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ノースロップグラマンのCIRCMシステム、米軍の飛行テスト完了

September, 3, 2014, Rolling Meadows--ノースロップグラマン(Northrop Grumman Corporation)のCIRCM(Common Infrared Countermeasures)システムは、UH-60M Black Hawkヘリコプタ搭載でその機能を実証し、新たな米軍テストを完了した。
 飛行テストは、レッドストーンテストセンタにより、アラバマ州ハンツビルのRedstone Arsenalで行われた。CIRCMシステムは、6週間にわたり厳しい条件にさらされ、その後政府が設計した全試験計画を完了した。同システムは、回転、バンク、炎、騒音、発砲など激しい航空機環境で有効であることを実証した。また、シーカミサイルに対抗する能力も実証した。
 ノースロップグラマンのジェネラルマネージャVP、Jeffrey Q. Palombo氏は「この飛行テストパフォーマンスは、当社のラボテスト実証結果と極めて高い相関性があり、われわれのアルゴリズムやソフトウエアの成熟性を示している。現場での100万時間を超えるレーザベース指向性赤外反撃システム動作、加えて1000時間の計測装置搭載CIRCMテストを利用して、当社はこのプログラムの飛行テスト中に遭遇する複雑なシナリオへの対処に成功した」とコメントしている。
 ノースロップグラマンのCIRCMシステムは軽量、高信頼レーザベース反撃装置。オープンアーキテクチャアプローチを採用した、CIRCMシステムは、回転翼、チルトロータ、小型固定翼航空機向けにレガシーおよび新しいミサイル警報システム統合し、操作できるように設計されている。ノースロップグラマンは、パートナーSELEX ESやDaylight Solutionsとともにソリューションを開発している。ノースロップグラマンの赤外反撃システムは、850を超える航空機、55の航空機タイプに搭載されている。これには、大型/小型固定翼、回転翼、チルト翼プラットフォームが含まれている。