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OIF、コヒレントアプリケーションの仕様に取り組む

May, 14, 2015, Fremont--ポルトガル、リスボンで行われたオプティカル・インターネットワーキング・フォーラム(OIF)の4月四半期会議を受けて、組織はコヒレントアプリケーション向けに高帯域光変調器とレシーバの技術仕様について取り組みを開始した。
 メンバーは、100Gアプリケーションの実装合意(IA)も承認した。Q2会議では、OIF技術委員会が開かれ、2014年に始まったFlexEthernetとCEIプロジェクトに関するフォーラムの作業を継続した。最後に、2014年の技術デモンストレーション成功をベースにして、フォーラムメンバーは2016年のSDNフォーカスデモに関する最初の討議を行った。
 「現在、メンバーは全力で取り組んでいる」とOIF物理層およびリンク層ワーキンググループ副議長、QorvoのKarl Gass氏は語っている。「今期だけで19のドキュメントが投票され、われわれは急ピッチで技術的作業を仕上げつつある。2つの新しいEOコンポーネントプロジェクトがラインサイドコンポーネント領域のギャップを埋め、システムエンジニアにとっては100Gb/sビヨンド(超)にチャネル容量を増やすツールが増えることになる」。
 使用されているコヒレントASIC ボーレートは、コヒレントEOコンポーネントの周波数応答要件を定めるにあたって、もはや十分な情報ではない。これは、業界が前処理を採用したからだ。高帯域PMQ光変調器プロジェクトにより、周波数応答で定義される光キャリアあたりのより広い光スペクトラムのコヒレントEO変調が可能になる。イントラダイン・コヒレントレシーバプロジェクトは、光キャリアあたりのより広い光スペクトラムのコヒレントEO変調を可能にする改善版RF高周波数応答を提案している。
 集積デュアルポラリゼーション(DP)マイクロイントラダインコヒレントレシーバのIAは、コヒレント100G PM-QPSKアプリケーションを目標にしている。これは、CFP2形状で32Gbaudまでの名目シンボルレートとなる。このIAは、コヒレントレシーバのTIAs制御用SPIバスを内蔵した低速電気インタフェースも定義する。
 Gen2.0 100G LH DWDM伝送モジュール-エレクトロメカニカルのIAは、光ラインインタフェースアプリケーションに適用される。このIAは、100G長距離DWDM伝送アプリケーションで使用できる4×5モジュールを定めることでサイズと消費電力要件を低減する。
(詳細は、www.oiforum.com)