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Osram、光出力50Wのコンパクトレーザモジュール

July, 7, 2014, Regensburg--オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、20個のブルーレーザチップを新しいPLPM4 450モジュールに詰め込んだ。このようなコンパクトなレーザマルチチップパッケージは初めてのケース。
 いまでは、個別のレーザダイオードから光源を取り出す代わりに、レーザプロジェクタの複雑さを大幅に軽減することが可能になった。開発チームは、個々のチップの光出力を倍増することにも成功している。これにより、新しいレーザモジュールの総出力は50Wになった。このことは、プロ用レーザプロジェクタがたった1つのコンポーネントで2000ルーメンを超えるレベルの輝度を達成できることを意味する。
 オスラムは、ブルーPLPM4 450マルチチップパッケージによってレーザプロジェクタ用光源でNo.1の地位を強化している。バタフライパッケージをプロジェクション用途に適用したのはオスラムの開発チームが初めて。その成果によって、プロジェクタへの統合を著しく容易にする極めて強力なレーザモジュールが誕生した。パッケージサイズは25.5×35㎜、4本のコパーバーを収用して、それぞれに5個のブルーレーザチップが順次接続され、各々が2.3Aで動作する。このマルチチップ製品は、ティピカル165W電気入力で50Wの光出力。波長は440~460nm。効率は30%。
 コンバータホイールと組み合わせたブルーレーザダイオードは、レーザプロジェクタの光源として用いられる。コンバータホイールは青色光の一部を2つの原色、赤と緑に変換する。これまでは、プロ用途で十分な輝度を達成するには、20個以上の個別レーザダイオードを組み合わせなければならなかった。光出力50Wのモジュールは、ただ1つのパッケージで2000ルーメンを超えるレベルのプロジェクション輝度を実現する。複数のモジュールをインストールすれば、5000ルーメンを遙かに超えることも可能だ。例えば、大コンファランスルーム用のプロジェクション。PLPM4 450の高い光出力を達成するために研究チームは、シングルチップのパラメータを1.6Wから3.2Wになるように最適化し、モジュールの熱抵抗も改善した。
 出力だけでなく、製造コストも大幅に改善されている。マルチチップパッケージにインストールしてアライメントすることで、たくさんの個別TOパッケージよりも時間もコストも下がる。全てのレーザチップからの出力は、1個のレンズアレイでコリメートできる。オスラムのマーケティングマネージャ、Stephan Haneder氏によると、この新しいパッケージはプロジェクション市場におけるブレイクスルーを可能にするものである。
 PLPM4 450の量産は2014年末に始まる予定。サンプル提供はこのこの夏から。
(詳細は、www.osram-os.com)