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AARNet、Ciscoで600Gbpsライブネットワークトライアル

March, 11, 2019, Wellesley--Ciscoとオーストラリア学術研究ネットワーク(AARNet)は、Cisco Network Convergence System (NCS) 1004を利用したAARNet生産ネットワークで600Gbpsデモンストレーション成功を発表した。
 今回の陸上トライアルは、オーストラリア初であり、AARNetネットワークの今後の拡張性を証明している。
 トライアルは、AARNet生産ネットワークで、Cisco NCS 1004 およびNCS 2000 FlexSpectrum Single Module ROADMプラットフォームを用い、現実の条件下で、顧客のトラフィックを中断することなく実施された。
 テストは、Cisco NCS 1004の柔軟性を利用して変調フォーマットとボーレートを調整し、さまざまな距離で最大データスループットを達成した。テストで成功した構成は以下の通り。
・メトロデータセンタ間(約15km)で600G単一波長
・300km超のリージョナル距離で500G単一波長(シドニーからニュースケール、ウロンゴングまたはゴールバーンまでの距離)
・750km超の都市間距離で400G単一波長(シドニーとメルボルン間に相当)
 Cisco NCS 1004は、最小スペースと最小所要電力で波長とファイバ容量を最大化するように設計されている。ユニットあたり2トラックで、システムはクライアント側で4.8Tbps、基幹側で4.8Tbpsをサポート。フレキシブルなソフトウエアベースボーレートとハイブリッド変調を利用して、Cisco NCS 1004プラットフォームは、陸上DCI、メトロ、リージョナルおよび長距離、海底アプリケーションに最適化された性能を供給する。
 AARNetのCEO、Chris Hancockは、「われわれのネットワークは、世界の共同研究組織間、科学機器、世界最大データセットの一部の伝送とストレージをサポートしている。Ciscoによる今回のトライアルは、AARNetが顧客に前例のないレベルの拡張性を提供する機会を開くものである。狙いは、Square Kilometre Arrayのようなデータ集約的なプロジェクトの膨大なデータフローをサポートすることである」とコメントしている。