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PG&O、LIGOプロジェクトに独自の光コンポーネントを供給

July, 23, 2015, Santa Ana--Precision Glass & Optics(PG&O)は、LIGO(レーザ干渉計重力波天文台)のチームと協働して、天文台の検出器から雑音、不要な電子信号を抑制するために使用される特殊ブラックガラスプレートを開発し導入に成功した。
 2つの大型干渉計、LIGOは、ワシントン州のHanfordとルイジアナ州のLivingstonに設置されている。これらは、科学研究のために宇宙の重力波の検出と計測に用いられる。
 LIGO向けに26の独自のブラックガラス光学パネルを4セット作製するためにPG&Oが選ばれた。個々のピースはスクライブされ、ウォータージェットで±0.010トレランスまで加工された。続いて各パーツには、レーザでパーツナンバーとシリアルナンバーが彫り込まれた。パネルは、コーティングプロセス前のクリーニングに先立って視覚的、寸法的仕様の両方で徹底的な検査が行われた。過剰雑音を除去するために、薄膜広帯域、反射防止、いわゆるBBARコーティング(1064nm、入射角0°でR<0.5%)された。PG&Oの特殊ブラックガラスがインストールされているLIGOの出力モードクリーナー(OMC)は、潜在的に重力波信号ではない光を除去するように用いられる。
 LIGOシステムエンジニア、Calum Torrie氏は、「重力波天文学では、天文学的には新開地に来ている。重力波は宇宙の物体の動きについての情報をもたらす。LIGOは、ミラーを振り子のように吊り下げたマイケルソン干渉計を利用している。このようなディテクタによって、光に依存しない新鮮な目で宇宙を研究することができる」とコメントしている。
 また、Dr. Torrieは、ARコートブラックガラスパネルをOMCサスペンション構造に取付けたことに関連して、「OMCを周囲の散乱パスから分離し、オプティクステーブルとOMCの反射金属面から分離した」と説明している。