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HPC基盤施設のスーパーコンピュータOakforest-PACSがTop500 No.6

November, 16, 2016, 東京--東京大学情報基盤センターと筑波大学計算科学研究センターが共同運営する、最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC:Joint Center for Advanced High Performance Computing)が運用し、富士通が構築した超並列クラスタ型スーパーコンピュータOakforest-PACSがLINPACK性能測定の結果13.55 PFLOPSを達成した。
 これにより2016年11月のスーパーコンピュータ性能ランキングを示すTOP500リストにおいて、「京」コンピュータ(No.7)を上回り国内最高性能システムとして登録された。同システムのピーク性能は25 PFLOPSで「京」コンピュータの約2.2倍ある。
 Oakforest-PACSは、東京大学柏キャンパス内の情報基盤センターに設置されるが、システムの調達・導入・運用及び主な利用プログラム運用等の全てを東京大学、筑波大学の2大学が共同で実施する国内初の試み。同システムはメニーコアプロセッサ技術を用いた米インテル社の高性能プロセッサIntel Xeon Phi(Knights Landingアーキテクチャ)による計算ノード8,208台を、同じくインテル社のOmni-Path アーキテクチャによって接続。ここ5年間の半導体技術と相互結合網構築技術の進歩によって、市販プロセッサを用いたシステムで国内最高性能が達成された。
 Oakforest-PACSは、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)及び両大学が個別に実施する各種利用プログラムの下、国内最高性能のスーパーコンピュータ資源として共同利用に供され、次世代の様々な科学技術分野の研究開発を飛躍的に推進する。また、最先端計算科学の研究だけでなく、計算科学及びHPC分野の人材育成にも利用され、各分野の今後の発展に貢献する。

なお、TOP500のNo.1と2は、Sunway TaihuLight、Tianhe-2(MilkyWay-2)で、いずれも中国。No.3~5にはUSのTitan, Sequoia, Coriがランクされている。TOP100に入っている日本のHPCは10件。