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日立、レーザ・レーダー方式で人流情報を高精度計測

October, 21, 2014, Yokohama--日立情報通信エンジニアリング(日立)は、人数や動線、滞留状況などの人流情報を高精度かつプライバシーに配慮したレーザ・レーダー方式で計測し、提供する「人流計測サービス」を販売開始した。
 このサービスは、人が集まる商業空間などにおける人流情報をレーザ・センサーによって計測し、そのレポートを提供することで、広告宣伝に効果的な施設レイアウト設計や空間デザインなどの実現を支援する。
 人流計測は一般に、カメラで撮影した画像から人を自動認識して人流を計測する方式が採用されている。この方式は、さまざまな画像処理技術の適用や、既存カメラ設備の利用といったメリットがある一方で、太陽光の強弱など天候の影響による計測精度の低下や、人を撮影するのでプライバシーの問題につながる可能性がある。
 これに対し、レーザ・レーダー方式は、レーザ・センサーを用いた測距技術を採用しているため、安定した高精度の計測が可能であり、また個人を特定しないため、プライバシーにも配慮した方式。日立は従来より、同方式を用いた入退管理や侵入検知などのセキュリティシステムを提供してきた。その経験とノウハウを生かし、レーザ・レーダー方式を活用した「人流計測サービス」を開発した。
 「人流計測サービス」は、(1)測定場所・期間などの全体計画を策定する「導入コンサルサービス」、(2)センサ位置などの計測環境を構築する「導入設計サービス」、(3)計測機器の設置などを行う「センサ設置サービス」、(4)一定期間連続した人流計測を行う「流動計測サービス」、(5)計測データを図表化してレポート提供する「レポートサービス」、の5つのサービスで、導入からシステム構築、レポート提供まで人流計測をトータルにサポートする。顧客はレポートを参照・分析することにより、入店率把握、デッドスペースの有効活用、サイネージ連携による広告宣伝や展示ブースレイアウトの決定など、効果的な施設レイアウト設計や空間デザインが可能になる。
 日立グループでは、スマート情報分野における製品・サービス群をIntelligent Operationsとして体系化しており、同サービスを「Intelligent Operations for Community」の一つとして提供する。