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ECU、肺ガン治療を改善する遺伝的発見

August, 2, 2022, Perth--肺がんは、最も致死性の高いガンの形態であり、世界中で推定180万人が死亡している。

近年、その病気の治療は改善された。Edith Cowan Universityの研究は、治療をより効果的にする方法を発見した。

全肺がん診断の80-85%を構成する肺扁平上皮ガンと闘う主要な武器として免疫療法が出てきている。

残念ながら、免疫療法は、患者に深刻な副作用ももたらす、処置した患者の少なくとも74%が、免疫関連の副作用を経験する。

最大21%までは、グレード3または4の毒性を発症する。これは、生涯にわたる合併症となり皮膚、内蔵、肝臓あるいは内分泌系に影響を与える。

これらの副作用によりガン治療の中断が不可欠となり、病気がさらに進行する危険性がある。

しかし、いささか矛盾しているが、これらの免疫治療の副作用を経験する人々が、免疫治療を受けない人よりもガンの進行でより有益な結果になる傾向がある。

ECUのプレシジョンヘルスセンタの准教授、Elin Grayは、免疫療法が、いささか「両刃の剣」であると説明しており、研究者は、重要なブレイクスルーを達成した。

「免疫療法が免疫系を解放し、ガン細胞を認識し、殺す。しかし、身体を攻撃する免疫細胞も解放し、毒性を起こす」

「われわれの研究は、ある遺伝的特徴がガン患者に副作用を発展させるように仕向ける、あるいは抗ガン治療に対する毒性を発展させるように仕向ける」。

「これを知ることにより医者は、患者の治療を改善できる」

‘HLA’発見はすべてに有益
研究のカギは、ヒト白血球抗原(HLA)である。これは、身体のほとんどの細胞に見つかるマーカー。

免疫系は、HLAsを使って、どの細胞が自分の身体に属し、属さないかを決める。ウイルス、感染、それにガンを検出するアラームシステムの一部。

研究チームは、179の扁平上皮非小細胞肺がん患者のHLAsを検査し、HLAsの遺伝子構造間の強力なリンクを見つけた、またヒトが免疫療法から副作用を発症させそうであるかどうかも見つけた。

研究リーダー、Dr Afaf Abedによると、この発見は、全ての扁平上皮非小細胞肺がん患者に利益をもたらす。それらが遺伝的に免疫治療に副作用を起こしやすくされているかどうかは関係ない。

「副作用のリスクが見つからなければ、医者は処置を強め、より積極的に病気と闘うことができる」
「リスクが高いことがわかると、医者は治療を気楽にやり、モニタし、患者がグレード3または4の毒性を発症する前に介入できる。

「いずれにしても、患者でこれらの免疫媒介有害事情のリスクを予測できるバイオマーカーは、これらの処置に関連するリスクを低減する」。

シングルエイジェント免疫療法で治療を受けた扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者の免疫関連有害事象(irAE)関連のHLA遺伝子型は、European Journal of Cancerに発表された。
(詳細は、https://www.ecu.edu.au/)