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ファーウェイ、メトロWDM装置用200G PIDを発表

June, 30, 2014, Shenzhen--ファーウェイは、次世代光ネットワーキングフォーラムで、メトロWDM装置用に200Gフォトニック集積デバイス(PID)を発表した。このデバイスは、「エッジに至るまでWDM/OTN」導入促進に寄与する。
 将来のバックボーンパイプはパシフィック全域に広がり、首都圏ネットワークの伝送容量は、バックボーンからの膨大なトラフィックの効果的なオフロードに応じて拡張が必要になる。このことは、「エッジに至るまでWDM/OTN」の導入が不可欠になることを意味する。しかし従来のネットワークエッジで使用されているWDM装置は必要となる超大容量を提供することはできない。加えて、アナログWDM信号のプラニングと設定は複雑であり、このことがエッジWDM装置の大量導入を阻んでいる。
 フォトニック集積技術によって、レーザ、変調器、ディテクタ、MUXとDEMUXなどWDMシステムのOEコンポーネントをセンチメートルサイズのPIDチップに集積することが可能になる。高集積のチップは、ボード間を多数のピグテールで接続することなく大容量を提供でき、光パワー、分散補償、SNRなどパラメタを考えて設定する作業を省くことができる。これにより、エッジWDM装置にプラグアンドプレイが可能になり、導入やメンテナンスコストの大幅削減、エッジまでのWDM/OTN展開が容易になる。PIDソリューションは現在、ファーウェイのOSN 1800 Vで利用でき、ファイバあたり200Gbpsを提供できる。ファーウェイは、400G PIDソリューションにも取り組んでいる。