TOP500でInfiniBand EDR 100G、FDR 56G インタコネクト増加

November, 24, 2015, Frankfurt--メラノクス(Mellanox Technologies, Ltd)は、2015年11月、InfiniBandで接続されたシステムが、2014年11月比で増加したと発表した。これは、ユーザーのデータセンタ投資回収率(ROI)最大化を可能にするメラノクスInfiniBandソリューションの需要が増加していることを示している。
　InfiniBand接続システムは前年比で225から235に増加しており、TOP500リストの47％を占めている。FDR 56Gb/s InfiniBandシステムの数は、前年比16％増、EDR 100Gb/s InfiniBandは現在、TOP500で4システムを接続している。EDR 100Gb/s InfiniBandシステムは、2015年7月TOP500リストとの比較で2015年末には2倍以上になると見られている。
　11月のTOP500リストには、初のEthernetベースWeb 2.0を記録されており、中国からのクラウドインフラストラクチャも含まれている。これらはTOP500におけるHPCシステムとインタコネクトの全体的な傾向の変化を示している。このようなハイパースケールシステムは、類似のシステムアーキテクチャを使用しており、また効率を高めるためにRDMAやインテリジェントインタコネクトを必要としている。メラノクスEthernetアダプタRDMA over Converged Ethernet(RoCE)とスイッチは、そのようなインフラストラクチャが性能、拡張性、効率、ROI全般を高めることを可能にするものと位置づけられている。InfiniBandは、HPCベースのインフラストラクチャにとって主要なソリューションであり、HPCセグメントの61％、HPCアカデミックセグメントの80％、政府機関のシステムの50％で使用されている。クラウド、Web2.0およびエンタプライズ産業システムの混合では、InfiniBandは、これらのインフラストラクチャの24％を接続する。
　メラノクスの主張によると、同社InfiniBandは最先端のパフォーマンスであるため、ペタスケールコンピューティングで最も多く使用されているインタコネクトソリューションであり、リスト上の世界ペタスケールパフォーマンスシステムの45％を接続している。さらに、メラノクスInfiniBandソリューションは、Ethernetに対して4倍高い99.8％のシステム効率により、最高のROIを提供する。
(詳細は、www.mellanox.com)