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赤外イメージング技術、乳ガン検出向上

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July, 12, 2019, Rochester--ロチェスター工科大学(RIT)とロチェスターリージョナルヘルスが提携して開発した非侵襲技術は、稠密組織の背後に隠れた腫瘍を暴く補完的試験オプションを供給する可能性がある。
 研究チームは、非侵襲的、コスト効果の優れた方法を開発した。これは赤外技術を使って、発見が難しい乳ガン腫瘍を見つけることができる。こうした腫瘍が隠れていることがよくある密度が高い乳房組織の40~50%である。この技術は、早期介入と大手術の間の差になる。
 ロチェスター工科大学の学生研究者、Rochester Regional Health System (RRHS)の医者が、赤外イメージングを使ってガン腫瘍検出を向上させる非侵襲的プロセスを開発した。チームは、快適性と確実性の両方のイメージングオプションを改善した。
 「マンモグラフィは、素晴らしいが、完全なソリューションではない」とRIT機械工学教授、Satish Kandlikarはコメントしている。
 Lipson Cancer Instituteディレクター、Pradyumna Phatakは「プロジェクトは、熱伝導分野で長年の経験があるRITのラボチームと乳ガンの診断と処置を行うRochester Regionalの臨床医との協働である。早期検出は、乳ガンとの闘いで最も効果的な戦略である」とPhatakは語っている。
 Rochester Regional Health Breast Centerの現在の患者が、X線フィルムで疑わしい所見を示している最初のマンモグラフィの後、テストされることを進んで申し出た。MRI追跡調査を指示されたこれらの患者は、赤外システムを使い検査することも申し出た。
 「サーモグラフィは、まったく新しい技術ではない。かなり前から知られている。それに関心を寄せる理由は、それがマンモグラフィのように放射線を誘導しないからである。また、MRIのように造影剤もない。より快適である。患者は、身体を様々な位置にすることも、何かを壊すこともない。完全に非侵襲的である」とAlyssa Recinellaは説明している。
 そのシステムは、経路上の赤外カメラで構成され、衝撃を和らげたテーブルの下にマウントされている。画像を撮るために臨床医がそれを動かすと、角度が変わり、調整される。Recinellaは、試験と医療情報の解釈支援でRRHSセンタの乳ガン専門家チームと密接に協力している。
サーモグラフィ研究は、過去に行われたが、今日のその技術は一段と感度が増している。RITチームが、遙かに詳細な画像を示し、腫瘍位置を確証することができるのは、こうした進歩によるものである。赤外テストは20分かかるが、MRIは最大45分かかる。
 「現在のスクリーニング法は、デジタルマンモグラフィに大きく依存しているが、この技術には欠点がある。特に、乳房組織の密度が高いかなりの数の女性には短所となる。われわれの技術を使う赤外イメージングは、簡単、迅速、非侵襲的、コスト優位性がある。われわれの暫定データは、通常のスクリーニングマンモグラフィに高感度な付属となる可能性がある。この技術を実際に利用する最良の方法を決めるには、さらなる研究が必要である」とPhatakはコメントしている。
 画像を撮ることは、プロセスの一部に過ぎない。研究チームは、腫瘍位置とその成長について予測的分析をするために先進的コンピュータシミュレーション技術も利用する。これは、人工知能(AI)と同じで、コンピュータシステムが、診断を支援するために「学習」することができる。腫瘍タイプ、サイズ、成長の深度と位置についてのデータを取得することは,医師が病気の進行度合いを評価し、介入を決定するために役立つ。取得したデータは、Kandlikarによると、先進的数学ツールを利用した高度に科学的アプローチに基づいている。
(詳細は、https://www.rit.edu/)