のSpitfire Ace PA 及びSpitfire Ace を更にパワーアップ
・ Spitfire Ace PA は14W 以上(5kHz)、12W 以上(1kHz 及び10kHz)の高出力
・ Spitfire Ace は再生増幅段のみで7W 以上(5kHz)、6W 以上(1kHz 及び10kHz)を実現
・ 再生増幅段には独自のXP キャビティーデザインを採用、卓越した安定性と低ノイズ設計
・ 卓越したモード品質 M2 <1.45(Spitfire Ace PA)、M2 <1.3 (Spitfire Ace) を実現 ・ エネルギー安定性は<0.75% rms (Spitfire Ace PA)、<0.5% rms (Spitfire Ace) を 24 時間以上連続運転にて保証 ・ パルス幅は<40fsec 、<120fsec、2psec (Spitfire Ace のみ) をラインアップ ■ Spirit-NOPA特徴 ・ 高繰返し及びSub-25fsec の超短パルス ・ 幅広い波長チュ-ニングレンジ (250~900nm) ・ 波長バンド幅、パルス幅コントロール機能搭載 ・ パルスコンプレッサーを内蔵 ・ 完全コンピューターコントロール ・ 内蔵SHG 発生装置 (オプション) ■ アプリケーション ・ 時間分解分光 ・ 非線形分光 ・ ポンプアンドプローブ ・ 材料物性特性分析 ・ 四光波混合分光 スペクトラ・フィジックス(株) 営業部 TEL:03-3794-5511