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チリのVLTにTOPTICAのSodiumStarレーザ設置完了

May, 25, 2015, Karlsruhe--TOPTICAによると、4 Laser Guide Star Facility(4LGSF)の最初のユニットがESOの超大型望遠鏡VLTのユニットテレスコープ4にインストールされた。
 TOPTICAとヨーロッパ南天天文台(ESO)のチームは、予定されていた一連の評価テストを完了し、最初の発光と空での計測を数回行った。これは、完全なアダプティブオプティクスファシリティ完成に向けた大きな先進である。
 インストールされたSodiumStarレーザシステムのコアは、狭帯域シードダイオードレーザ、ファイバベースのラマンファイバ増幅モジュール、高効率共振周波数変換ユニットで構成されている。ラマンファイバ増幅器は、シードレーザとスペクトルシフトブロードバンド励起レーザとの光ファイバ内での非線形相互作用である。増幅器には、DL DFB赤外ダイオードレーザを供給し、出力は周波数逓倍、589nmで総平均出力20W超を達成。レーザ光は、5MHz以下の線幅、1.7GHzで10%の再励起周波数サイドバンド。
 SodiumStarレーザシステムの並外れたパラメータは、地球表面から90~110km上空の中間圏でナトリウム原子を効率よく励起するための前提条件となる。原子の再放出蛍光は大気中で、宇宙の彼方の実際の星からの光と同じ収差を経験する。したがって、ナトリウム原子の蛍光は、望遠鏡の適応型オプティクスで収差の計測と補正に使用できる。このようにして実際の星の回折限界像が地上設置の望遠鏡で得られる。
 TOPTICAのSodiumStarレーザは、コンパクトで高信頼のターンキーシステムで、これはカナダのMPB Communicationsと共同開発された。またこれは、色素レーザや固体レーザの和周波混合に対する独自の代替となる。これらは、過去にナトリウムレーザガイドスター形成に使用されていた。SodiumStarレーザは、3件の追加導入が予定されている。これによって将来、4LGSFが完了することになる。