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ラフバロー大学、レーザと化学分析で石泥棒に対処

July, 30, 2015, Loughborough--イギリス農村地域では最近、敷石や装飾品を含む石泥棒が急増している。ラフバロー大学(Loughborough University)の研究チームの新しい化学的ブループリントが石泥棒対策の解になり得る。
 同大学の研究チームは、新しい化学的ブループリント技術の初期試験が石泥棒取り締まりを支援することができると見ている。
 警察の直面する問題の一つは、盗まれた石が販売された場合に、無標の石を探し出す膨大な作業である。
 ラフバロー大学化学学部、Dr Paul Kellyによると、石泥棒対策に有効な新技術の試験が初期段階にある。
 手順としては、ゼラチンシートを使って石から化学的ブループリント(通常、指紋や足跡をとるために利用される)を取り出す必要がある。次に、サンプルをLIBS(レーザ誘起ブレイクダウン分光法)を使ってスキャンする。
 研究グループは、以前に、LIBS/ジェラチンの組合せが金属窃盗検出に有効であり、容疑者の手についた微量の金属のマップを作成可能であることを示した。ゼラチンシートに残った微量の物質を分析することで石の地理的場所特定に使用できる可能性のあるのはこの方法であると研究チームは考えている。
 「われわれの非侵襲的技術は、盗まれた疑いのある石と元の地理的場所とのつながりを示すために必要不可欠であるが、まだ初期段階にある」とKelly氏はコメントしている。
 「石の表面からのサンプルを取得してスキャニングするこの技術により、最終的には結果を国のデータベースに流し込み、そのサンプルが地理的にどこから来たのかを示すことができるようになる。これは、石のサンプルと国中で見つけられた他の石とを比較することによるもので、石泥棒対策に有用な基準点になり得る」と同氏は説明している。