コヒレント特設ページはこちら

Products/Applications 詳細

Quanergyの3D LiDARフロー管理ソリューション、SFMTAが導入

April, 12, 2022, Sunnyvale--Quanergy Systems, Inc.は、サンフランシスコ市交通局(SFMTA)が、INLの交通の流れ管理プラットフォームを統合したQuanergyの3D LiDARフロー管理 (Flow Management)ソリューションを導入したと発表した。目的は、Proof ofConcept Iilot Projectの一環としてサンフランシスコのライトレール車輌の移行時間改善。

SFMTA、サンフランシスコ市とカウンティの部署は、同市の全ての地上運輸の管理に責任を負っており、2021年7月から8月まで、信号タイミングプログラムを導入した。これは、同社のM-SeriesセンサとQORTEXDIC 3D管理ソフトウエアで構成されるQuanergyのFlow Managementソリューションを利用したもの。目標は、利用者が赤信号を待つことなく、他の道路利用者を遅らせることもなく、より早く目的地に到着するように輸送車両の移動時間を減らすことである。SFMTAは、新技術のインストール前後両方で、車輌の移動時間を比較した。TNLと協働してQuanergyは、交通のリアルタイム計測と最適化を支援するためにSFMTAにスマート3D LiDARソリューションを提供した。

「このプロジェクトは、われわれが初めてヒトや自動車を検出するためにLiDARを利用したことを目玉にしている」とSFMTAのプロジェクトマネージャ、Robert Limはコメントしている。「われわれは、飛躍的な改善を目の当たりにした。ライトレール車輌当たりの移行時間が、66秒減り、プロジェクトコリダで移行時間が16%減となったからである。この技術により、車輌が青信号で交差点に達する確率か62.1%から85.8%に改善し、赤信号による遅延がほぼなくなった」と同氏は続けている。

TNLの移動事業ユニットディレクタ、Paul Hoekstraは、「QuanergyのLiDARソリューションは、あらゆる天候と照明条件で極めて正確だった。これらのセンサを導入することでわれわれは、昼夜、いかなる天候条件でも対象物の正確な位置を示すことができる」と話している。

またQuanergyの市場開発とアライアンス担当VP、Gerald Beckerは、「われわれは政府機関とディベロッパーが、スマートシティアプリケーション実現の手伝いをする。目的は、インフラストラクチャの改善、当社の低いTCOで収益に影響を及ぼし、同時にゼロPIIリスクで市民のプライバシーを保護することである」とコメントしている。
(詳細は、https://quanergy.com/)