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フィニサ、Siフォトニクスを利用した50Gb/s光インタフェースのデモ

September, 26, 2014, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)は、シリコンフォトニクス技術を利用した業界初の50Gb/s光インタフェースのデモンストレーションを発表した。
 技術コンセプトは、40Gと50G NRZベーストランシーバモジュールが単一波長で、シングルモードファイバ(SMF)エラーフリー動作することを示しており、これはフィニサがこれまでにMMFで実証した40Gと50Gb/s VCSEL技術を補完するものとなる。
 ECOC 2014でのライブデモンストレーションは、シリアル40GbE、シリアル50GbE、次世代100GbEおよび400GbEに必要となる技術的構成要素を提供するものである、とフィニサは説明している。
 同社戦略マーケティング担当シニアディレクタ、Craig Thompson氏は、40Gと50Gシリアル光技術の多様なデモンストレーションに関連して「次世代のEthernetで、コストを下げ、迅速な採用促進に向けてどの技術を採択すべきかについて業界の合意を得るために重要である」とコメントしている。「使用されるデータレートや技術に関わりなく、50Gを市場に投入する際の最大の課題は、オプティクス、ICs、パッケージングおよびファームウエアコントロールなど、トータルシステムの設計である。併せて、量産に向けた設計も課題になる。この点は、フィニサが抜きんでている」。
 シスコシステムズのInsieme BUシニアVP/ジェネラルマネージャ、Luca Cafiero氏は、「Ciscoはシリコンフォトニクスに巨額の投資をしてきた。この重要技術の開発でフィニサの前進に大いに刺激を受けている。シリコンフォトニクス技術は、スイッチASICと光トランシーバ開発サイクルとの間のギャップ埋める可能性がある」とコメントしている。