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DILAS、20000個目のファイバレーザ励起モジュールを出荷

May, 12, 2015, Mainz--ダイオードレーザメーカー、DILASは20000個目のハイパワー、高輝度、T-Barファイバレーザ励起モジュールを出荷した。
 最初のユニット出荷は2009年。この製品は、kWクラスのファイバレーザシステム用の励起光源として設計、開発されている。当初から量産を計画していたので、製造工程は自動化レベルが高い。半導体チップ構造と光パラメータを最適化することで、DILASのT-Barアーキテクチャは、標準のマイクロオプティク速軸コリメータ(FAC)と遅軸コリメータ(SAC)の利用、全自動工程アセンブリにより、高いビーム品質とハイパワーを実現している。T-Barは、モノリシックマルチエミッタ光源で、個々の製造段階で多数のエミッタをハンドリングして複雑さの低減、製造のし易さを可能にしている。その結果、再現性、ビーム品質、ファイバ結合効率が強化されている。
 仕様は、設計値で200µmφ、NA0.22から出力135W。T-Barモジュールは後に、チップ構造とファイバ結合工程を最適化することで200µmφで200Wまでの出力増となった。現在のDILAS最新世代は、200µmφで出力250W、225µmφで270Wの特注高密度ダイオードレーザバーとなっている。当初は、ファイバコネクタは意図的にデタッチャブルであったが、ダイオードレーザモジュールはもはやスペアパーツと考えなくてよいことが分かった。最新世代は、ノンデタッチャブルのピグテールファイバで供給している。