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Scintil、シングルチップ100GHz DFBコムレーザ光源デモ

March, 13, 2023, Grenoble--Scintil Photonicsは、HPCやAIアプリケーション向け、最新技術、シングルチップマルチポート100 GHz DFB (Distributed FeedBack) Comb Laser SourceをOFC2023でデモした。

SCINTIL Comb Laser Source、これは100GHz周波数間隔(スペーシング)を達成した初の完全集積シングルチップである。これは、現在、利用できるスペーシングの1/2~1/4である。重要な利点の一つは、非常に狭い制御されたチャネル間隔であり、1本のファイバで光キャリアの数を増やすための重要機能である。

Scintil PhotonicsのCEO、Sylvie Menezoは、OFC2023で紹介した同社の最新イノベーション、100 GHz DFB Comb Laserに関連して、次のようにコメントしている。「コンピューティング容量増により、一段と高い伝送レートを備えたコンピューティングユニットの大規模ネットワークの接続が必要になっている。持続可能なエネルギー効率でこれを達成するために、ファイバオプティック伝送リンクは、1本のファイバで多重化された多数の光キャリで使用される。われわれは、各光キャリア間でわずか100GHz間隔のコムレーザ光源の実装に成功した。これは、今日利用できると見られるものと比べて、少なくとも2倍の数の光キャリをを提供する」。

HPCやAIアプリケーションの需要増により、一層高速で高効率の光インタコネクトが必要とされるようになっている。SCINTIL 100GHz-Comb Laser Sourceは、短距離伝送で非冷却DWDMリンクを利用可能にする、光キャリアは、2倍高密度になる(200GHz間隔に対して100GHz間隔)。

技術的特徴
DFBコムレーザ光源は、ホストASICsとオプティクスのコパッケージを促進するように設計されている。
・100GHz間隔のマルチ光キャリアと全てが、1または複数の出力ポートのいずかでまとめて利用できる。
・16光キャリア×64Gbps/ファイバの伝送を可能にする構成となっており、次世代光コンピュートインタコネクトリンクサポートに適している。
・簡単なロック機能は、システムメーカーに制御とパフォーマンスで比類のない特性を提供する。