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第2世代OIF 168pin仕様準拠100Gコヒーレントトランシーバ開発

September, 29, 2014, Tokyo--富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)は、100Gの長距離、DWDM伝送モジュールの業界標準 OIF 168pinモジュール第2世代仕様(OIF-MSA-100GLH-EM-02.0)に準拠した、デジタルコヒーレント方式小型(4″x 5″)100G コヒーレントトランシーバを開発し、2015年前半に出荷を開始する予定と発表した。
光トランシーバでは、現在コアネットワーク用途で長距離、大容量のOIF 168pinモジュール仕様(OIF-MSA-100GLH-EM-01.0)準拠、5″ x 7″の100G コヒーレント トランシーバの適用が拡大している。さらに小型、低消費電力をめざした第2世代のOIF 168pinモジュール仕様(OIF-MSA-100GLH-EM-02.0)準拠の小型(4″x 5″)100G コヒーレント トランシーバが求められている。
開発製品の特長
1.コンパチビリティを保証: 電気インターフェースは、第1世代のコヒーレント トランシーバと互換性があるOIF 168pinコネクタを採用し、OIF-MSA-100GLH-EM-02.0仕様に準拠しているため、ボード設計を変更することなく置き換えが可能となる。また、第1世代のコヒーレント トランシーバとの光通信対向特性(Interoperability)を保証している。
2.ナイキストフィルタリング機能を装備: 製品は、デジタル信号によるナイキストフィルタリング機能を実装。これにより、光領域での狭帯域フィルタリングを適用した高密度WDM伝送に対応可能。
3.小型回路設計・高密度実装技術の開発: 100Gデジタルコヒーレント信号処理には、NTT エレクトロニクス(NEL)製 低電力100Gデジタルコヒーレント信号処理LSI(LP-DSP)を採用。光送信部のLN変調器、及び光受信部の集積受信モジュールはFOCの小型デバイスを搭載。さらに、制御回路規模を大幅に削減する回路設計技術、高密度実装技術の適用により、第1世代のコヒーレント トランシーバに対して、体積比で50%、搭載面積比で40%の小型化を実現。