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鉛の代わりにスズを使うことで太陽電池は安価になる

November, 28, 2016, Coventry--ウォーリック大学(University of Warwick)の研究チームのブレイクスルーにより太陽電池がより安価に、商業的に実現可能になる。
 鉛ペロブスカイトとして知られる半導体をベースにした太陽電池が、太陽光を直接電気に変換する効率的な方法として急速に登場してきている。しかし、鉛に対する信頼性が商用化の大きな障害になっている、よく知られた鉛の毒性のためである。
 Dr Ross Hattonの研究チームは、鉛の代わりにスズを使うペロブスカイトが思っていた以上に極めて安定的であることを示した。したがって太陽電池で、鉛ペロブスカイトの代替となると考えられる。
 鉛フリーの電池は、太陽パワーを安価に、安全に、商業的により魅力的にする。日常的なエネルギー源として普及する見込みがある。
 研究チームは、パフォーマンスに妥協することなくデバイス構造をどのように簡素化するかも示した。これは製造コスト削減にとって重要なメリットとなる。
 ペロブスカイト太陽電池は軽量で、フレキシブル基板にに適合する。したがって、現在のPV市場で優勢な硬いフラットプレートのシリコン太陽電池よりも普及すると考えられる、特にコンシューマエレクトロニクスや輸送アプリケーションでは有望である。
論文は、Nature Energyに発表されている。