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LiDAR技術で歴史的マヤ遺跡を発見

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July, 13, 2020, Arizona--LiDARを利用したアリゾナ大学の発見は、マヤ文明が考古学者が以前に考えていたよりも急速に発展したことを示している。しかも、後の時代よりも社会的不平等が少なかったことを示唆している。

地上からは、大地の下に何か異常なものがあることを指摘するのは不可能である。しかし空から、レーザの目で、表面下、放射性炭素年代測定では、これまで発見された中で最大にして最古のマヤ遺跡が存在することが明らかになった。

メキシコ、タバスコ、ガテマラの北西境界に、新たに発見されたAguada Fénixが、2017年まで、その規模と目立たないように、表面下に隠れていた。遺跡は約4600フィート長、高さ30~50フィートであり、9本の広い土手道が含まれる。

遺跡は、アリゾナ大学教授、Takeshi Inomataと Daniela Triadanをリーダーとする国際チームによって発見された。プロジェクトは、同大学Agnese Nelms Hauryプログラムの支援を受けている。

チームは、LiDAR技術を利用した。レーザビームが林冠を貫き、地表面からの反射により考古学的特徴の3次元形状が明らかになる。チームは次に、そのサイトを発掘し、炭の放射性炭素年代測定済み69サンプルにより、その建設は1,000 ~ 800 B.C.であると断定した。これまで、Ceibalのマヤ遺跡は、950 B.C.が確認された最古の儀式センタだった。Aguada Fénixのこの最古の遺跡は、マヤの歴史全体で分かっているもので最大でもあり、後の時代のピラミッドやパレスを大きく上回る。

その発見は、Natureに発表されている。

「メキシコ政府からの低解像度LiDARを使って、われわれはこの膨大なプラットフォームに気づいた。次に、われわれは高解像度LiDARで、巨大建築が存在することを確認した。このエリアは開発されおり、ジャングルではなく、人々がそこに住んでいたが、そのサイトは非常に平たんで巨大であるために、知られていなかった。それは自然の地形のように見える。しかしLiDARでは、それは非常によく計画された形状で浮かび上がってきた」とInomataは説明している。

Inomataによると、その発見は、メソアメリカの大きな変化の時を画するものである、いくつか意味がある。

まず、考古学者は伝統的にマヤ文明は徐々に発展してきたと考えた。これまで、小さなマヤ村落が1,000 ~ 350 B.Cに現れ始めた、中期前古典期として知られている。陶器の利用やトウモロコシ栽培を伴う。

2番目に、ベラクルスメキシコ州の西、サンロレンツの古オルメカ文明センタに似ているようであるが、支配者とエリートに関わる石の彫刻がない。例えば、巨石人頭像、や王座。このことは、San Lorenzoよりも社会的不平等が少ないことを示唆しており、マヤの早期では、共同作業の重要性が目立つ。

巨大建築物が、考えられていたよりも前に存在していたこと、マヤ社会が社会的不平等が少なかった事実により考古学者は、建設プロセスを再検討することになる。