iPronics、再プログラム可能フォトニックマイクロチップを初出荷

February, 21, 2023, Valencia--iPronicsは、注目すべき分野の複数の企業への初出荷成功を発表した。同社はプラグ&プレイ、プログラマブルフォトニックマイクロチップの最初の企業である。

光の速度で操作
iPronicsSmart Light Processorは、処理能力を改善し、データを光の速度で動かす。フォトニックマイクロチップは、電気チップ比で10×省エネ、20×高速であり、同時に遙かに多くの情報を処理する。

この新しいプロセッサは、使いやすいソフトウエアにより共通のフォトニックハードウエアプラットフォームの再構成を可能にする。これは、完全プログラマブルチップのクラスでは初である。以前のフォトニック集積回路は、固定機能であり、アプリケーションに特化した動作だった。新しい集積回路は、新興市場や技術に多くのアプリケーションがある。5G/6G信号処理、データセンタ、マシンラーニング、AIおよびコンピューティングなど。この技術のプログラマブル性は、新たな商用アプリケーションを解き放つ、ソフトウエアで光機能の生成を可能にするからである。これは、Time to Marketを著しく短縮し、システム設計、プロトタイピング、製造の総コストを下げる。

イノベーションの発送
iPronicsのチップは､米国とヨーロッパの顧客に発送された。これには多国籍通信およびエレクトロニクス会社、ヨーロッパの光ネットワーキング会社や大手US技術企業が含まれる。
iPronicsSmart Light Processorは、多数のものから際立っている。そのフォトニックチップがTime to Marketと費用対効果で優れているからである。カスタムフォトニックICsと比べて、開発時間は18ヶ月から数週間に短縮できる。これは、トータルコストを下げ、iPronicsのクライアントにとってリスクを軽減し、同時にフォトニック処理の約束を実現する。低消費電力、低遅延、高速コンピュテーションである。iPronicsSmart Light Processorにより革新的な技術企業は、高速光通信、RFフォトニクス、ニューロモルフィックコンピューティングなど、複数の最先端で先進的シリコンフォトニクス作業を継続できるようになる。

iPronicsのCEO、Mark Halfmanは、次のようにコメントしている。「パンデミック前に設立した会社には、開発から､様々なアプリケーションをサポートする初の商用注文を出荷するまで迅速に進行したのはほとんど前例がない。今回の発表は、当社の創設者のビジョンの証であり、チーム全体の献身である。これは、フォトニック産業にとっての重大な分岐点と当社のエキサイティングな時間の両方である」。
(詳細は、https://ipronics.com)