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ポラティス、192ファイバ片面オール光スイッチを発表

October, 2, 2014, Bedford--ポラティス(Polatis)は、新しい192-ファイバ構成シングルモード光スイッチを販売する。同スイッチは、パス損失ティピカル1dBで、任意のペアポート間のノンブロッキングSDN対応接続を提供する。
 従来のオールオプティカルスイッチはデュアルサイド(両面)で、一方の側の入力ポートグループと他方の出力ポートグループとの接続を形成している。このデザインは、先進的なアプリケーションでは構成を限界づけることになる。このようなアプリケーションでは、新しい柔軟な任意のポート間構成によりネットワークパフォーマンスが改善され、より効率的に容量を使えるようになっているからだ。192-ファイバカスタマー構成(192×CC)片面光スイッチは、入力グループと出力グループのどちらにも縛られない、他に類のないファイバポートとなっているので、ユーザは柔軟に192ファイバのどのポート間もノンブロッキング接続することができる。厳格に定められた入力ポートと出力ポートではなく、同じ光スイッチモジュールが対称的(N×N)および非対称的(N×M)スイッチ構成のいずれの組合せでも使える。
 「ソフトウエア制御とエニー・ツー・エニーポート接続の組合せは、新しいレベルの柔軟性をもたらすものであり、ファイバ資産を最適化するために顧客が選択すべきものとなる」とポラティスCEO、Gerald Wesel氏はコメントしている。「192×CC再構成可能光スイッチは、システムバジェットに影響を与えることなく全ファイバ接続を提供し、データセンタや通信ネットワークにおける光レイヤープロビジョニング、プロテクション、モニタリング、テストに新たな可能性を開くものである」。
 192×CCは、ポラティスシリーズ6000ファミリ光スイッチの最新製品であり、Polatis DirectLightダークファイバ光スイッチ特許技術を使用して実現している。スイッチは、低損失、反射ゼロの完全トランスペアレント接続を提供し、波長、方向、パワーレベル、ファイバのトラフィックとは完全に独立している。このため、シングルファイバBiDiトランシーバを採用するFTTxアクセスネットワークやデータセンタなど、ファイバの少ない環境で双方向伝送を利用するアプリケーションに理想的である。