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テラヘルツ研究者にFaraday Medal

July, 7, 2014, Leeds--リーズ大学(University of Leeds)の2人の教授が実験物理学に著しく貢献したことで2014 Faraday Medalを受賞した。
 同大学電子・電気工学部Giles Davies教授とEdmund Linfield教授は、約20年におよぶテラヘルツ科学・技術における功績で受賞。
 テラヘルツ(THz)波は、赤外とマイクロ波の間の電磁スペクトラム。THz波は、化学分析、セキュリティスキャニング、医療イメージング、通信を含め既存の利用に加えて幅広い潜在アプリケーションがある。
 リード大学のグループは、テラヘルツ周波数研究で国際的に重要な役割を果たしてきた。量子カスケードレーザ(QCL)の開発、材料の特徴を明らかにするTHz分光学の開発で主導的役割を果たした。
 リーズ大学が関わっている新規プロジェクトの中で、UKおよび欧州宇宙機関と協力してサテライトレーザを開発するプロジェクトがある。これは、現状の技術では届かない大気の一部で気象変化に関係する重要ガスを定量化することを目的にしている。
 Davies教授とLinfield教授は、それぞれ2002年、2004年にケンブリッジ大学からリーズ大学に移り、同大学に世界最先端のテラヘルツ技術センタの1つを設立するのに貢献している。2月には、リーズ大学は世界で最も強力な量子カスケードレーザの開発で先頭に立ち、以前にMITとウィーン工科大の研究チームが実現したパフォーマンスを2倍にした。