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ハイブリッドナノ粒子を使い水中でラピッド3Dプリンティング

August, 3, 2017, Jerusalem--ヘブライ大学のナノサイエンス&ナノテクノロジーセンター(Hebrew University of Jerusalem’s Center for Nanoscience and Nanotechnology)の研究チームは、水中3Dプリンティング用に新しいタイプの光開始剤を開発した。この新しいナノ粒子により生体にやさしい3Dプリント構造を造ることができる。さらに、生体医療アクセサリの開発を促進し、プラスチックなどの従来産業の進歩も促進する。
 3Dプリンティングは、様々な産業で多様な有機ベース材料の製造にとって重要なツールになっている。とはいえ、水中プリンティング構造は常に難しかった、これは光開始剤として知られる水溶性の分子がないためである。光による固体プリント材料を形成するのに必要な化学反応を有機する分子の欠如である。
 ヘブライ大学化学研究所の研究チームは、半導体-金属ハイブリッドナノ粒子(HNP)を光開始剤として使用し、水中で3Dプリンティングする効率的な方法をNano Lettersに発表した。
 水中3Dプリンティングは、生体医療分野に素晴らしい機会を開く。医療デバイスの特注製造、組織工学用のスカフォールドプリンティング。例えば、研究者が考えている個別化製造臓器には、関節置換術、骨プレート、心臓弁、人工腱、人工靭帯、人工臓器置換術がある。
 水中3Dプリンティングは、環境にやさしいアディティブマニファクチャリング(AM)でもあり、有機ベースのインクでプリントする現在の技術を置き換えることも可能である。
 通常の光開始剤と違い、新しいハイブリッドナノ粒子は、可変特性、UVや可視光域の広い励起ウインドウ、高い光感度、固有の光触媒メカニズムによる機能がある。光触媒メカニズムは、最終製品作製に必要な材料の量を減らしながらプリンティング効率を高める。プロセス全体は、先端的重合化法、例えば高解像度製造を可能にする2光子プリンタなどで使用できる。