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POET、400G FR4と800Gレシーバ光エンジン発表

March, 11, 2022, Toronto--POET Technologies Inc. (“POET”)は、独自のハイブリッドシリコンフォトニクスプラットフォーム、POET Optical Interposerベースの400G FR4 と 800G (2x400G FR4) Receive (RX) Optical Enginesを発表した。

POET 400G FR4 Receive Optical Engine Photonic Integrated Circuit (PIC)は、今日入手可能なFR4 RX Optical Engineの業界唯一のチップスケール集積バージョンである。関連するパフォーマンス、パワーおよびコストの優位性は、デュアル400G FR4(800G)レシーバソリューションにも同様に適用される。その優位姓は、POET Optical Interposerプラットフォームによるものである。これは、「クラス最高」のフォトニックコンポーネントをシングルチップに集積することを可能にする。すなわちコストのかかる「アクティブ」アライメント要件は不要である。さらに、製品は、統合すると4つの独自の特徴を示し、「フリースペース」オプティクス、あるいは標準シリコンフォトニクスベースのエンジンと比較して優れたソリューションとなる。

・4×100Gまたは8×100G(2×400G構成) 56GbaudフォトディテクタのOptical Interposerフリップチップボンド、Optical Interposer内蔵垂直ミラーとのパッシブ結合。

・偏波無依存(非複屈折)、温度無依存(アサーマル)、低損失AWGベースクワッド波長DEMUXは、Optical Interposerの光導波路層にモノリシック集積されている。全ての機能は、従来のシリコンフォトニクスエンジンに対して優位性があり、優れている。

・光導波路層に集積されたInput Spot Size Convertersは、SMFの入力モードサイズに正確に一致しており、その低損失性能を強化する。

・小サイズ(3.8mm x 10mm)フォームファクタは、OSFP とQSFP-DD800の両方の光トランシーバモジュールで2×400G構成の800G Optical Engineを可能にする。

「当初の予定に先行して、400G800Gレシーバのサンプル出荷と品質評価の開始は喜ばしい。当社の先進的な独自のハイブリッドシリコンフォトニクスプラットフォーム技術は、400Gと800G FR4モジュールに求められるコストとパフォーマンスの提供に他に類を見ないほど適している。製品は、従来のピック&プレイスボンディング装置とフォトニクスデバイスのパッシブアライメントを使う、フォトニックエンジンの真の”半導体化”を示している。Super Photonics Xiamen (SPX)、当社の合弁会社Sanan ICとともに、当社は、この成長が速い市場の要求に応えるように急速に製造を拡大することもできる」とPOET Technologiesのチェアマン/CEO、Dr. Suresh Venkatesanは、話している。

Surinno Photonics (前Hengtong-Rockley)のCTO、Ben Chenは、「400Gレシーバは、真に変革的な技術を利用する、これはPOETのハイブリッドシリコンフォトニクスアプローチを400G/800G FR4モジュール市場で考慮に入れる力となる。POET Technologiesは、そのプラットフォームコンセプトを利用して、迅速に導入できる100G/200G TX-RXエンジンの実証で、使いやすい光エンジンをデータ通信市場に供給してきた。400G FR4エンジンも同様である。驚くべき技術である」とコメントしている。

LightCountingは、400Gと800G Ethernetトランシーバモジュールは、2024年までに年間20億ドルを上回ると予測している。400Gと800G Optical Engineは、SPXにより製造、供給される。
(詳細は、https://poet-technologies.com)