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ストラスクライド大学、‘Lab in a bubble’プロジェクトに450万ポンド

June, 30, 2016, Glasgow--バブルサイズの「研究室」を作るという450万ポンドのストラスクライド大学(University of Strathclyde)のプロジェクトは、ガン治療、医療イメージング、工業プロセスを強化するものとなる。
 研究者たちは、高出力レーザを使って断面が毛髪の1/10の非常に小さなプラズマバブルで実験を行う。プラズマは、宇宙の物質の99.999%を形成する。
 プロジェクトのもう1つの重要な目的は、コヒレントX線光源のサイズをキロメートルからミリメートルに縮小すること。現在のX線自由電子レーザは数キロメートル長あり、コストは10億ポンドである。計画では、コヒレントX線源を広範に利用でき、相対的に低価格にして多くのアプリケーションを可能にする。
「X線の短パルス、高輝度は、物質の構造の力学を追跡するのに非常に有用である。これによって化学反応をモニタする。またホログラフィック・スナップショットを撮って3D顕微ムービーを作成する」。
 UKではガン治療の改善要求も強い。粒子治療は現状では、あるタイプのガンの治療、患者のQOL改善に向けた有望なルートと見なされている。
 プロジェクトの恩恵は、アカデミック研究から、医療や産業の多くの新しいアプリケーションまで広範にわたる。

放射線治療の改善
これらのアプリケーションの中には非常に大きな影響を与えるものもある。医療放射線治療、核融合、高密度物質のイメージング。
 同大学物理学部Dino Jaroszynski教授によると、バブルサイズの放射線源やコンパクトな加速器を創ることで、研究チームは他の分野での改善も促進することができる。
 同教授は、「コンパクトなガンマ線源は、国境で核物質の発見に影響を与え、これは世界規模の安全強化に貢献することになる。貯蔵核廃棄物のイメージングも、原子力発電の遺物に影響を与えることになる」とコメントしている。
(詳細は、www.strath.ac.uk)