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II-VI、400ZR/ZR+向けQSFP形状プラガブル光ラインサブシステム

February, 24, 2022, Pittsburgh--II‐VI Incorporatedは、データセンタインタコネクト(DCIs)における8-ch 400ZR/ZR+トランスポート向け小型QSFPフォームファクタのプラガブル光ラインサブシステム(POLS)を発表した。

メガデータセンタの積極的構築が、DCIs急増を後押しし、よりコンパクトで省エネ、インストール、構成、オペレーションが容易な光トランスポートシステム需要を刺激している。II-VIの新しいPOLS製品、QSFP-LSは、非常にコンパクトなQSFPフォームファクタで設計されており、スイッチやルータのQSFPポートに直接プラグインでき、ポート速度にトランスペアレントである。また、フルデュプレクス多チャネル400ZR/ZR+トランスポートを可能にする。これには、多重、分割、可変利得増幅が含まれる。QSFP-LSは、400Gbpsで8チャネルまでのDWDM波長、ファイバペア当たり3.2Tbpsをサポートする。

「過去数年、われわれは、フラッグシップ3-pin非冷却マイクロポンプを含め、小型光増幅器コンポーネントスケールでブレイクスルーソリューション提供で業界をリードしてきた。これらのコンポーネントは、現在、当社のPOLSプラットフォームを差別化する構成要素である」とチーフマーケティングオフィサ、Sanjai Parthasarathiは話している。「QSFP-LSは、当社の最先端集積製品の一つであり、市場で最小のオープンラインシステムである。それは、10年前の類似増幅器モジュール技術の約1/5サイズであり、消費電力は1/3であるので、いかなるQSFPソケットの最大電力消費要件内にとどまる。専用ラックマウントラインシステムにおける類似機能と比較すると、QSFP-LSは、約1/2の電力消費、コストは約1/5、占めるスペースは桁違いに少ない」。

「元のOSFP-LSに加えて今回のQSFP-LSを発表したことでわれわれは、専用のラックマウントラインシステムの必要性をなくしてトランスポートソリューションを大幅に簡素化した。これは、インストール、パワーアップ、構成、モニタするためのネットワーク要素の数を著しく減らす」とArista NetworksのVP、Martin Hullはコメントしている。「POLS技術は、DCIにおけるパラダイムシフトを表すものであり、400ZR/ZR+プラガブルトランシーバ出現を補完し、それに匹敵するものである。つまり、QSFPポートに拡張することで装置密度の増加、低消費電力、成長に併せて支払う柔軟性の点である」。

QSFP-LSは、コヒレント伝送向けII-VIのプラがフルモジュールファミリを拡張するものであり、これには400ZR+QSFP-DD-DCOトランシーバを含む。
(詳細は、https://ii-vi.com/)