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ams OsramとCrytur、色変換レーザモジュールで統合技術

January, 10, 2023, Premstaetten/Turnov--光デバイスメーカー、Cryturは、ams OSRAMの PLPT9 450LB_EブルーレーザダイオードおよびCryturの新しいリン光体変換技術が最新のMonaLIGHTに組み込まれたと発表した。

CryturのMonaLIGHT B01モジュールは、非コヒレント、ハイパワー可視光狭ビームを生成する。これは、LEDsの光よりも遙かに効率的に光ファイバまたは光ガイドに結合可能である。モジュールは、強力なブルーレーザダイオード、TO90メタルCAN、ams OSRAM PLPT9 450LB_E、5Wレーザベースである。背後には、Crytur製の特別な透過型リン光体コンバータがある。レーザビームを散乱させる従来のリン光体コンバータと違い、Cryturリン光体は、ビームを狭角度に成形し、ダイオードの青色光をブロードスペクトル可視光出力に変換する(スペクトル帯域: 500nm-650nm)。

MonaLIGHTモジュールは、LEDでは達成できない7000cdまでのピーク光度を達成、電力変換効率は、光束1100 lmで少なくとも 80lm/W。モジュールのビームは、視野角8°、非常に小さな広がり< 0.2 mm2sr。スペースや重量が制限されるアプリケーションに理想的である。MonaLIGHTモジュールは、わずか12㎜径、24.1㎜長、重量18g。従来のレーザモジュールと比較して、MonaLIGHTは、より低コストではるかに高い光効率を達成している。他のモジュールと対照的に、MonaLIGHTモジュールの出力は、不要なスペクル効果はない。「Cryturが達成したリン光体技術におけるブレイクスルーは、PLPT9 450LB_Eレーザダイオードの高光度をフル活用しており、MonaLIGHTモジュールは、多くのアプリケーションで理想的な特定カラーと高効率を生成できる。そのような小さくて軽量のモジュールからの優れた特性を備えた強力な光出力を達成することは、非常に印象的技術成果である」とams Osramの視覚化、センシングビジネスライン、EMEA Head of Product Marketing、Jorg Heerleinは、コメントしている。 顧客の構成を可能にするモジュラーアーキテクチャ MonaLIGHTのモジュラー構造によりCryturは、特殊な顧客要件に応える出力を構成できる。顧客指定の光コンポーネント、バンドパススペクトルフィルタ、光ガイドやレンズなどは、モジュールに組込可能である。高いレベルの組込により顧客は、非常にコンパクト、高効率光アセンブリを構築できる。これによりモジュールは、多くのアプリケーションでの利用に理想的になる。これには、可視光あるいは蛍光顕微鏡などの科学機器、マシンビジョンシステム、アビオニクスシステムにおけるHUDsが含まれる。 (詳細は、https://ams-osram.com)