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NeoPhotonics、ROADMベースメトロ向け0dBm CFP2-DCO発表

September, 13, 2021, San Jose--NeoPhotonics Corporationは、400GマルチレートCFP2-DCOコヒレントプラガブルトランシーバの新しい高出力バージョンを発表した。これは、0dBm出力であり、メトロ、リージョナル、LH ROADMベース光ネットワークで動作するように設計されている。

この新しい高出力モジュールは、NeoPhotonics垂直統合InPプラットフォームをベースにしており、これにはウルトラピュアNanoチューナブルレーザ、Class 40コヒレントドライバ変調器(CDM)、コヒレントレシーバ(ICR)が含まれている。モジュールは、長距離伝送を可能にする最大67Gbaudで動作し、優れたレシーバ光信号対雑音比(rOSNR)性能を示している。重要な差別化ポイントは、そのトランスミッタが、0dBm出力達成のために光増幅器を組み込んでいることである。同時に、これは業界ベストのトランスミッタOSNR、帯域外OSNRパフォーマンスであるとNeoPhotonicsは考えている。高いトランスミッタOSNRにより長距離伝送、あるいはより多くのROADMステージが可能になり、同時に帯域外OSNRが高くなることで、カラーレスROADMsのクロストーク低減保証となる。

高出力と優れたOSNRパフォーマンスに加えて、ROADMアプリケーションは、その信号がネットワークのマルチROADMsを通過する際、CFP2-DCOの光フィルタリングトレランスにも依存している。これは、各ROADMステージが光フィルタリングを生かし、スペクトラルエッジで信号のパワーを低下させるからである。CFP2-DCOモジュールは、メトロアプリケーションに最適であり、16 ROADMスパンまでネットワーク分散をカバーするので、ほぼ全てのネットワークシナリオをカバーする。さらに、このモジュールは、75GHz DWDMチャネルスペーシングで高いスペクトル効率動作する。同じ400G CFP2-DCOモジュールが、400Gおよび200GでLHアプリケーションをカバーする十分な性能を持っている。

NeoPhotonicsのチェアマン/CEO、Tim Jenksは、「当社の最新CFP2-DCOコヒレントプラガブルモジュールは、高出力、ロバストROADMフィルタリングトレランス、1500km伝送で実証されているので顧客は、基本的に全てのメトロROADMユースケースを一つのコヒレントプラガブルソリューションでカバーできる。したがって、ネットワーク設計を簡素化し、ディスアグリゲーションを可能にし、在庫コストを下げることができる」とコメントしている。また同氏は、「ラインカードよりも大幅に低出力であるが、プラガブルモジュールでラインカード相当のパフォーマンスを達成するカギは、当社光ソリューションとNanoチューナブルレーザの垂直統合にある」と結論づけている。